【感想・レビュー】Astronite(アストロナイト)

こんにちは、まよねーずです!

ついにこの季節がやってきました。先月終わり頃から北海道では雪が降り出し、場所によってはガッツリ積もっている場所もあるようです。

我が街札幌も例外ではなく、降ったり止んだりを繰り返し、少しですが雪が積もり始めてきました。

そんな中、今年は転ばないことを目標に、冬靴をスパイク付きのタフな奴に新調しました。さすがスパイク付きだけあり、スケートリンクみたいな路面でも滑らず、しっかり踏み締めて歩けるのは嬉しいです。

しかし冬はまだまだこれから。どしんどん増える雪と氷にどこまで耐えてくれるか、楽しみ半分ドキドキ半分です。

さて今回は、見た目シンプル中身骨太な1ビット風メトロイドヴァニア「Astronite(アストロナイト)」のレビューです。

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Astronite(アストロナイト)について

開発元Dume Games Studio
リリースプラットフォームSteam、PS5、PS4、Switch、Xbox Series X/S、Xbox one
価格Steam:¥1,520
PS5、PS4:¥1,800
Switch:¥1,800
Xbox Series X/S、Xbox one:¥1,750

本作はDume Games Studioが手掛けた作品です。モノクロ調の1ビット風なつくりが特徴的なメトロイドヴァニアで、見た目は以前紹介したGato Roboto(ガトロボト)に似ています。

2022年12月1日に様々なプラットフォームでリリースされたばかりの新作です。僕は今回Switch版を購入してプレイしました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

故郷である惑星を取り戻すためのミッションを遂行せよ!

舞台となるのは広大な宇宙に浮かぶ惑星ネプリア。主人公であるアストロナイトは、中央司令部からの「ミッション2205」を遂行するためこの惑星に訪れます。

かつてネプリアはアストロナイト達人類の故郷でしたが、「エンティティ」と呼ばれる未知の生命体により乗っ取られ星から追いやられてしまいます。しかし、人類は故郷を取り戻そうとネプリアに探索隊を送ります。その一人がアストロナイトです。

しかし、もうじき故郷の星に着陸するというところで宇宙船が何かに衝突。その衝撃により機体が制御不能となってしまいます。そしてまっさかさまに惑星ネプリアへと墜落します。

なんとか墜落した宇宙船から脱出したアストロナイトは、変わり果てたネプリアを探索します。墜落地点からしばらく進むと地下深くに続く穴を発見。そこは古代の遺跡でした。

しばらく進むと広い部屋に出ました。そしてそこに突如大きな目が浮かび上がります。大きな目は意味不明な独り言を呟くと、アストロナイトに向かって「ここで終わる」と言い放ち、彼の荷物を根こそぎ奪っていきました。

丸腰となったアストロナイトは、失った荷物を見つけミッションを遂行するため遺跡の奥へと進んでいきます。果たしてアストロナイトは、無事ミッションを達成し故郷を取り戻すことができるのでしょうか。

1ビットなモノクロメトロイドヴァニア

本作はメトロイド寄りのメトロイドヴァニアです。アストロナイトを操作して惑星内を探索し、強化アイテムやアクションスキルを獲得しながら進んでいきます。

見た目は1ビットなモノクロ調ですが、全体的にヌルヌル動く作りになっているため、1ビットながら迫力のある印象です。

ゲーム自体はオーソドックスなメトロイドヴァニアのため、特別特徴的な点はないものの、メトロイドヴァニアのツボは抑えられています。

探索のメインとなるのはダッシュとホバリングで、アクションスキルを獲得すると使用できるようになり、その後もこの2つは強化していくことが可能です。

それ以外にも息継ぎなしで水の中を探索できるアイテムや、特定のブロックを破壊できるショットなど様々なアクションスキルがあります。

探索スキル以外にも様々なアイテムがあり、そういったものはショップで購入が可能です。敵を倒すと獲得できるお金のようなもの使って様々なものを購入できます。

敵の体力が見えるものやマップにアイテムを表示させるもの、右下に敵の名前を表示させるドラキュラ月下を彷彿とさせるマニアックなものもあります。

ただし、死亡してしまうと獲得したお金を死亡した場所に落としてしまい、取りに行く途中で死亡するとロストしてしまうという某ソウルライクと同じ要素があるため注意です。

良かった点

シンプルながらアクション性のあるバトル

全体的にシンプルな作品ですが、バトルも非常にシンプルです。上下左右にショットとチャージショットのみ。非常にシンプル。

ですが、ダッシュとホバリングを組み合わせないと攻撃が当たらないザコやボスも多く、立ち回りにはアクション性を求められます。

アクション性があると言ってもそこまで難しいものではなく、ダッシュとホバリングの特性を理解していれば問題ありません。

そのため個人的にはバトルが一番楽しいと感じました。敵の強さに理不尽さはなく、ちゃんと立ち回ればちゃんと勝てる点も良かったです。

気になった点

トラップ地帯が多く理不尽

バトルに関してはそこまで難易度が高くなく、ちゃんと楽しめるレベルではあるのですが、トラップ地帯がとても多く、その内容も理不尽です。見た瞬間「いや、これ無理だろ」なんて場所もあります。

プラットフォームアクションが得意な方なら意外にそうでもないのかもしれませんが、それにしてもひどい場所が多いと感じました。

また、少しでも触れるとミスになりスタート地点に戻される場所も多く、針がびっしり張り巡らされた部屋では、足場の針だけでなく上部の針もミス扱いになり、何度もスタート地点に戻されたのは非常にストレスでした。

もう少し難易度を調整して欲しかったです。せめてスタート地点まで戻されるのはやめてほしいです。

まとめ

ここが良かった
  • シンプルながらアクション性のあるバトル
ここが気になった
  • トラップ地帯が多く理不尽

理不尽なトラップ地帯も多く全体的に今一歩なところもありますが、メトロイドヴァニアとしての王道を手堅く抑えた作品です。

メトロイドヴァニア好きはもちろん、理不尽なトラップにもめげずに挑戦したいというチャレンジングな方にはオススメです。気になった方はぜひ一度プレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。メトロイドヴァニアレビュー記事100本までついにあと1本…!!
次回でいよいよ100本目となります!それではまた次回!

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