【感想・レビュー】ウーポー 私のおうちはどこ?(Wuppo)

こんにちは、まよねーずです!

悲しい出来事がありました。僕がメインで使用していたPCが、ついにお亡くなりになりました。電源を入れるのですが、起動の途中で落ちてしまいます。

ネットで調べながら色々手を尽くしてみたのですが、何をやっても変わりません。すでに10年近く使用している、かつ先日も不具合が起きていたため、もう寿命なのかと感じております。

まあ3Dのゲームがギリギリ動くレベルではあったので、現在はもっと高スペックのPCが安く購入できるのでは?なんて買い替えにちょうど良かったのかもなんて思ってみたり。

とくに重要なデータがある訳でもないのもあって、業者に頼んで復旧してもらうほどでもないので、一旦は眠らせておくつもりです。

しかし、10年ぶりのPC購入。はてさて今はどんなのがあるやら。色々調べてどんなものを購入するか決めようと思います。

さて今回は、不思議な世界のヘンテコ生物の家探しメトロイドヴァニア「ウーポー 私のおうちはどこ?(Wuppo)」です。

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作品について

開発元Knuist & Perzik
リリースプラットフォームSteam、Switch
価格Steam:¥1,480
Switch:¥1,500

本作はオランダの開発スタジオKnuist & Perzikの作品です。

2016年9月にSteam版がリリースされ、その後Definitive Editionとなりました。それから7年が経過した今年2023年6月8日に、国内Switch版がリリースされました。

当初日本語版はなかったのですが、2023年7月に日本語ローカライズされました。国内Switch版がリリースされたのが6月なので、リリース後に日本語が追加になったようです。

いずれはやりたいと思っていた本作。Switch版がリリースされたため購入してプレイしてみました。

ちなみに、実は本作はメトロイドヴァニアだったりします。見た目からは想像がつかないですよね。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

家なきワムの世界を股にかけた家探し

本作の舞台はヘンテコな種族たちが住む奇妙な世界。その種族の一つであるワムと呼ばれる見た目ホコリのような生物の1人?1匹?が今回の主人公。

主人公ワムはワムハウスと呼ばれる、たくさんのワム達が暮らすマンションのような住居で、毎日アイスクリームを食べては自堕落な生活を送っていました。今日も今日とて受付のカルロに電話をしてアイスクリームを注文します。

カルロから輸送システムが機能しなくなったため、受付まで取りに来るように言われた主人公ワム。重い身体をちょこちょこと動かし、受付へと向かいます。

受付に到着しカルロからアイスクリームを受け取る際「絶対にアイスクリームを床にこぼすな」と釘を刺されます。以前主人公ワムが床を汚したことを気にしているようです。

主人公ワムはアイスクリームをこぼさないよう気をつけながら歩き、時にはジャンプしてさらに見事な回転まで決めながら(!?)部屋に戻ります。

部屋に戻りアイスクリームを食べようとしたその時、カルロが部屋に殴り込んできます。どうやら彼はカルロとの約束を破り、ワムハウスの廊下をアイスクリームでベタベタにしてしまったようです。

怒り心頭のカルロは、スタッフにワムをバルコニーから投げるよう言い放ちます。ちょこちょこ逃げては見るものの捕まってしまい、主人公ワムはバルコニーから投げ捨てられました。

こうして、彼は住んでいた家を追い出されてしまいます。主人公ワムは何とかしてワムハウスに戻る手段を探します。これが彼の壮大な家探しの始まりだと知らずに。

独特な操作が癖になるヘンテコアクションアドベンチャー

本作は主人公ワムを操作して様々な世界を巡り、家探しをする作品です。見た目は見てもらっての通りヘンテコです。ヘンテコな世界をヘンテコなキャラたちがわちゃわちゃしてます。

グラフィックもイラストのような独特なテイストです。中には「落書きか!」なんて奴もいますが、みんな何となく愛嬌のある感じです。

ゲーム内容は様々な場所を探索してアイテムやスキルを獲得していくメトロイドヴァニアです。RPG要素は薄いため、メトロイド寄りの作品ですね。

特徴的なのは普通のアクションとは操作が違う点でしょうか。本作はシューター系の操作感に似ています。右スティックで射撃を行い、左スティックで移動、ジャンプはLRボタンにあてがわれています。

Steamが先発なこともあり、キーボードやマウスでも操作できるようになっているため、慣れていない人はちょっと戸惑うかもしれませんが、難しい操作ではないのですぐに慣れると思います。

ちなみに、この見た目から想像できないと思いますが、しっかり敵とのバトルがあるゲームだったりします。武器もガンとバズーカの2種類があったり、ちゃんとアップグレードできたりとしっかり作られています。

もちろん体力アップの要素なんかもあります。これは独特なんですが人に優しくしてお礼を言われたりすると、主人公ワムがパァっとなる時があります。そうすると体力がアップする仕組みです。

その名も「しあわせ」。実生活でもそういうことあると思います。「心が嬉しいと体も元気」とゲーム内で言っていますがまさにその通り。見た目はこんなですが、意外にも深い話をしてくれたりします。

良かった点

ヘンテコながら味のあるキャラクターたち

全体的に良い作りの作品ではあるのですが、僕は特にヘンテコながら味のあるキャラクターたちが気に入っています。

適当な性格だけど、なんだかんだしっかり頑張る主人公ワムや、悪気はないけどウェイウェイうるさいパリピのような鳥デンクスネーブルは良い相棒です。

苦労が絶えずいつもイライラしてるけど、良いところもあるカルロなど、憎めないキャラクターがたくさん登場します。

見た目はヘンテコですが物語もしっかり作られていて、種族間のわだかまりなんかも描かれています。

大きな感動はないけれど、クリアした時には「あー良かった。楽しかった」と思える作品じゃないかと思います。みんなしあわせって良いね。

気になった点

移動が不便

これは人による部分ではあるのですが、乗り物に関してはリアルと同じように発車時間まで待つ必要があり、意外と不便でした。

これに関しては、こだわりがあって好きな人もいれば、めんどくさいから嫌という人もいる紙一重な点です。僕も嫌いではないけど、ちょっと面倒だと思ったくちです。

終盤も終盤になるとサクッと移動できるようにはなるんですが、タイミングがあまりにも遅いため、やり込みに使うレベルでした。

まとめ

ここが良かった
  • ヘンテコながら味のあるキャラクターたち
ここが気になった
  • 移動が不便

奇妙な世界の奇妙なキャラクターが繰り広げるヘンテコメトロイドヴァニアです。メトロイドヴァニア好きの方はもちろんですが、この作品は色んな人にプレイして欲しいです。老若男女お子さまからお年寄りまでみんながプレイできる作品だと思います。

ちなみに本作は2人でプレイ可能です。ぜひお友達同士やカップル同士でゆるく楽しんでみてください。僕はもちろんソロプレイです!ぐはっ!

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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