こんにちは、まよねーずです!
新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっていますね。日本も例外ではなく、ここ連日東京では数十人単位で感染者が増えているとニュースで報道されています。
北海道は一時期より収まったように思いますがまだまだ油断はできません。今後も厳しい状況が続きそうですが、明るく前を向いて過ごしていきましょう。
さて、記念すべきメトロイドヴァニア紹介第1弾ですが、第1弾と第2弾は僕の記事がどんなものか見てもらう意味でも、ハマったメトロイドヴァニア作品を紹介しようと思います。
ということで、最初に紹介するのは『Dust: An Elysian Tail(ダスト アン エリジアン テイル)』です。
目次
Dust: An Elysian Tailについて
開発 | Humble Hearts LLC |
リリースプラットフォーム | XBOX360、PS4、Steam、iOS |
価格 | XBOX360:¥1,543 PS4:¥1,681 Steam:¥1,480 iOS:¥730 |
本作は、Epic MegaGames(現Epic Games)でアニメーターとして従事されていたDean Dodrill氏が、 ほぼ独力で3年半をかけて製作された作品です。
ほぼ一人で作られたとは思えないクオリティの高さで、リリース後はユーザーから高評価の嵐!初回リリースから8年経った今でもプレイしているユーザーは多く、いまだ色あせることのない名作です。
リリース自体はXbox LIVEアーケードが先発で、その後steamやPS4に移植されました。
ちなみに本作がきっかけで僕は世界のメトロイドヴァニア人気、海外にもインディー開発スタジオが数多く存在すること、そして様々なスタジオがメトロイドやドラキュラ月下にインスパイアされた作品(メトロイドヴァニア)を生み出していることを知りました。そんな思い入れのある作品です。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
エリュシオン大陸で綴られる運命の物語

本作の舞台はエリュシオンと呼ばれる大陸。その大陸では皇帝ガイウス率いる王国がエリュシオンを支配するために動いていました。そんな戦火の絶えない大陸のとある森で、記憶がない主人公ダストは目覚めます。
ダストはその森で言葉を話す剣アーラ、おてんばな剣の守護者フィジットと出会います。そしてひょんなことから共に旅をすることになります。
自分自身の記憶がないダストは、その度を通して自分自身の過去、そして運命に迫っていきます。
ステージクリア型を採用したヴァニア寄り

選択時にマップごとの探索率が表示される
ゲーム内容は、まず本作はマップが地続きにはなっておらず、ワールドマップからステージを選択します。ステージに入るとメトロイドヴァニアおなじみのサイドスクロールになり、ステージ内のマップを探索できます。
ちなみにステージには何度も入ることが可能なので、取り逃したアイテムを取りに行ったり、マップを埋めたりも可能です。こんな風にマップ踏破率とアイテム回収率が出てくれます。
また、キャッスルヴァニア寄りのためレベルや装備の概念があり、コツコツレベルを上げるのが好きな人にもオススメです。やっぱりレベルや装備があるとワクワクしますよね。

装備、レベル、ステータスがあるヴァニア寄り
良かった点
アニメーターが制作した美麗なアニメーション

開発者は元Epic Gamesアニメーターさん
雰囲気はさすがアニメーターの方が製作しただけありとても美しく幻想的。そしてキャラクターも癖がなく良い感じ。
ちなみに登場するキャラクターはほぼ獣です。人間は出てきません。なのでケモナーの方にはかなりご満足いただけるつくりになっているのではないかと思います。
途中アニメーションシーンが入ったりもするんですが、それも滑らかにヌルヌル動きます。さすが元アニメーターの方が制作しただけあるなと感動しました。
スピード感のある爽快なバトル

本作の魅力はなんと言ってもバトルにあります。メトロイドヴァニアには珍しく敵がわんさか出てくるので戦い甲斐があります。攻撃はコンボになっているためとても爽快です!
動きもかなりスタイリッシュで、剣コンボのラストに繰り出す投げ技や、敵を空中に斬り上げてからの連続斬りなど、デビルメイクライのダンテ顔負けのスタイリッシュアクションを見せてくれます。
中でも相棒フィジットとのコンビネーション技、これがまた爽快感抜群です。

フィジットの魔法によって攻撃が変化する
フィジットはサポートとして敵を魔法で攻撃してくれるのですが、それが何とも寂しいもの。しかしフィジットの魔法に合わせてタイミングよくアーラの剣を振り回すと、敵を一掃できるほど強力な攻撃魔法に変化します。
技を使ったあと動くことができるので、魔法を当てつつ剣で攻撃もできます。実績やトロフィーの中にはヒット数に関するものもあるので、ぜひトロフィーをゲットしてみてください。
ただあまり剣を振り回し過ぎるとダストが吹っ飛んでしまうので要注意。何事もやり過ぎは良くない。
気になった点
一部アクションに癖あり
ぶっちゃけ本作に関しては非の打ち所がないのですが、強いて挙げるなら一部のアクションに癖があります。それは空中回転攻撃。空中回転攻撃はきりもみ回転で剣を振り回して攻撃するのですが、その軌道が厄介です。
スティックで方向を操作できるのですが、軌道に癖があるため意図せぬ方向に飛んで行ったりします。コンボを稼ぎたい時思うように操作ができず、人によっては少しイライラしてしまうかもしれません。
また、ステージ内には岩の壁(柱?)で塞がれている場所があり、剣で壊せる壁もあれば爆弾木の実を使用しないと壊せない壁もあります。木の実は大抵壁の近くにあるのですが、少し離れた場所にあり壁まで運ばないといけないものも。
木の実は回転攻撃や空中回転攻撃を使用して運びます。しかし軌道が定まらずあらぬ方向に木の実を運んでしまうことが多々あり、攻略に関係のない場所ならいいのですが、関連した場所だとなかなか進めずストレスになってしまいます。
まとめ
- アニメーターが制作した美麗なアニメーション
- スピード感のある爽快なバトル
- 一部アクションに癖あり
8年経った今でも色あせることがない名作。Steamではいまだに高評価を獲得するなど、まさに圧倒的。本作をまだプレイしたことがないというそこのあなた、ぜひこの機会にプレイしてみませんか?おもしろいよ!
ではでは今回はこの辺で。
また次回!