【感想・レビュー】レトログラフィックとサウンドも再現!古き良き名作のリメイク『ワンダーボーイ:ドラゴンの罠(Wonder Boy: The Dragon’s Trap )』

こんにちは、まよねーずです!

『レムナント:フロム・ジ・アッシュ』プレイしてます。そしてついに死にゲーの洗礼を受けました。とにかく敵が多い!これでもかとわんさか出てきます。一度敵と遭遇して何体か倒して少し進むとまた敵がいて、倒して進むとまた敵がいるみたいない状況です。しかも大体複数で攻めてきます。

こちらも射撃ができるしレベルや装備もあるので、ただ数が多いだけなら何とか対処できるんですが、敵の中には強い奴も混ざっていることが多く、そいつらにプラスしてわんさかザコが押し寄せてくることがあります。さらには倒すまでザコを延々と召喚してくるなんて奴も!そいつがきた時はもうてんやわんやです。

そんなこんな阿鼻叫喚の毎日を送っておりますが楽しいです。気になった方いたらぜひプレイしてみてください。おもしろいけど大変です。

では7月最初の今回は『ワンダーボーイ:ドラゴンの罠(Wonder Boy: The Dragon’s Trap )』の紹介です。

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ワンダーボーイ:ドラゴンの罠について

開発Lizardcube
リリースプラットフォームSteam、PS4、Switch、iOS、Android
価格Steam:¥1,980
PS4:¥2,241
Switch:¥2,200
iOS:¥980
Android:¥1,140

本作はフランス、パリにあるスタジオLizardcubeが手掛けた作品です。

その昔セガ・マスターシステムで発売された名作『ワンダーボーイⅡ ドラゴンの罠』のリメイク作品で、古き良きテイストを残しつつ現代風にリメイクされました。

オリジナルは今でも根強いファンが多く、特に海外では多くのファンが存在します。本作もそんなファン達の声によってリメイクを果たした作品なんだと思うと、何だか感慨深いものがありますね。

ちなみにオリジナルは「メトロイドヴァニア」という言葉が作られるよりもはるか前にリリースしています。というのもありメトロイドヴァニアとして紹介するのはどうなんだろう、なんて葛藤があったりなかったりします。

でもゲーム性としては間違ってはいないので、新しい世代のファンにも知ってもらうため、あえてメトロイドヴァニアとして紹介していきます。

「これはメトロイドヴァニアじゃない!」と思っているファンの方申し訳ありません。なにとぞご容赦いただけるとありがたいです。

ストーリー・ゲーム内容はどんな感じ?

前作の戦いで受けた呪いを解くためワンダーボーイの冒険再び

本作は前作ワンダーボーイの続編です。前作のラスボスであるメカドラゴン討伐後、主人公はドラゴンの呪いによってリザードマンの姿に変えられてしまいます。

その呪いを解くためには魔法のアイテム「サラマンダークロス」というアイテムが必要とのこと。主人公はサラマンダークロスを求めて冒険へと旅立つ、という物語です。

全体的にポップなつくりのヴァニア寄り

見た目は丁寧な手書きのグラフィックが作品の雰囲気にマッチしています。敵も味方もコミカル色が強いため、殺伐とした雰囲気や陰鬱な雰囲気が苦手な方が受け入れやすいんじゃないかと思います。

レベルアップの要素がなく、マップに隠された強化アイテムやスキルを獲得して進んでいくタイプですが、武器と防具がしっかりあって攻撃、防御だけとはいえステータスもあったりするのでヴァニア寄りです。マップ表示はありませんがそこまで入り組んでいないので大丈夫です。

良かった点

色々な動物に変身して探索範囲を広げていくのが新鮮

本作はスキルを獲得するオーソドックスなタイプではなく、様々な生き物に変身する能力を獲得していくタイプで、変身後の能力を使って通常では踏み込めない場所に踏み込むなどしていきます。

例えばネズミに変身した時は、キャラクターのサイズが小さくなるため狭いところを通ることができるだったり、鳥に変身した時は空を飛べるのでジャンプで届かない場所へ行けるようになったりと、変身した生き物によって能力が異なります。

数は多くありませんが色々な生き物に変身して探索範囲を広げていけるのが、いつもと違って新鮮でした。

いつでもレトログラフィック、レトロサウンドにチェンジできる

本作は過去にセガ・マスターシステムで発売されていたレトロゲームのリメイクで。昔はドット絵でしたが、今回は丁寧な手書きのグラフィックで表現されています。

僕はとても好きなのですが、もしかしたら人によって「レトログラフィックの方が味があっていいなぁ」なんて思う方もいるかもしれません。

安心してください。なんと本作はそんなレトロフリークな方のために、いつでも昔懐かしいレトログラフィックに切り替えることが可能です。冒険中ボタン一つで切り替えが可能で、瞬時にレトログラフィックに切り替わってくれます。もちろんもう一度ボタンを押せば通常グラフィックに戻すことも可能です。

また、グラフィックだけでなく、音楽もレトロサウンドに変更できたりと、古き良き時代のゲームを感じられる粋な演出が個人的には良かったです。

主人公はボーイだけじゃなくガールもいる

「ワンダーボーイ」ということもあり、原作はボーイ(男の子)が主人公なのですが、実は今回のリメイクではボーイだけではなくガール(女の子)も選択できるというまさかのシステムが!

しかもゲーム内容にもしっかり反映してくれ、プレイ時はもちろんのこと、イベントシーンもしっかガールに変更されており、さらにはスタート画面もタイトルもしっかり「ワンダーガール」になっています。

昨今女性キャラを選択してプレイするユーザーが増えてきています。そんな方の欲望(変な意味はないよ!)も叶えてくれる作りの細かい演出が素直にすごいと思いました。

気になった点

変身が気軽にできない

本作の醍醐味の一つである変身ですが、いつでもどこでも変身できる訳ではないのは物足りなかったです。特定の場所に行って特定の姿に変身できるという仕様のため、いちいちその場所まで行って変身して進まないといけないのは面倒でした。

変身ボタンがありいつでも切り替え可能だったら、進行もスムーズになって良かったなと思いました。

まとめ

ここが良かった
  • 色々な動物に変身して探索範囲を広げていくのが新鮮
  • いつでもレトログラフィック、レトロサウンドにチェンジできる
  • 主人公はボーイだけじゃなくガールもいる
  • 変身が気軽にできない

原作の雰囲気は残しつつ、今風にリファインされた名作のリメイクです。当時ワンダーボーイが好きだった方、僕のようにメトロイドヴァニアが好きという方どちらにも刺さる作品だと思います。未プレイの方はぜひ一度プレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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