【感想・レビュー】Owlboy(オウルボーイ)

こんにちは、まよねーずです!

久しぶりにメジャーなゲームの話をば。先月モンスターハンター最新作であるライズが発売されましたね。その影響もあってか、Switchがオンラインになっているフレンドをよく見かけるようになりました。

僕も例に漏れず購入しプレイしている訳ですが、移動や素材入手など細かい部分が快適になり、まさにかゆい所まで手が届いたつくりになっていました。ただ人によってはサクッとクリアできるボリュームのなさに不満の声も。

ちなみに現在の進捗は集会所のラストまでクリア済なので、アプデが来るまで一旦休憩。次のアプデではあのオオナズチが追加されるそうなので楽しみです。

さて今回は落ちこぼれのフクロウの少年が繰り広げる大冒険「Owlboy(オウルボーイ)」の紹介です。

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オウルボーイについて

開発D-Pad Studio
リリースプラットフォームSteam、PS4、Switch、Xbox one
価格Steam:¥2,480
PS4:¥2,750
Switch:¥2,700
Xbox one:¥2,700

本作はノルウェーのD-Pad Studioが手掛けた作品です。フクロウの少年を操作する、なんと空飛ぶメトロイドヴァニアということで、2016年11月1日にSteamでリリース。その後2018年で家庭用機にもリリースされました。

空を自由に飛べるメトロイドヴァニアは珍しいので、プレイしていて楽しかったです。ちなみにSwitch版を購入してプレイしたためSwitch版でのレビューとなります。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

落ちこぼれのフクロウ少年が繰り広げる仲間たちとの大冒険

本作の舞台は空に浮かぶ大陸。主人公オータスはヴェリーの村を守るフクロウ族の一人ですが、うまく空を飛べずフクロウ族の中でも落ちこぼれと呼ばれていました。さらに言葉を話すことができないこともあって、他のフクロウ族からもからかわれる始末。

しかし彼に失望しながらも任務を与える師匠のアシオ。そして彼を親友と慕う機械士のゲディや優しい村の人たちに囲まれて、オータスは平和に暮らしていました。

そんなある日、アシオから村の見張りを言い渡されます。オータスはゲディと共に村を見回っていたところ、謎のクモ男が…。二人はクモ男を追いかけ洞窟の奥へと入っていくと、奥にはその昔フクロウ族が残した秘宝がありました。しかしすんでのところでクモ男に奪われてしまいます。

その後村が海賊の襲撃に遭遇します。どうやらヴェリーにあるフクロウ族の秘宝を奪いに来た様子。そして見事秘宝が奪われてしまいました。

海賊の次の目的地は王都アドヴェント。オータスとゲディはアシオからアドヴェントに行って危機を報告するよう言い渡されます。今度こそ師匠を失望させないようにと気を引き締めるオータス。

これが世界を巻き込む一大事になるとはこの時の彼は想像もしていませんでした。果たしてオータスは任務を成功することができるのでしょうか?そして海賊の目的とは?

空を自由に飛ぶメトロイドヴァニア

本作はメトロイド寄りの作品です。特徴的なのは自由に空を飛べることで、背中のフクロウマントによって自由に空を飛ぶことができます。初期状態でも高さの制限なく飛べるため、様々な場所に行くことが可能です。

もちろんメトロイドヴァニアなので探索スキルを獲得しないと進めない場所もありますが、移動の自由度については今までプレイしたメトロイドヴァニアの中でも高い方だと思います。

道中空に浮かぶリングや宝箱からコインが獲得でき、集めたコインをある店にもっていくと体力アップなどの強化アイテムを獲得できます。

また、本作は探索スキルやアイテムを主人公が獲得するタイプではなく、冒頭にも登場したゲディなどの仲間たちが探索スキルの代わりを担っています。

オータスは色々なものを手に持ち空を飛べるのですが、仲間たちを持ち仲間たちのスキルを使って進めない場所を進んでいくという珍しいタイプです。詳しくは良かった点で語りますが、本作はメトロイドヴァニアの中でも特徴的なつくりをしています。

他にも空に浮かぶリングを通るといった、セガのアクションゲームを彷彿とさせる要素なんかもあり、マントを回転させて敵を気絶させたりといったマリオ的な要素もあり懐かしかったです。

良かった点

空を自由自在に飛べる爽快感

まずはやっぱり空を自由に飛べる点です。メトロイドヴァニアというと、プレイ開始時の主人公は自由に動くことができず、プレイを進めていく事でスキルを獲得して様々なアクションができるようになり探索の幅が広がっていきます。

しかし本作は始めから空を自由に飛べるため、様々な場所に行くことができます。難しい操作は必要なく、簡単操作で自由に空を飛べるのでストレスがまったくありませんでした。

しかも空中で回避行動も取れるという高スペック!そんなスタイリッシュな動きをするオータスのどこが落ちこぼれなのかまったく謎です。

他にもちょっとした空を飛べるからこそのミニゲームなんかもあったりして楽しませてくれる点は良かったです。

世界観を引き立てるグラフィックとBGM

本作は2Dドットグラフィックで作られています。それがかなり美しく何度も「うわぁ、キレイだなぁ」と感じる場面がありました。2Dで作られたメトロイドヴァニアはたくさんあり、どれもキレイなグラフィックなのですが、本作は特にそう感じます。

背景の動きやキャラクターの表情など、2Dでは伝わりづらい部分を丁寧に作りこんでおり、ドットでここまで表現できているのは本当にすごいです。

また、BGMも世界観に合っていて良かったです。昔のゲームを彷彿とさせる懐かしさもありつつ「広大な空を飛んでいる爽やかな気持ち」を感じさせてくれる楽曲でとても良かったです。

探索に必須な頼れる仲間キャラクター達

ゲーム内容の所で「仲間キャラクター達がスキルの代わり」と話しましたが、メトロイドヴァニアでは珍しいタイプだと思いました。基本一人で探索をすることが多いジャンルの中で、探索に必要な仲間キャラクターの存在は心強いです。

本作は3人のキャラクターが仲間に入ります。銃で敵を蹴散らしてくれ、障害物を破壊できる親友のゲディや、道を塞ぐツタを焼き切ることができるアルフォンス、離れた場所へも一瞬で移動させてくれるトゥイグなど、様々なスキルを持った仲間たちがオータスを助けてくれます。

スキルを獲得してアクションの自由度が増すのも良いですが、仲間のスキルを駆使して一緒に障害を乗り越えていくのは世界観にも合っていて良かったです。

気になった点

一本道で探索する楽しみが少ない

自由に空を飛べる反面、ストーリーは一本道になっているため、そこまで探索する楽しみがないのは残念でした。

探索できない訳ではないのですが、探索しても獲得できるのはコインのみのため物足りなさがありました。

空を飛べるからこそ様々な場所を探索し、アイテムを獲得するなどできたらもっと自由度が増しておもしろくなっただろうなと感じました。

マップ表示がないため迷いやすい

これも空が飛べるからこそだと思います。本作はマップ表示がないため道に迷いやすいです。

空を飛べるためひたすら飛んで探索をするのですが、移動しても空ばかりが広がる時があり、自分がどこにいるか分からなくなる時がありました。

行ける場所は少ないためそこまではないといえばそうなのですが、プレイ開始時は自分がどこに行けば良いのか分からなくなります。簡易的なものでも良いのでマップがあれば良かったなと思いました。

まとめ

空を自由に飛べる爽快感と仲間がいる心強さ、引き込まれるストーリーが楽しめる作品です。難易度も難しくなく、コミカルなキャラクターも多いため、大人から子供までプレイできると思います。もしまだ未プレイの方はぜひプレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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