【感想・レビュー】Steel Sword Story S(スティールソードストーリーS)

こんにちは、まよねーずです!

気がつけばもう3月の最後の週ですね。明後日から新年度が始まる訳ですが、北海道はまだ少し雪が残っていたりします。

自宅前に押しボタン式の横断歩道と郵便ポストがあるんですが、雪が積もっていた頃は完全に埋まってエラいことになってましたが、今はようやく形が確認できるようになりました。

しかし、まだ雪が残っているため変な段差があり、ポストはなぜかしゃがまないと手紙を入れられないことになっています。

そんなしゃがまないと手紙が入らないポストを見たい方は、ぜひ真冬や雪解け時期の北海道にお越しください。

さて今回は、パワーアップして帰ってきた鉄の剣アクション「Steel Sword Story S(スティールソードストーリーS)」です。

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Steel Sword Story Sについて

開発8bits fanatics
リリースプラットフォームSwitch
価格¥980

本作は以前本ブログでもレビューした、8bits fanaticsが手がけたツクール作品「Steel Sword Story」のアップグレード版です。

わかりやすく言うとモンハンGみたいなモンで、先週の3月24日にSwitchでリリースされました。

無印版プレイ、レビュー済みだったので、今回は見送るつもりだったのですが、何やら無印から大分進化して、ボリュームも倍以上になっているとのこと。

また、家庭用機版は本作が初なので、無印版から何が進化したのか、購入してレビューしてみました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

パワーアップした一振りの剣と一人の元騎士の戦い

ストーリーについては無印版と変わらずですが、Sになった事で詳しく描かれるようになりました。

物語の舞台はアウルムと呼ばれる王国。主人公のアズルは、自ら犯した罪を償うため王国を追放された元近衛騎士です。追放された日に王より賜った一振りの鉄の剣と共に、アズルは当てのない旅をしていました。

それから一年後、彼は王国から離れた小高い丘から王国に上がる火の手を目の当たりにします。

奸臣ルフスの裏切りにより王国が崩壊しつつあると知ったアズルは、いくら追放されたとはいえ見過ごす訳にはいかないと、鉄の剣を手に王国へと向かいます。

王国はどうなっているのか、思い人である姫君ロゼは無事なのか、そしてルフスの目的とは、王国を救うため一振りの剣と一人の男の戦いが始まります。

倍以上にアップグレードされた2Dアクション

無印同様ステージクリア型の2Dアクションですが、グラフィックはちょっとだけ進化してます。

まず攻撃がコンボになりました。前はメトロイドヴァニアらしい一発攻撃型だったのに対し、今回は2発までコンボになるようになっています。

そしてその影響もあってか、攻撃時のエフェクトがしっかり剣閃となりました。前回はちょっと歪な形だったのに対し、これは細いながらすごい進化。

グラフィックに関しては何も変わってないですが、何となくキレイになったような気がしなくもないです。エフェクト周りが変わったからですかね、きっと。

これ以上ここで語ってしまうとその後が続かないので、変わった所はこの後良かった点で存分に語ります!

良かった点

新しい攻撃が追加されアクションの幅が広がった

まずはこれ。無印では通常攻撃だけでしたが、今回は必殺技が追加されました。しかも一つではなく、何種類か追加されています。

チャージして正面に向かって放つ突き、上空に向かって放つ回転攻撃など、それぞれに違うボタンが割り振られて使用できます。

本作の敵は無印版に比べタフになっているため、なかなかダメージを与えることができません。

しかしこの必殺技があることで、狙って放てばしっかりダメージを与えることができます。立ち回りの幅も広がるため、良い追加要素でした。

新しいエリアやボスが追加された

アップグレード版王道のボリュームアップといったらやっぱりこれじゃないでしょうか。もちろん本作にもありますよ!

決してステージが増えた訳ではないのですが、ステージ内に新しいエリアが追加され、そこでは隠しボスとのバトルが楽しめます。

エリアもボスもそこまで多くはないですが、やりごたえが増したのは良かったです。しかもボスは大体自分と同じ背丈の人型が多く、今までいなかったタイプのボスだったため戦っていて楽しかったです。

そこまで強い訳ではなく、頑張れば倒せるくらいで、その辺りのちょうど良さも良い塩梅でした。ちなみに倒すと前述した必殺技が使用可能となる巻物を獲得できます。

やっぱり隠しボスと戦えるのは嬉しいですね。僕は隠しボスがステージごとにいるんじゃないかと思いステージ内をくまなく探していました。

そのおかげでクリアする頃には無印の4倍くらいのプレイ時間になっていました(無印は2〜3時間程度)。それくらいボリュームが上がっています。

ストーリーがしっかり語られるようになった

無印ではストーリーが大筋だけで詳しくは語られないため、あってないようなものでした。しかし、本作ではしっかりとストーリーが掘り下げられています。

アズルの幼少期やルフスと王の関係、なぜルフスは王を裏切ったのか、そして王国が崩壊してしまう理由など、明かされなかった謎が語られます。

無印で明かされなかった物語が語られることでキャラクターに感情移入できるようになり、よりゲームを楽しめるようになりました。

明かされなかった理由もしっかり掘り下げられているため、無印プレイ済みの人も楽しめる点はとても良かったです。僕も本作をプレイして色々スッキリしました(笑)

気になった点

相変わらず処理落ちがひどい

アップグレード版でどうにかなってくれる事を期待していた処理落ちですが、やっぱりダメでした。

しかもアップグレードされてさらにひどくなったように感じます。これがスムーズになるとさらにプレイしやすくなるんですけどね。

やはりツクール製だと限界があるのでしょうか。何とならないかなと思いました。

バランスブレイカーな技がある

今回から追加された必殺技ですが、その中の一つが高火力になっています。

ぶっちゃけこれがあるだけで他はいらないんじゃないかくらいのバランスブレイカーっぷりを発揮してくれます。

とはいえ何度も当てないと倒せない敵は多いですが、出しやすい上に高火力のため連発が可能なのは良いのか悪いのかという印象でした。

まとめ

気になる部分はあるものの、様々な点がアップグレードされてさらにおもしろくなったと思います。

Steam版未プレイの方やSwitch版のリリースで本作の存在を知ったという方にプレイしていただきたいです。無印プレイ済みの方はストーリーを楽しむために本作をプレイしてほしいです。本記事を読んでいただき気になったという方もぜひ!

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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