【感想・レビュー】MindSeize(マインド・シーズ)

こんにちは、まよねーずです！

最近またレトロゲームがプレイしたい衝動に駆られています。しかもスーファミとかではなくPCエンジン。特にSUPER CD-ROM2がやりたい。

諸々環境は揃っているのですぐ遊べるんですが、やると止まらなくなってさらに積みゲーを生んでしまいそうで怖い。でもやりたい。

良い作品多いんですよ。特にRPGとアクションRPGは名作揃いで…これ以上話すと止まらなくなりそうなんでまたの機会にします。

さて今回は「MindSeize(マインド・シーズ)」です。

MindSeizeについて

開発	Kamina Dimension
リリースプラットフォーム	Steam、Switch ※Steam版の日本語ローカライズは不明
価格	Steam：¥2,050 Switch：¥2,400

本作はフィンランドのスタジオKamina Dimension（カミナ・ディメンション）が手掛けた作品です。

「メトロイドフュージョン」や「ロックマンX」などにインスパイアされた作品で、リリース自体は去年されていたのですが、今回ついに日本語ローカライズされ家庭用機にリリースされました。

以前からローカライズの話はあったのでいつになるか待っていました。ようやく日本語版がプレイできるようになり嬉しいです。

僕はSwitch版を購入してプレイしたため、Switch版のレビューになります。

今度な文明が進んだはるか未来、私立探偵であるM.C.フォックスは、人間の精神を奪う危険な犯罪組織アセンデッドを追っていました。

調査の中ついにアセンデッドへと近づく事ができたフォックス。しかし情報を知り過ぎたためアセンデッドに目をつけられてしまいます。

その結果アセンデッドのリーダーであるシヴァによって、最愛の娘であるタリンの精神が奪われ、自身は半身不随の大怪我を負ってしまいました。

失意の底に沈むフォックス。そんな彼の前に友人のレイヴンが現れ、フォックスにまた立ち上がる力を与えてくれます。

MAGと呼ばれる精神を繋ぐ事で可動するパワードスーツにより、自由に歩く力を手に入れたフォックスは仲間達協力の元、娘の精神を取り戻すためアセンデッドと戦いを繰り広げていきます。

メトロイド寄りのアクションアドベンチャーとして制作された本作。様々な惑星を巡り探索を行っていきます。

基本的な所はメトロイドベースになっていて、マップを探索して強化パーツや探索スキル、装備を獲得してさらに奥へと進んでいくタイプです。

武器は近接と遠距離に分かれており、メトロイドが遠距離のみだったのに対して、どちらも利用できる点は本作ならでは。

また、探索して獲得したアイテム以外にも、セーブポイントや惑星に住む住人から強化パーツを購入する事も可能です。

メトロイドヴァニアでスキルというと、大体探索スキルのみになりがちですが、本作は様々なスキルを獲得できます。

探索に必要なスキルやスキルにプラスアルファを加えるもの、キャラクターの強化など種類は様々。他にもお付きのドローンの見た目も変えることだってできます。

しかも制限なくすべて装備できるため、後半になると別人のように動き回れます。スキル画面も最初は何もなかったのに先へ進むごとにどんどんスキルが増えていくのは圧巻でした。

武器は近接と遠距離に分かれているという話をしたかと思いますが、どちらも武器の種類によって変わります。中でも近接武器はどれも違った楽しみ方があって良かったです。

通常の片手剣や、クローのような格闘武器など、種類は4つしかないものの特徴はまるで違うため、どれを装備しても似通った部分がありません。他ボタンとの組み合わせで特殊攻撃を出すこともできます。

そのためプレイヤーの好みに合わせる事ができる点は良かったです。ちなみに個人的な好みは格闘武器です。カッコいい。

体力を回復するアイテムは、基本購入する形なのですが、回復アイテムが意外と高価なため、購入できない時がありました。

敵から受けるダメージも大きい本作では、回復アイテムをすぐに消費してしまいます（僕のスキルの問題も大いにありますが…）。

敵から受けるダメージは大きいのに一回の回復量が少ないため、連続で二回使ってしまう事もありました。

そうするとすぐなくなってしまい購入が必要となりますが、敵からもらえるお金も多くはないため購入しようとするとお金がない、なんて事も。

アイテムで持てる上限を増やすことができますが、購入できなければ意味がありません。セーブポイントで回復するチャージ式にしてくれたら良かったのに、と思いました。

ここが良かった

ここが気になった

メトロイドとロックマンにインスパイアされた良作です。どちらかでも好きな人はハマると思うので、ぜひプレイして見てください。ボリュームもなかなかですよ！

それでは今回はこの辺で。
また次回！