【感想・レビュー】Vernal Edge(ヴァーナルエッジ)

こんにちは、まよねーずです!

3DSのeショップの閉鎖が近づいてきましたね。いよいよ終了だからと購入していなかった作品を買い漁ってる方も多いかと思います。

僕もガッツリではないですが、いくつか購入しております。ただ、ダウンロード版のためマイクロSDが許容量オーバーとなってしまい入らずです。

これはもっと大容量のものを購入しないと!なんて思ってますが、3DSは32GBまでしか推奨しておらず、それ以上は自己責任でという話のようです。

いずれは購入後の再ダウンロードもできなくなることを考えると、カードの中にゲームデータを入れておきたい。しかしいちいち入れ替えるのは面倒な訳で。やっぱりここは容量を増やすべきですかねぇ。ちゃんと考えないと。

さて今回は、スタイリッシュなバトルが楽しめるコンボ主体のメトロイドヴァニア「Vernal Edge(ヴァーナルエッジ)」です。

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Vernal Edge(ヴァーナルエッジ)について

開発元Hello Penguin Team LLC
リリースプラットフォームSteam、PS5、PS4、Switch、Xbox Series X/S、Xbox one
価格Steam:¥2.300
PS5、PS4:¥2,420
Switch:¥2,420
Xbox Series X/S、Xbox one:¥2.550

本作はHello Penguin Team LLCが手掛けた作品で、以前、2023年リリース予定のメトロイドヴァニアでも紹介させてもらいました。

メトロイドヴァニアには珍しく「デビルメイクライ」シリーズのようなスタイリッシュなバトルを楽しめる作品です。メトロイドヴァニアでもコンボ主体のアクションがあるにはありますが、本作はそれが他の作品よりも濃い目に楽しめるというので気になります。

どれほどまでにスタイリッシュなのか、他のメトロイドヴァニアとはどう違うのか非常に楽しみです。ちなみに家庭用機では現行機で結構リリースされており、Switch版もリリースされているため、Switch版を購入しています。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

父親への復讐を果たすため広大な空を駆ける女性の物語

本作の舞台は様々な浮島からなるハリコット王国。その昔突如大陸が浮かび上がり浮島群となった王国は、アスフォデル率いるアロエ聖公会が支配していました。

主人公のヴァーナルは、そんなアロエ聖公会に反逆しながら自分の前から消えてしまった父親を捜して空を駆け巡っていました。自分の人生を狂わせた父親であるアスフォデルに復讐を果たすために。

そんな物騒な目的を持ったヴァーナルは、アロエ聖公会の船に乗り込み船を奪おうとしますが、船が巨大な嵐に突っ込んでしまい、上空から降り注いだ落雷によって船から落ちてしまいます。

運よく地上まで落ちることなく、どこかの浮島に落ちたヴァーナルでしたが、船を見つけないと島から出ることができないため島内を探索していたところ、部屋の中に横たわるロボットを発見します。

ヴァーナルが近づくと突如ロボットが動き出します。ロボットの名はシャーヴィル。科学者としてアスフォデルの下で働いていたそうです。

アスフォデルの情報を聞こうとしますが、シャーヴィルは記憶が飛んでいるらしく、何の情報も得ることができませんでした。立ち去ろうとするヴァーナルに彼は「自分も連れて行って欲しい」と頼みます。

最初は渋ったヴァーナルでしたが、シャーヴィルは飛行船を操縦できるということでパイロットとして連れていく事に。かくして1人の女性と1体のロボットの冒険が始まります。

スタイリッシュなバトルとプラットフォームが楽しめるメトロイド寄り

本作は主人公ヴァーナルを操作してアスフォデル打倒を目指す、メトロイド寄りのメトロイドヴァニアです。

美麗なドットグラフィックで描かれたマップを駆け巡っていきます。空に浮かぶ浮島群が舞台となっているためか、一つ一つの浮島がステージ(エリア)のようになっています。

各島は飛行船を使って移動していくのですが、飛行船に乗っている時は3Dのフィールドマップになっています。3D視点なのにちょっとドットっぽい感じは、昔のスクエニRPGの飛空艇を思いだします。あ、あとフ〇ミー(某聖剣のあれです)!

ゲーム内容はここで話してしまうともったいないのでさわりだけ話しますが、前述した通りスタイリッシュなバトルが楽しめるコンボアクションです。

バトル以外では様々なアクションを駆使して仕掛けやトラップを越えていくプラットフォーム要素の強い作品です。

オーソドックスなメトロイドヴァニアと違いちょっと特殊な探索スキルが多いため、いつもの作品とはちょっと違う操作が楽しめる感じになっているなと個人的に思います。

良かった点

相手のアーマーを打ち破れ!スタイリッシュなバトル

本作の醍醐味はこのバトルにあると言っても過言ではありません。ぶっちゃけおもしろさはバトルに全振りしているんじゃないかと思ってしまうレベル。

本作の敵は少し徘徊している時もありますが、基本は進行を阻害するように敵が登場するタイプで、ステージ内を探索していると道がバリアによって塞がり、突如敵が出現します。出現した敵を倒せばバリアが解除され先に進むことができます。

基本攻撃は剣での斬撃、それ以外に魔法を使って攻撃します。ここまで聞くと普通の作品と変わりませんが、本作は登場した敵にアーマーが付いている時があり、アーマー付きの敵は攻撃しても怯むことがありません。

そんな時はチャージ攻撃を与えてアーマーを破壊します。アーマーを破壊された敵は一定時間無防備な状態となるため、一方的に攻撃を当てることができます。

剣での斬撃の他に吹っ飛ばし攻撃や浮かせ攻撃もできるため、浮かせ攻撃で敵を浮かせた後空中で数発攻撃を与え、とどめに叩きつけ攻撃で地面に落とすなど、まるでデビルメイクライのようなコンボを決めることができます。これがまた爽快でスタイリッシュ!

アーマーは複数保持している敵もいれば、数発当てないと破壊できない大きなアーマー持ちの敵もいたりと様々。チャージ攻撃以外にも敵を吹っ飛ばして他の敵に当てる事でもアーマーを破壊できます。

また、本作の回復手段はちょっと変わっていて、剣の幻影を当て相手をマーキングした後、マーキングした敵にパルス攻撃と呼ばれる特殊攻撃を当てることで体力を回復します。それ以外の回復手段はありません。

相手の隙をついてアーマーを破壊しつつ、体力が減ったらパルス攻撃を与えて回復、そしてアーマーを完全破壊したあとは攻撃を叩き込む、という「いかに相手の隙をついて立ち回るか」という駆け引きを楽しめる点も良かったです。

気になった点

上下の視点移動ができない

本作は上下移動が頻繁に発生する作品で、高い場所から下に向かって落ちることも結構ある訳ですが、メトロイドヴァニアにはよくあるその場からの上下に視点を移動してどうなっているか確認することができません。

高い所から下に落ちると棘トラップだったり、浮島が舞台のため地面のない落とし穴だったりすることも多く、視点移動ができないことが非常に厄介です。

「なんでないんだよ」と思うくらい不便でストレスになる点だったので、今後のアプデで視点移動を追加して欲しいです。

バトルの難易度が高い

バトルが楽しい本作ですが、正直難易度がとても高いです。敵のアーマーを破壊しないとなかなかダメージを与えることができません。そのため敵の隙をついてアーマーを破壊するという立ち回りが必要となります。

しかし、敵の攻撃もなかなか激しく、うまくダッシュ回避やガードを駆使しないと被弾してしまいます。しかも被弾するとダメージが大きく、一撃で半分以上体力を奪う敵もいます。

回復手段はパルス攻撃しかないため、敵の攻撃を避けながらパルス攻撃を当てて体力を回復する必要もあり立ち回りが重要になります。なのでアクションが苦手な方には厳しい難易度ではないかと思います。

ただ、慣れてくるとしっかり立ち回れるようになるので、アクション苦手だけど気になるという方は一度チャレンジしてみてもらえたらと思います。

まとめ

ここが良かった
  • 相手のアーマーを打ち破れ!スタイリッシュなバトル
ここが気になった
  • 上下の視点移動ができない
  • バトルの難易度が高い

2Dながらデビルメイクライのようなスタイリッシュなバトルが楽しめるメトロイドヴァニアです。スタイリッシュなバトルが好きな方、駆け引きが楽しめるバトルが好きな方にはぜひプレイしてもらいたいです。

もちろんメトロイドヴァニアとしてもしっかり作られているので、メトロイドヴァニア好きの方もぜひプレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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4件のコメント

はじめまして。
まよねーずさんの感想みてヴァーナルエッジ購入しました。
少し変わった操作感ですが中々面白い作品ですね。
自分が一番ゲームを楽しんでいた頃のグラフィックっという感じで不思議な感覚です。
サクっと出来るゲームがほしいけれど迷っていた時にまよねーずさのブログに出会えて良かったです。
ありがとうございました。

はじめまして!コメントありがとうございます!
楽しんでいただけているようで何よりです!やっぱりドットグラフィックって良いですよねw

こちらこそ読んでくださってありがとうございます!拙い自分のブログがお役に立てたようで良かったです!

レビューしている作品は、プレイ時間20時間以下のサクッとできるものが多いので、他にもぜひお好みのものがないか見てもらえたら嬉しいです!

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