【感想・レビュー】シャンティと7人のセイレーン(Shantae and the Seven Sirens)

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こんにちは、まよねーずです!

インディータイトルばかり追いかけるようになってからというもの、リアルタイムでメジャータイトルをプレイすることがほとんどなくなりました。

リアルタイムでプレイしたいメジャータイトルはもちろんあり、どうしてもプレイしたいものは発売日に購入してプレイするのですが、基本はインディー優先になってます。

なので、インディーは結構リアルタイムだったりしますが、メジャーはリリースから1年以上経過後に購入してプレイするものがほとんど。そろそろ時代に追いつきたい。

そんな僕が現在インディーの傍らプレイしているメジャータイトルはグランディア…ますます時代に取り残されそうです(でもHDコレクションです!)。

さてブログ開設から2年以上経ちましたがましたが、今回の投稿でメトロイドヴァニア作品レビュー記事の本数がついに100本となります!

そんな記念すべき100本目、何にしようか迷いましたが、まだレビューしていなかったこの作品になりました。

という訳で今回は、老舗メトロイドヴァニアのシリーズ5作目「シャンティと7人セイレーン」のレビューです!

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シャンティと7人のセイレーン(Shantae and the Seven Sirens)について

開発元Wayforward
リリースプラットフォームSteam、PS4、Switch、Xbox Series X/S、Xbox one
※PS4版をPS5でもプレイ可能だが、互換性の関係上一部機能が利用できない可能性あり
価格Steam:¥3,090
PS4:¥5,479
Switch:¥5,480
Xbox Series X/S、Xbox one:¥3,500

もう5作目ともなればお馴染みですね。2Dアクション系に定評のあるスタジオWayforwardが手掛ける人気メトロイドヴァニアシリーズ。メトロイドヴァニアでここまでシリーズが続くのはすごいですね。

可愛いキャラクターやコミカルな要素など、日本人好みに作られている本作、今回もさらにパワーアップしています。

特にすごいのが、シリーズ初のオープニングアニメを、「キルラキル」や「プロメア」などの作品で知られる日本のアニメ制作会社TRIGGERが手掛けているんです。すごいですね。

そんなますます日本と仲良くなっていく作品、僕はPS4版を購入してプレイしました。シャンティはなぜかPS版を購入してしまうんですよね、不思議。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

海底都市が沈む島で繰り広げられるトロピカルな大冒険

舞台はおなじみシークインランド。凶悪な魔の手から何度もこの世界を救ってきた主人公、ハーフジーニーのシャンティはその功績を称えられ、仲間たちと共に念願のバカンスへと出かけていきます。

やってきたのはパラダイス島と呼ばれる海底都市の上に建てられた常夏の島。シャンティ一行はここでバカンスを楽しむこととなります。島では「ハーフジーニー祭」が催される予定となっており、彼女以外のハーフジーニーも来ているとのこと。

シャンティは市長のお使いで、祭りに参加するハーフジーニーたちからチェック表にサインをもらうことに。自分以外のハーフジーニーに出会うのが初めてのシャンティは嬉しそう。早速島を巡り5人のハーフジーニー達からサインをゲットします。

その後街に戻り、いよいよハーフジーニー祭の開催です。シャンティを加えた6人のハーフジーニー達は、ステージで様々なショーを繰り広げていくのですが、突然ステージが真っ暗になります。

明かりが戻りステージが映し出された時には、シャンティ以外のハーフジーニーの姿はなく、シャンティ一人が取り残されていました。どうやらハーフジーニー達は謎の失踪を遂げたようです。

一夜明けて、シャンティは失踪したハーフジーニー達を放っておけないと、仲間の静止を振り切り一人この事件の解決に動き出します。

ハーフジーニー達はなぜ消えてしまったのか、そしてなぜ自分だけが残ったのか。

バカンスに来たはずの島で突如起こった事件。事件の真相を暴き、自分と同じハーフジーニーの仲間達を助けるため、海底都市が沈む島を舞台にシャンティの大冒険が始まります。

アニメーションも追加され、ますますパワーアップ!

毎度おなじみシャンティの冒険も今回で5回目になります。今回も我らがシャンティを操作して、パラダイス島の様々な場所を探索していきます。

グラフィックは前作「ハーフ・ジーニー ヒーロー」と同じアニメ調なので、シャンティの世界観にマッチしたデザインになっています。

しかも今回は要所要所にアニメーションが追加され、シャンティ新しい冒険を盛り上げてくれます。

ゲーム内容については、相変わらずオーソドックスなメトロイド寄りの探索型アクションアドベンチャーです。

ただ毎回システム面は色々な要素で楽しませてくれる作品なので、今回も今までとは違った要素で楽しませてくれます。

良かった点

直感的な操作となったフュージョンアクション

シャンティといえばやっぱりこの要素ですよね。様々な動物に変身できるフュージョンです。

いつもならセクシーな腰振りベリーダンスから様々動物に変身するのですが、今回はぶっちゃけ躍りません。

というのも、仲間のハーフジーニーを助けるとアクションスキルを獲得できるのですが、いつものフュージョン能力をゲットする形ではなく、フュージョンコインというアイテムを受け取ることで変身できるようになります。

このフュージョンコインでの変身はいつもとは違い、各スキル使用時に変身をするというものになっているため、アクションスキルに変身が割り当てられています。

例えばイモリコインをゲットするとダッシュと壁貼りつきが可能になるのですが、ダッシュボタンでダッシュした際イモリに変身し、そのまま壁に当たると張り付くといった形になり、直感的な操作が可能になったんです。

これがとても快適で、いちいちダンスを踊ってから変身というわずらわしさがなくなり、テンポよく動かせるようになっています。変身する動物も今までのものとは違った動物ばかりで楽しかったです。

ただ、やっぱりシャンティファンとしてはあの踊りも見たい!ここまでの話で「踊らないのかよ!?」と思った方はご安心ください。次の項目でちゃんとお話しします。

ハーフジーニー達の力を借りて発動するフュージョンダンス

シャンティといえばやっぱりセクシーなベリーダンス。という訳で、前述したな要素のおかげでなくなったと思われたダンスは今回も健在です。

ただ今回は動物に変身するのではなく、フュージョン石という石の力を使って仲間のハーフジーニーの力を借りて発動する魔法みたいなものに変わりました。

4人のハーフジーニーの力を借りるのですが、キャラクターそれぞれに能力が違い、フロア内の隠されたものを出現させる力や、電撃を発動して敵にダメージを与えたり機械を動かしたりと、様々な力を発動できます。

どれもダンスから発動できるため、いつものセクシーなダンスも見れて良かったです。変身能力と差別化されているのも、個人的にはとても良かったです。

カスタマイズとコレクト両方楽しめるモンスターカード

本作から初登場のモンスターカード。これが本作のカスタマイズ要素になります。

敵を倒すとまれにカードを落とすことがあるのですが、それを一定数獲得することで装備可能になります。

カードによってその能力は違い、魔法の力がアップするものや変身能力の性能がアップするもの、中にはシャンティ自身を強化するものも。

一部を除き、登場する敵キャラすべてのカードが存在し、コレクトとカスタマイズを兼ねているためついつい集めてしまいます。すべての敵キャラということで、ボスのカードもゲットできます。

ボスのカードはあるアイテムとの引き換えで獲得できますが、ザコキャラよりも使い勝手の良いものが揃っていますので、ぜひゲットしてみてください。

気になった点

魔法や回復アイテムの使い所がない

そこまで厳しい難易度設定でないことにも起因しているのかなと思うのですが、せっかくある魔法や回復アイテムの使い所がありませんでした。

というのも、難易度が全体的に優しい作りになっておりピンチになることがあまりなく、敵を倒すとハートが出現するため体力回復の必要がありません。

しかも体力を回復効果もあるダンスを手に入れてからは、回復アイテムがさらに空気に…。

魔法についても通常攻撃が強いこと、敵にダメージを与える効果のあるダンスの使い勝手が良いため、ほぼ使うことなくクリアしてしまいました。

せっかくそういった要素があるのなら、もう少し難易度を上げたり使う場面を作って欲しかったです。まあその優しい難易度がシャンティの良いところではありますけどね。

ロード時間が長い

以前はあまり感じなかったため今回は気になってしまいました。本作はエリアが変わる時にロードが入るのですが、そのロードが意外に長かったです。

しかも今回はワープを多用することになるのですが、ワープ時も毎回長めのロードが入るため、ちょっと待たされるのが気になりました。

今までのシリーズではロードに関して特に何も感じなかったので、ロードがあるにせよ今までのシリーズくらいの軽めなものだったら良かったなと思いました。

まとめ

ここが良かった
  • 直感的な操作となったフュージョンアクション
  • ハーフジーニー達の力を借りて発動するフュージョンダンス
  • カスタマイズとコレクト両方楽しめるモンスターカード
ここが気になった
  • 魔法や回復アイテムの使い所がない
  • ロード時間が長い

シリーズを重ねても変わらず可愛くそして楽しいメトロイドヴァニア です。

シリーズファンはもちろん、メトロイドヴァニアが好きな方、可愛くコミカルなキャラクターが登場する作品がプレイしたい方はぜひプレイしてみてください。

そしてこの記事でついにメトロイドヴァニアレビュー記事数が100本となりました!ついにここまで来ました。

諸々語りたいことはまたの機会にするとして、一旦ここまでにしておこうと思います。シャンティ新作でないかなぁ。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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2件のコメント

100本目のレビュー記事おめでとうございます。
このジャンルのファンとしてひっそり応援してるので、これからも活動頑張って下さい。

メトロイドヴァニア好きさん、コメントありがとうございます!
毎回支離滅裂な文章でお届けして恐縮ですが、今後も色々な作品を紹介していきますね!
応援コメントとても励みになります!ありがとうございます!

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