【感想・レビュー】閻魔 : ツバキ伝(Yeomna : The Legend of Dongbaek)

こんにちは、まよねーずです!

お亡くなりになったPS4、ハードディスクを入れ替えることで復活しました!しかし、オンラインストレージにもセーブデータはなく、すべて吹き飛んでしまったようです…。

というのも今回初めて知ったのですが、オンラインストレージにアップロードされるのはスタンバイモードの時だけなようで、電源オフにしてしまうと、自分で手動アップロードしたもの以外アップロードされないんだとか。

確かに電源切ったらダメだよなぁと思いつつ、律儀に電源オフにしていた過去の自分に対して複雑な感情となっております。

まあ消えてしまったものは仕方ないので、消えて惜しかったタイトルはまたまったり進めようと思います。結構あるんですけどねー…笑

ちなみに、HDDからSSHDに変更してみました。体感少し早くなったような気がしますが、まだ気のせいレベルです。あと、容量が2TBに上がったため容量が倍になりました。そのため結構ゲームをダウンロードしておいてもまだ空きがあります。これは嬉しい。

さて今回は猫に変身できる猫耳少女のメトロイドヴァニア「閻魔 : ツバキ伝(Yeomna : The Legend of Dongbaek)」です。

Sponsored Link

作品について

開発元catnipstudio
リリースプラットフォームSteam
価格Steam:¥2,050

本作はcatnipstudioが手掛けた作品で、2022年8月にSteamでリリースされたメトロイドヴァニアです。

韓国の伝統絵画をモチーフにしたデザインに、日本でもお馴染みの閻魔大王や鬼や龍が登場するのですが、韓国の民話を元にしたという東洋ファンタジーな世界観が目を引きます。

じきに家庭用機版もリリースされるんじゃないかと思いつつ、Steam版を購入してプレイしてみました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

行方不明の女の子を探して奔走する半妖の退魔師の物語

本作の舞台は韓国の絵画をモチーフにした幻想世界。かつて人間と妖怪双方を見守る存在によって、お互いは差別されることなく平和に暮らしていました。

しかし、その存在の妻である聡明婦人と仲間たちの死がすべてを変えてしまいます。彼はこの死が妖怪王の仕業と考え、妖怪王を封印するとともに妖怪たちの輪廻を禁じ地獄へと送ってしまいます。

これにより人間と妖怪との間で戦いが勃発。あの世とこの世は荒れ果ててしまいます。長く続いた戦いは、玉皇大帝と閻魔達の勝利で幕を閉じ、妖怪たちは封印または闇に葬られ世界は平穏を取り戻しました。

しかし玉皇大帝により平和となった世界は再び戦火に見舞われます。妖怪たちがまたしても暴れだしたため、閻魔は様々な場所に退魔師を派遣します。主人公のツバキもその一人。

ツバキは燃え盛る村の中を進み、1体の妖怪と相対します。しかし、妖怪は非常に強力な力を持っていたためツバキではまったく歯が立たず、妖怪の攻撃によってやられてしまいます。

気が付くと部屋の中で横たわっており、目の前には医女のエジョンと先輩であるユジンがいました。ユジンはツバキに休んだら閻魔に会いに行くよう伝えます。

動けるようになったツバキは閻魔に会いに行きます。閻魔は世界中に上級妖怪が現れたことで使者達と共に自身も行かねばならないため、ツバキに一つ仕事を依頼します。

それはある村で行方不明になった子供を探してほしいという依頼でした。ツバキは一度断りますが、人手が足りないということで渋々了承します。

こうしてある村で子供を探すことになったツバキ。果たして彼女は無事子供を見つけることができるのでしょうか。

ヒト形態とネコ形態を切り替えながら進むメトロイドヴァニア

本作は半妖退魔師の少女ツバキを操作して、様々なエリアを探索していくメトロイド寄りのメトロイドヴァニアです。冒頭でお伝えした通り、韓国の伝統絵画をモチーフにしているため、独特な雰囲気を持った味のある2Dグラフィックをしています。

ゲーム内容はエリアを探索しスキルやアイテムを獲得しながら進んでいくメトロイドヴァニアで、装備やレベルといったRPG要素はないためメトロイド寄りとなっています。

特徴的なのは主人公がネコに変身できる点で、良かった点で詳しく説明しますが、この変身がなかなかに重要な役割を果たします。

バトルは刀と銃を駆使して戦っていきます。ゲームを進めて行くとコンボ攻撃や空中攻撃など様々な攻撃スキルを獲得できます。また、敵を倒したり宝箱から手に入る素材を使って、武器や銃の強化を行うことができます。

エリアが少なく探索も一本道になっている箇所が多く、人によってはメトロイドヴァニアとは言い難い点もあるようですが、スキルを獲得することで探索範囲が広がる点はしっかり用意されています。

また、エリアが少ないとはいえ、先に進むごとに探索しないとアイテムやスキルが獲得できないものもあるため、少ないながらも探索が楽しめます。

良かった点

ヒト形態とネコ形態を切り替えての探索

一番特徴的な要素はやっぱりこれだと思います。主人公であるツバキはネコと人の半妖で、普段は人の姿をしていますが、猫になることもできます。

ネコ形態への切り替えは最初から所持している、かつ特に何かを消費することなく自由に使用可能です。

猫になると体が小さくなるため狭い場所を通ることができたり、屏風の裏にある不思議な場所に入ることができます。それだけではなく、ヒト形態では厳しい足場もネコ形態ならば渡れるという細かい違いもあったりします。これが意外と便利。

ちなみにネコ形態になると戦えないイメージ(他の作品だと変身中は攻撃できないことが多い)がありますが、本作では猫の時でも人と同じように攻撃ができる点も地味に良い感じでした。

気になった点

攻撃スキルが発動しない

様々なスキルがある本作ですが、獲得した攻撃スキルが発動しないという不具合?がありました。

本来刀での攻撃はいくつかコンボが繋がるのですが、1撃目しか発動されなかったり、銃もいくつかあるはずのコンボが発動されず1発目だけなど、一向にコンボが繋がりませんでした。

どうやら一部の方は同じような現象が発生しているようで、僕のPCの問題だけではないようです。

本作自体そこまで難易度が高い訳ではないため十分戦うことはできるのですが、せっかくある要素を楽しめないのは残念です。願わくばこの不具合をどうにかしてほしいなと思います。

まとめ

ここが良かった
  • ヒト形態とネコ形態を切り替えての探索
ここが気になった
  • 攻撃スキルが発動しない

物足りない点は多い作品ではありますが、魅力的な世界観やキャラクターなど、しっかり楽しめる作品です。

猫耳少女が好きな方、シンプルに楽しめるメトロイドヴァニアがお望みの方は一度プレイしてみてほしいです。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

Sponsored Link

1件のコメント

このサイト本当に参考になるなあ
一般人の感性と真逆のことが書いてある、ってことさえ理解できればだけど

コメントを残す