【感想・レビュー】ROCKETRON(ロケットロン)

こんにちは、まよねーずです!

本ブログ内のメトロイドヴァニア作品のレビュー記事総数が90本を超えました。目指す100本までもうすぐ!

という訳で、ここからはメトロイドヴァニアレビュー強化期間ということで、他ジャンルの記事は一旦お休みして、メトロイドヴァニア作品に絞って記事を投稿していく予定です。

ブログ運営なんて初めてだったので途中で折れると思っていましたが、なんやかんやで目標としてしていたここまで到達しました。

色々浮気も多かったため時間はかかりましたが、ここからは100本までスパートをかけてガンガンメトロイドヴァニアをレビューしていきますので、よろしくお願いします!!

という訳で今回は、ロケット飛行で縦横無尽に駆け巡るメトロイドヴァニア「ROCKETRON(ロケットロン)」のレビューです。

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ROCKETRON(ロケットロン)について

開発元ASTRO PORT
リリースプラットフォームSteam
※他PCでもリリース
価格Steam:¥598

本作は国内の同人ゲーム開発サークルASTRO PORTが手掛けた作品です。10年以上同人ゲーム開発をしている老舗サークルで、シューティングゲームをメインに開発されています。

本作は2017年8月に委託形式でパッケージ版がリリースされました。その後2020年2月にSteamで他言語版を含めたものがリリースされました。

基本PCゲームをメインに開発しているため、本作もPCでのリリースのみとなります。僕はSteamを購入してプレイしてみました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

飛行銃を駆使し、ゴゴー教団の野望を打ち砕け!

西暦2049年、サイバネ人と呼ばれる機械の身体と脳ディスクを持つ機械人類の星「メタナル28」で、ゴゴー教団と呼ばれる教団による暴動が発生しました。

かつて宇宙を脅かした侵略者集団「ゴゴー軍団」にあこがれを抱いていた教団は、ゴゴー軍団の侵略メカに似せた身体を新しく造り出し、暴力による支配を行おうとしていたのです。

銀河救援組織である「アルゴ運送」の隊員、サイバネ銃士であるB.L.A.Mは、飛行銃「ロケットマスケット」を駆使し、ゴゴー教団に戦いを挑んでいきます。

サポートコンピューターであるナビコム06の話では、ゴゴー教団員はゴゴー軍団に似てはいるものの、武装した無法者程度の戦闘力しか持ち合わせていないようです。

しかし問題はその数の多さにあるようでナビコムいわく「あまりにも多い」とのこと。何度破壊されても全滅することなく、新しい体を得て何度も襲ってくるようです。

B.L.A.Mは教団の中枢部「ゴゴー神社」を目指し惑星メタナル28にあるゴゴー教団の要塞を進んでいきます。果たしてB.L.A.Mはゴゴー教団の野望を阻止することができるのでしょうか。

ロケット飛行で縦横無尽に駆け巡るラン&ガンなメトロイド寄り

本作はラン&ガン(走って撃つ)なアクションを楽しめるメトロイド寄りの作品です。プレイヤーはサイバネ銃士B.L.A.Mを操作して敵の激しい攻撃を掻い潜ぐりながら装備した飛行銃「ロケットマスケット」でバリバリ敵を破壊しながら進んでいきます。

同じアクションが可能なメトロイドシリーズよりも敵の数が多く、弾丸の雨あられの中を進んでいく様は魂斗羅やメタルスラッグを彷彿とさせます。

もちろん本作はメトロイドヴァニアなので、強化アイテムや探索用のアクションスキル(アイテム)なんかもありので、探索型ドラキュラと魂斗羅という、往年のコナミの名作を2タイトルをくっつけたような作品になっています。

他ラン&ガン作品同様様々な武器を切り替えて5つあるエリアを探索していきます。とはいえ魂斗羅やメタルスラッグのように一発食らったらアウトではないので安心です。メトロイドヴァニアだしね。

また、特徴的なのはロケット飛行を駆使することで、様々な場所を縦横無尽に駆け巡ることができる点。このロケット飛行が本作のメインとなる要素です。

ロケット飛行を駆使することで様々な場所に行くことが可能になりますが、最初の時点では十分な機能を備えていません。詳しい内容は良かった点で話します。

それ以外にもパワークリスタルというアイテムを獲得することで可能なパワーアップなど、楽しめる要素があります。

良かった点

万能かつ操作性も良いロケット飛行

本作のメインとなる要素、それがロケット飛行です。ストーリー上主人公が装備している銃「ロケットマスケット」に備わっている機能です。

大量ゲージ下にある青いゲージがロケット飛行できるエネルギーになり、このゲージが空になるまでロケットが噴射され縦横無尽に駆け巡ることが可能になります。

ロケット飛行を駆使しすることで高い場所にも行くことが可能ですが、最初はゲージがとてもすくないため、ある程度の高さまでしか行くことができません。

探索を進めるとロケットのレベルをアップさせるアイテムを獲得できます。これを獲得することでゲージの最大量が上昇し、長時間飛行できるようになります。

高い場所への移動だけでなく、敵とのバトルやトラップ回避にもかなり役立ち、飛行状態では上下左右自由に移動が可能になるためかなり万能です。プレイヤーのスティックの動きの通りに動いてくれることもあり、操作がとても楽しかったです。

レベルアップも可能!種類豊富な武器

ラン&ガンなアクション要素も楽しめる本作は、使用できる武器が豊富です。初期状態では1種類しか武器を持っていませんが、エリア内を探索することで新しい武器を獲得できます。

武器はマシンガンやショットガンなどオーソドックスな物から、敵を向かって飛んでいくホーミング手裏剣や、遮蔽物を貫通するスプレッドレーザーなど様々なものがあります。

どの武器も無制限で使用できる反面、武器には耐久力があり敵にダメージを受けるとゲージが減っていき、最終的には破壊され使用不可となり、回復アイテムを獲得してゲージ分獲得して回復させなければいけません。

ただ、某赤い彗星よろしく「当たらなければどうということはない」で進めることができればずっとその武器のまま戦うことができます。

パワークリスタルというアイテムを使う事で、射撃スピードや弾の大きさをアップさせる強化も可能になっています。自分の好みの武器を強化してさらに使い勝手を良くするもよし。どの武器もまんべんなく強くするもよしです。

また、敵によって武器を切り替えることで倒すのが楽になることもありますので、自分が使いやすい武器やボスに有効な武器を探してみてください。自分は個人的にホーミング手裏剣が好きでした。めっちゃ万能です。

気になった点

武器が再使用可能になるまでが長い

破壊されなければずっと使用できる武器ですが、破壊されるとゲージが回復するまで使用できません。耐久ゲージは武器によって長さが違うため1発2発で破壊されてしまう武器もあります。

しかし、ゲージは回復アイテムを取ることでしか回復することができず、回復も微々たるものでした。

使い勝手も良く火力も強いため、あまり早く使用可能になるとバランスが崩れてしまうからだと思うのですが、個人的にはもう少し早く回復できるようにして欲しかったです。

セーブポイントからボスまでが面倒

セーブポイントからボス部屋までの距離が離れているのが厄介でした。そこまで苦も無く進める場所なら良かったのですが、場所によってはトラップを越えた先にいるボスなど、ちょっと面倒な構造になっている場所もありました。

ゲームオーバーになるとセーブポイントからやり直しとなるため、またそこまで到達しなければいけないのがきつかったです。

距離はあっても良いのですが、トラップ地帯など面倒なエリアを挟まない構造にして欲しかったです。

まとめ

ここが良かった
  • 万能かつ操作性も良いロケット飛行
  • レベルアップも可能!種類豊富な武器
ここが気になった
  • 武器が再使用可能になるまでが長い
  • セーブポイントからボスまでが面倒

ロケットで縦横無尽飛び回りながら、バリバリ敵に射撃をお見舞いするラン&ガンなメトロイドヴァニアです。

魂斗羅やメタルスラッグ好きな方、もちろんメトロイドヴァニアが好き方にもオススメです。

開発元がシューティングに定評のあるサークルなのでシューティングが好きな方にもぜひプレイしてみて欲しいので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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