こんにちは、まよねーずです!
昨夜、インディーゲームを紹介する番組「INDIE Live Expo 2020」が配信されました。たくさんのインディーゲームをこれでもかと紹介してくれ、とても楽しい時間でした。メトロイドヴァニア作品も紹介されたので、やっぱり今後も盛り上がっていくジャンルだと確認しました。
本ブログで紹介していく作品もまだまだあります。時間はかかってしまうかもしれませんが、バシバシ紹介していきますのでよろしくお願いします!一緒にこのジャンルを盛り上げていけたら嬉しいです!
さて今回は『ヨクのアイランドエクスプレス(Yoku’s Island Express)』を紹介します。
Table of Contents
ヨクのアイランドエクスプレスについて
開発 | Villa Gorilla |
リリースプラットフォーム | PS4、Steam、Switch |
価格 | PS4:¥2,190 Steam:¥2,020 Switch:¥2,150 |
本作はスウェーデンの開発スタジオVilla Gorillaが手掛けた作品です。メトロイドヴァニアの中ではかなり珍しいタイプで、なんとピンボールとメトロイドヴァニアが融合しているというから驚きです。まさかメトロイドヴァニアとピンボールと合わせてくるなんて衝撃でした。
名付けてピンボールヴァニア!なんて呼びたくなります(メトロイドピンボールは実際にゲームとして存在するのでピンボールヴァニアで!)。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
島の危機を救うために奔走する郵便局長の大冒険!
舞台は大海の孤島モクマナ島。島の新しい郵便局長としてやってきた主人公フンコロガシのヨク。島に住む住民たちに郵便配達を行う中で、島で起こっている異変や島に迫る危機を知ります。そんな島の危機を救うため、様々なロケーションが待つ島をフンと共に奔走する物語です。そう、フンと共に!
ほとんど敵と戦わないけど、メトロイド寄りの正式なメトロイドヴァニア!
ゲーム自体はメトロイドヴァニアですが、本作は9割敵と戦う事がありません。敵もいるにはいるんですがストーリー上の演出みたいな感じで展開します。でもスキルを取得して探索範囲が広げていくという要素はあるのでしっかりメトロイドヴァニアです。
ただヴァニア寄りなのかメトロイド寄りなのかと聞かれると難しいのですが、レベルや装備という要素はないので、メトロイド寄りかと思います。というか、メトロイド寄りにさせてください!
良かった点
メトロイドヴァニア×ピンボールの斬新な融合!
本作1番の特徴と言っていい点です。マップは所々にフリッパーが設置してあり、そのフリッパーを使って進んでいくというピンボールの要素があります。
主人公はフンコロガシのためフンを転がしながら移動するんですが、そのフンがボールになっているので、フリッパーを使ってフンをはじくと主人公も一緒に移動するという仕組みです。
フリッパーは作動していない場所もあるんですが、そんな時はマップに散らばった果物を集めて作動させます。場所によって必要な果物の数が違い、中には結構な数を使用する場所もあるんですが、果物はマリオのコインのように色々なところでゲットできるので大丈夫です。
また、ピンボールエリアもあり、本物のピンボールさながら左右のフリッパーで主人公ごとフンを弾き、扉を開けたり随所に設置された果物をゲットしたりします。フィーバーポイントなんかもあったりして、ぶつけると果物が大量にゲットできたりと、とにかくピンボールです。
ちゃんとメトロイドヴァニア!色々なロケーションを冒険できる!
本作は一見するとメトロイドヴァニアには見えません。何せピンボールですから。でも最初主人公は進めるところが限られるんですが、道中色々なアイテムを見つけることで探索範囲が広がっていくんです。
島内にはキレイな海岸や空に浮かぶ島、純白の雪が積もった山など、様々なロケーションがあり冒険のし甲斐があります。そしてアイテムを取ることで高いところまでフンを飛ばせるようになったり、水中を泳げるようになったりと、様々なマップに進めるようになるしっかりとしたメトロイドヴァニアなんです。
この作品をプレイしてつくづくメトロイドヴァニアの懐の深さを痛感しました。メトロイドヴァニアって色々なジャンルと組み合わせられる万能ジャンルだなぁ。
気になった点
ピンボールが意外と難しい
本作はメトロイドヴァニアですが、先に進むためにはピンボールもこなさなければいけません。しかし、ピンボールは自分のフリッパーの操作だけでなく、運の要素も絡んでくることが多いため、なかなか自分が入れたい場所に入りません。
死亡することはないのでまったく問題はないのですが、同じエリアをゴールにたどり着くまで延々とプレイし続けるのは、苦手な人にはかなり辛いと思います。僕も入れたい場所に入れることができず、プレイ中にイライラしてしまう事があると思います。
自分の行きたい場所に辿り着けずあらぬ場所にいってしまう
上記のピンボールにもあてはまるんですが、自分の行きたい場所になかなか辿り着けないことがあります。例えば探索をしていて、一旦自分が当初いた場所に戻りたい場合、またピンボールエリアを越えたりしないと辿り着けません。
さらに間違ったルートにフンが飛んでいってしまい、自分が進みたかった方向とは逆方向に行ってしまう、なんてこともあり大変でした。
まとめ
- ピンボールが斬新
- ちゃんとメトロイドヴァニアしてる
- ピンボールが意外と難しい
- 自分の行きたい場所にいけずあらぬ方向へ行ってしまう
メトロイドヴァニア×ピンボールという意外な組み合わせが面白い本作です。ゲームの特性上ゲームオーバーにもならず、老若男女問わず安心してプレイできるので、気になった方はぜひプレイしてみてください。
それでは今回はこの辺で。
また次回!