【感想・レビュー】AeternoBlade(アエターノ・ブレイド)

こんにちは、まよねーずです!

暑い夏が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。お盆はどこか出かけたのでしょうか、それともゲーム三昧だったでしょうか。僕は仕事が暦通りのため、普通に仕事をしておりますが、休みの日はガッツリゲーム三昧でした。

3連休も存分にゲームを楽しんだわけですが、最近インディーばかりプレイしてメジャーゲームをプレイしていません。

2ヶ月前からプレイしているテイルズオブアライズやディアブロ4をやりたいんですけど、ついついインディーばかりプレイしてしまいました。

その分ブログにもちゃんと書けるから良いんですけど、どんどんメジャーな積みゲーが増えておりえらいこっちゃです。

PS PLUS会員でもあるため8月のフリープレイが充実しているのもあって、尚更えらいこっちゃですが、焦らずのんびりプレイしていきます。楽しみがたくさんあるって良いですね。

さて今回は、時間操作で道を切り開くタイムリープメトロイドヴァニア 「AeternoBlade(アエターノ・ブレイド)」です。

Sponsored Link

作品について

開発元Corecell Technology
リリースプラットフォームSteam、PS4、Switch、Vita、3DS
※PS版、3DS版のタイトル名は「タイムアベンジャー」
価格Steam:¥1,010
PS4:¥1,650
Switch:¥2,200
Vita:¥1,500
※3DS版は販売終了

本作はタイはバンコクのスタジオCorecell Technologyが手掛けた作品です。アジア圏だと日本や中国、韓国がメジャーな気がするので、タイは珍しいですね。

記憶は定かではないんですが、2013年頃に海外3DSでリリースされた記憶があります。

「日本でもリリースされないかなぁ」と思っていたところ、アークシステムワークスをパブリッシャーに2014年2月に3DS版がリリースされました。

その後、Vita版、PS4版、Steam版とプラットフォームを増やしていき、2021年にSwitch版もリリースされました。

さらに、Steam版とPS4版、Switch版にはその続編である2もリリースされています。

ただ、Vita版と3DS版、PS4版はタイトルが変更され「タイムアベンジャー」という邦題でのリリースです。

当時3DS版で遊んでいましたが、2と合わせてSwitch版を購入したので遊んでみました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

時間を操る力を手に入れた女戦士の復讐の旅路

本作の舞台は闇に支配された世界にある大陸アルベシア。その闇を統べるベラディムは、不死の力を持つ邪帝でした。

人類は何度もベラディムに戦いを挑みますが、不死の存在であるベラディムを倒すことはできず、1人、また1人と散っていきます。

そんな世界にある大陸アルベシアでは、リッジロードという村がベラディムによって滅ぼされました。

そんな村に住むフレイアは滅ぼされた村の唯一の生き残りです。彼女は村の復讐のためにベラディムを追いかけます。

フレイアはベラディムに追いつき、一太刀浴びせようと飛び掛かりますが、ベラディムには傷一つ負わせることができず、逆に返り討ちにされてしまいます。

ベラディムのとどめの一撃がフレイアの眼前に迫った瞬間、不思議な声に導かれ剣の力によって時が巻き戻ります。

ベラディムに飛び掛かる前まで戻った彼女の前に1人の女性が。彼女の名はヴァーニア。フレイアと同様、復讐のためベラディムを追っています。

ヴァーニアの話では、ベラディムを倒すためにはフレイアが持つクロノブレードの力を解放する必要があるとのこと。

かくしてフレイアは、ベラディムへの復讐を果たすため、ヴァーニアと共にクロノブレードの力を探し旅に出ます。果たして彼女は力を手に入れ、ベラディムを倒すことができるのでしょうか。

時間操作が肝となるアクションアドベンチャー

本作はフレイアを操作してベラディムへの復讐を目指します。キャラクターは3Dで描かれており、マップも3Dですが、ゲーム自体は横スクロールです。ゲーム内容はステージクリア型のメトロイドヴァニアで、全6ステージを攻略していきます。

敵を倒すとオーブと呼ばれるポイントを獲得し、セーブポイントで強化が可能です。強化は可能ですがRPG要素は薄いため、メトロイド寄りになります。

特徴的な要素は時間操作にあります。この要素は作品の重要な要素となりますので、良かった点で詳しく語ります。

バトルはコンボを主体としているため、なかなかに爽快感のあるバトルが楽しめます。こちらも良かった点で詳しく語っちゃいます。

余談ですが、3DS版と他プラットフォーム版には違いがあります。後発ということもあり、他プラットフォーム版には会話シーンにキャラクターの立ち絵や一枚絵が追加されています。

イラストが入ったことで物語を理解しやすくなっています。3DS版はただ会話シーンがあるだけだったので、ちょっと寂しい感じでした。

良かった点

様々な場面で役立つ時間操作

一番の特徴である時間操作です。本作はこの時間操作がバトルや謎解きの肝になってきます。まずバトル。各ステージに登場するボスは、厄介な攻撃を繰り出してくることも多く、手痛いダメージを食らうことがあります。

そんな時は時間操作を使い相手が技を発動する手前まで戻してしまえば、厄介な攻撃を食らわずにいられます。

また、巻き戻しと再生のタイミングをうまく調整することで、敵が無防備な状態を持続させることができ、うまくいけばノーダメージで完封できることも。

一部緑色に発光するボスは時間操作が効かないため厄介ですが、自分の思い通りに時間を掌握できるとテンションが上がります。

お次は謎解き、というかパズルになるんですかね。パズルの時の時間操作は重要です。時間内に通らないと閉まってしまう扉や、スイッチで作動する動く床など、時間操作を使い巻き戻すことで、扉を閉まらないようにしたり、戻ってこない床を巻き戻すこともできます。

こちらもバトル同様、緑色に光る足場や扉には効果がないため注意が必要です。ただ、うまく使すれば必ず道が開けます。もちろん、パズルの際に手順を間違えた際は巻き戻したりできるので便利です。

爽快感のあるコンボアクション

敵とのバトルでは爽快なコンボアクションが楽しめるのも本作の魅力です。個人的にはこれが一番良かったです。

基本武器は剣のため終始剣を使ったバトルになるのですが、地上、空中、しゃがみと様々なコンボが繰り出せ、地上→しゃがみや地上→空中→しゃがみといったコンボ派生が可能です。

軽い敵はカチ上げ攻撃で空中に浮かせたところを、ジャンプして空中コンボを当てることだってできます。コンボはさながらデビルメイクライのようです。

また、敵を倒した時に獲得できるオーブを使って新しいコンボを習得することができます。各上下左右各方向に対応した強力なコンボが習得でき、さらに幅が広がります。

結構凶悪なコンボが多いため、ガシガシ敵にダメージを与えることができます。立ち回りや強化状況によってはボスですら秒で沈めることができるのはすごかったです。

気になった点

高さの判定がおかしい敵やダッシュやジャンプで飛び越えられない敵がいる

様々な敵が登場する本作ですが、こちらより少し身長が高い程度の敵なのに、ジャンプで飛び越えられないおかしな判定の敵がいます。

ゲームが進むと2段ジャンプを習得するのですが、2段ジャンプでも飛び越えられないこともあり、敵の攻撃が無駄に食らってしまうことがありました。

また、ケンタウロス系の敵がいるのですが、幅があるからなのかその敵はダッシュですり抜けができません。また、明らかに頭身の高い敵がおり、ジャンプで飛び越えることができません。幅もあるのかダッシュですり抜けることもできず、画面端に追いやられるということが起こります。

画面端に行ってしまうと隣のフロアに移動してしまったりもあるため、非常に面倒でした。もう少し判定や敵デザインをしっかりして欲しかったです。

まとめ

ここが良かった
  • 様々な場面で役立つ時間操作
  • 爽快感のあるコンボアクション
ここが気になった
  • 高さの判定がおかしい敵やダッシュやジャンプで飛び越えられない敵がいる

メトロイドヴァニアが少なかった時代にリリースされた作品だったため、細かい点で気になる部分も多い作品ですが、バトルの爽快感や時間操作要素が楽しい作品です。

メトロイドヴァニアが好きな方、時間操作や爽快感のあるバトルが気になる方は一度プレイしてみてください。プレイする際はキャラクターイラストが導入された3DS以降のプラットフォームがおすすめです。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

Sponsored Link