【感想・レビュー】Salt and Sanctuary(ソルトアンドサンクチュアリ)

こんにちは!まよねーずです!

「FFⅦリメイク」いよいよ発売されましたね。シリーズ内でも人気のあるⅦのリメイクとあって、様々な場所でお祭り騒ぎになっているようです。

僕の友人も購入したそうで、この週末は存分にミッドガルを堪能すると言っていました。

ちなみに僕もリメイクを購入予定です。リメイクはリメイクでも聖剣伝説3の方なんですけどね。

初回はデュランが主人公、リース、ケヴィンという、まさかの国同士絡みのないパーティーで進めようと計画中。それはそれで楽しいと思うんだ。

という訳で(どういう訳だ)、今回紹介するゲームは『Salt and Sanctuary(ソルトアンドサンクチュアリ)』です。

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Salt and Sanctuaryについて

開発Ska Studios
リリースプラットフォームPS4、Steam、Switch、Vita
価格PS4:¥1,813
Steam:¥1,780
Switch:¥1,780
Vita:¥1,813
※PS4版、Vita版はどちらかを購入すると、
もう一方を特別価格の¥100で購入可能です。

本作はアメリカはシアトルに拠点を置くSka Studiosが手掛けた作品です。ご夫婦と2匹の猫で仲良く開発を行っている(猫も!?)スタジオだそうです。

メトロイドヴァニアとダークソウルを融合させたハイブリッドな作品として人気があり、巷では2D版ダークソウルやソウルヴァニアなんて呼ばれる事も。

その完成度は高く、メトロイドヴァニアとソウルライク好きの僕はまんまとハマりました。

方々で話題となったこともあり、今や様々な機種に移植されています。

僕はなぜかSteam、Vita、PS4、Switchと4機種分所持していたりします。これはまさに愛(無駄に買ってるだけ)。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

呪われた島で繰り広げられる暗く陰鬱な物語

敵の襲撃を受けた船内。ここから物語が始まる

物語は主人公を乗せた船が敵の襲撃を受け難波してしまう所から始まります。見知らぬ島に流れ着いた主人公は、霧に包まれたその島で様々な事に遭遇し、様々な人と出会い、島の地下深くに眠る謎に迫っていきます。

こうやって聞くと明るく聞こえますが、雰囲気はダークソウルのように暗く陰鬱です。霧に覆われた島は呪われており、島中に動く死体や異形の怪物が跋扈しています。罠も所々に張り巡らされており、もう生きていくには絶望しかない環境です。よりによってこんな島に流れ着くなんて、主人公に同情してしまいます。

ソウルライク+メトロイドヴァニア

霧に覆われ、怪物や死者が蠢く呪われた島を探索していく

ゲーム内容はおなじみの横スクロールアクション。レベルや装備といったRPG要素もあります。しかしマップはありません。

各所にあるサンクチュアリ(聖域)。
セーブや回復、レベルアップが可能

また、スタミナがあり攻撃や回避をすると減っていきます。体力はセーブポイントへ行くと使用量が回復するチャージ式の回復アイテムで行います。うん、ソウルライクですね。

あ、メトロイドヴァニアみたいな所もありますよ。道中、焼き印と呼ばれるスキルのようなものを獲得できます。

壁ジャンプや空中ダッシュなどがあり、獲得すると探索範囲が広がります。その点はメトロイドヴァニアですね。

良かった点

スキルツリーを使ったキャラクタービルドが魅力的

敵を倒すと経験値の代わりとなるソルトを獲得し、そのソルトを使ってレベルアップします。

本作にはスキルツリーがあり、レベルアップすると獲得できる黒の真珠を使用してスキルを解放していく。このスキルツリーが奥深く楽しいです。

スキルツリー画面。豊富なキャラ育成が可能でやり応えあり

近接特化の脳筋や、魔法特化の魔術士、さらには鞭や神聖魔法で戦うヴァンパイアハンターまで!バリエーション豊かに自分好みのキャラクターを作ることができます。

プレイしやすいレベルの高難易度

ソウルライクに求める要素といえば高難易度ですよね。もちろん本作も、2Dダークソウルと呼ばれるだけあって難易度が高いです。

敵全員、こちらを本気で殺しにかかってきます。もちろんダークソウルのような初見殺しの罠だってあります。

大きな怪物との戦闘。
一撃を食らえば瀕死という高難易度

ただ決して理不尽な訳ではなく、頑張ればクリアできる範囲です。ダークソウルほど厳しくはないので、ソウルライクの中では比較的プレイしやすい部類かと思います。

2Dという事もあって限られた範囲で立ち回ればよく、上下左右にさえ気を配っておけばバッチリです。

2周目も楽しい!ニューゲーム+

ダークソウルをインスパイアして作られているゲームだけあって、クリア後のキャラクターで2周目を遊べます。

もちろんただの強くてニューゲームではなく敵も強くなります。周回をこなすだけではなく、新しい気持ちで2周目を遊べるのは良いですね。

気になった点

万人受けではない高難易度

敵も強くマップもアスレチックな場所が多い。
気を抜くとすぐ死亡する

いくらダークソウルよりは簡単とはいえ、本作もやはり死にゲーです。敵が強くて倒せない、トラップがいやらしい、よく落ちるなど、およそダークソウルであるあるな面は本作も持ち合わせています。

人によってはストレスになる部分も多いですが、個人的にはダークソウルほど難しくはないと思います。

死にゲーが苦手な方でもプレイできる範囲の難易度だと思いますが、それでも難易度は高いため、人によっては合わないかなと思います。

ジャンプやスキルによる理不尽なミスが発生しやすい

本作はメトロイドヴァニアのためゲームを進めていくと上下反転やエアダッシュ、壁のぼりなどの探索スキルを獲得できます。もちろんジャンプも可能です。

そういったアクションが必要なこともあり、アスレチックになっているマップもあるため、ジャンプにミスして落ちる、崩れる床に巻き込まれ落下死、スキル移動に失敗して落下死など、ジャンプやスキルがあるが故の理不尽なミスも存在します。

どちらも慣れている方は良いのですが、人によってはイライラしてしまうと思います。

まとめ

ここが良かった
  • スキルツリーを使ったキャラクタービルドが魅力的
  • プレイしやすいレベルの高難易度
  • 2周目も楽しい!ニューゲーム+
ここが気になった
  • 死にゲー特有の難易度の高さ
  • ジャンプやスキルによる理不尽なミスが発生しやすい

ソウルライクとメトロイドヴァニアを組み合わせた良作。高難易度ではありますが、ダークソウルほどではありません。ソウルライクの入門用としては最適だと思うので、ぜひ一度プレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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