【感想・レビュー】AXIOM VERGE(アクシオムヴァージ)

こんにちは、まよねーずです!

かれこれ在宅で仕事することが長くなってからというもの、見事に生活がだらけてきたように感じます。

なるべく朝はいつもの仕事時の起床時間に起きてはみるものの、その後ダラダラと布団の中で過ごしたり、そのままウトウトしちゃったり。

起きてはみるものの何をするでもなくボーッとテレビを見ていたり。いかんです。

いざ会社へ出勤できるとなった時のため、今のうちからリハビリしないと!なんて思う今日この頃です。

さて今回はメトロイドインスパイアとして高いクオリティを誇る作品『AXIOM VERGE(アクシオムヴァージ)』です。

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AXIOM VERGEについて

開発Thomas Happ Games
リリースプラットフォームPS4、Steam、Switch
価格PS4:¥2,036
Steam:¥1,980
Switch:¥1,999

本作はThomas Happ Gamesが開発した、メトロイドに色濃くインスパイアされた作品です。

驚くことにゲームデザインからプログラミング、ストーリーといったすべてを、メインクリエイターであるThomas Happ氏お一人で開発されています。

以前紹介したDust: An Elysian Tailの開発者の方がほぼお一人で開発されたと紹介しましたが、本作は完全にHapp氏一人で2010年から5年かけて開発されたものです。

2015年3月にsteamでリリースされてから2年以上の歳月を経て、日本の家庭用ゲーム機にもリリースされました。

以前から話題になっていた事もあり、リリース後もかなり好調で、今や様々なプラットフォームでプレイできる名作メトロイドヴァニアの一つです。

『AXIOM VERGE2』もリリースされ僕もプレイしました!レビュー記事も書きましたのでこちらもぜひ!

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

奇妙な異世界で目覚めた科学者の冒険

地球とは違う奇妙な世界で目を覚ますトレース

主人公トレースは、科学者として研究所で働いています。トレースはとある実験を行なっている最中、実験により発生した爆発に巻き込まれてしまいます。

その後目を覚ますとそこは奇妙な世界。何が起きたかわからない彼に不思議な声が聞こえます。

何が起こっているかわからないながらも、不思議な声に導かれながら謎多き世界を冒険していきます。

奇妙な世界を探索するメトロイインスパイア

奇妙な世界の住人。故H・R・ギーガー氏が描く世界観を彷彿とさせる

探索することになる世界には、その住民ともいえる巨大な生命体が複数存在します。

人の顔や体と機械を融合させたような美しくも奇妙な造形は、故H・R・ギーガー氏の世界観を彷彿とさせます。

武器選択画面。すべてショットだが、そのバリエーションは豊富。

ゲーム内容はメトロイドに色濃く影響を受けているため、基本的にはメトロイドと同じです。様々なマップを進み強化アイテムやスキルを獲得し、新しい場所へと進んでいきます。

武器はメトロイドよりもバリエーションが豊富のため、自分好みの武器を探してみるのも良いと思います。

良かった点

メトロイド好きなら違和感なくプレイできる操作性

見た目も操作も見事にメトロイド

どこまでもメトロイドな本作。見た目もさることながら、操作もメトロイドそのまま。

8方向にショットが撃てる、ジャンプもできる、狭い所も通れるようになる、敵を攻撃すると体力回復アイテムが獲得でき、それがボスならどっさり出るのも同じ。

巨大なボス戦。メトロイド同様手に汗握るバトルが楽しめる

とにかくこれでもなくメトロイドライクな作品です。ここまで酷似していると「メトロイドのパクリじゃないか」と言われてしまいそうですが、クオリティが高く作られているため全くそんな事は感じません。

むしろよくここまで同じものをクオリティ高く作ることができたな、なんて思ってしまうくらいです。

ゲームを盛り上げるグラップリングフックとバグ修正

前述したとおり、メトロイドにはないオリジナルの要素もあります。特徴的なのがグラップリングフックとバグです。まずグラップリングは、天井にフックを括り付け、掴んで離れた場所に移動ができるものです。

グラップリング。しっかり掴んで移動可能

以前紹介したKUNAIと違ってスピード感はないものの、しっかりと天井を掴んで移動する様は「ヒットラーの復活(バイオニックコマンドー)」のようです。

また、バグについては昔のゲームでよく見かけたゲーム画面がおかしくなる症状、あれです。道中にはゲーム画面が崩れたようにおかしくなっている場所があります。

そこに超音波のような光線を当てるとその崩れが解消され進めるようになるという、まるで自分でバグを修正しているかのような感覚です。

超音波攻撃で敵をバグらせる事も可能

しかもこの光線は敵にも効果があり、敵によっては光線を当て続けると弾が撃てなくなったり、こちらで自由に操作ができるようになります。

敵にバグを与えているイメージです。もちろんバグを植え付けらえてしまった敵は見た目がおかしくなります。

気になった点

目新しさがない

この作品は特に気になる点はないのですが、強いて言えばメトロイドに酷似して作られていることもあり、目新しさはありません。操作性も含めメトロイドなのでプレイはしやすいのですが、オリジナリティは特になく、良い意味でも悪い意味でも「うまくまとめられたメトロイドインスパイア作品」になっています。

ただ、決してつまらないという訳ではなく、そこはメトロイドインパイア作品という点もあり、メトロイド抜きにして普通におもしろいです。

まとめ

ここが良かった
  • メトロイド好きなら違和感なくプレイできる操作性
  • ゲームを盛り上げるグラップリングフックとバグ修正
ここが気になった
  • 目新しさがない

名作と呼ばれたメトロイドをこれでもかとインスパイアした本作。メトロイドの新作が出ない今だからこそ、ぜひプレイしてほしい作品です。

それでは今回はこの辺で。
また次回!

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