【感想・レビュー】Ocean’s Heart (オーシャンズハート)

こんにちは、まよねーずです!

3月になり少しずつ暖かくなっていますね。こちら札幌も雪が溶け始め地面が見えるようになってきました。

気温も日中はプラス気温になってきたためかなり暖かくなってきましたが、油断した時に降るのが雪の怖い所。

さらに雪が溶けて固まり氷のようにツルツルになると、歩くのが非常に怖い!なので3月いっぱいは念のため靴は冬靴のままが無難かなと思いました。

さて今回は、ゼルダの伝説(しかも2Dゼルダ)にインスパイアされたオープンワールドなアクションアドベンチャー「Ocean’s Heart (オーシャンズハート)」です。

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Ocean’s Heart (オーシャンズハート)について

開発元Max Mraz
リリースプラットフォームSteam、Switch
価格Steam:¥1,520
Switch:¥1,620

本作は開発者のMax Mraz氏が手がけた作品です。

自身でも公表するほどゼルダの伝説シリーズ、中でも2Dゼルダが大好きな方のようで、本作もそんな愛から生まれた作品です。

2021年1月にSteam版がリリースされ、当初日本語版はなかったのですが、しばらくして対応言語に日本語が追加されました。

それからさらに経った2022年2月にSwitch版がリリースされました。

以前Steam版を購入していたのですが、やっぱりゲーム機でプレイしたいと思い、Switch版を購入してプレイしました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

父の後を追い海賊にさらわれた友人を救出せよ

本作の舞台は小さな島々からなる群島のような世界。一つの島に住むティリアは、平和船団と呼ばれる組織に所属する父と酒場を営む姉と三人で暮らす少女。

ティリアは父の頼みでウイスキーを取りに村にある洞窟へ向かいます。友人のヘイゼルから剣を受け取り、洞窟へと入るティリア。洞窟の中でウイスキーを手に入れ戻ろうとすると地震が起こり閉じ込められてしまいます。

別の出口を探し洞窟内を進み出口を発見ますが、出口の近くで化け物を発見します。何とか撃退したティリアでしたが、村の外に出ると村に火の手が上がっていました。

急いで自分の家へと戻ると姉であるリンデンから村に海賊が爆弾を投げてきたと聞きます。父であるマロウが海賊を追いかけて桟橋に向かったと聞いたティリアはすぐに桟橋へと向かいます。

桟橋に着くと父から白い砂時計を旗に掲げた海賊が村を襲い、ヘイゼルをさらっていったことを知ります。救出に向かおうとするティリアにヘイゼルは自分が助けに行く、数日で帰るからそれまで村を守って欲しいと言い、マロウは海賊たちの元へと向かいます。

それから数か月、一向に戻る気配のないヘイゼルとマロウを連れ戻すため、ティリアは旅にでることを決めます。

白い砂時計の旗を掲げた海賊団。この情報を頼りにティリアはひろい海を冒険していきます。果たしてティリアは海賊団を見つけ、ヘイゼルとマロウを連れ戻すことができるのでしょうか。

2Dゼルダへの愛が感じられるアクションアドベンチャー

本作の特徴は何と言ってもゼルダです。ゼンダの伝説、しかも見下ろし型の2Dゼルダにインスパイアされたアクションアドベンチャーです。

ドットの雰囲気は2Dゼルダの中でも「ゼルダの伝説ふしぎのぼうし」に似たつくりになっているように感じました。

ゲームの内容もゼルダをインスパイアしているためとにかくゼルダ、ゼルダ、ゼルダです。

同じく2Dゼルダライクなインディー作品である「ブロッサムテイルズ」もそうなのですが、これでもかとインスパイア元に似せた作品を作れるのはインディーゲームならではじゃないでしょうか。

良かった点

ゼルダライクとしての抜群の安定感

やっぱり良かった点はここかなぁと思います。ゼルダライク作品として抜群の安定感があります。

2Dゼルダに慣れ親しんだ世代なら問題なくプレイ可能で、2Dゼルダが好きであれば間違いなく楽しんでプレイできます。

また、ゼルダシリーズへの愛を感じるほど丁寧に作られているため、インスパイア作品として高い水準になっています。

あまりに忠実に作られているため、オリジナリティがないと感じられる部分はあります。しかし2Dゼルダがあまりリリースされていない昨今では、個人的にそれが逆にありがたく感じました。

グラフィック、操作性がしっかりと往年のアクションアドベンチャーのように楽しめるというのは貴重ですね。

自由な冒険を楽しめるオープンワールドなつくり

ゴリゴリのゼルダライクな本作ですが、ゲーム進行はオープンワールドのようになっています。

父親の後を追いかけ海賊から友人を助けるというメインクエストはありますが、サイドクエストも豊富に用意されています。

やらずにメインクエストのみ進めるもよし、寄り道してサイドクエストをこなすもよし、そんな自由度の高さが良かったです。

サイドクエストでは武器や防具のレベルを上げたり、ハートを獲得して体力をアップしたり、アイテムを獲得したりと色々なメリットがあります。

サイドクエストでしか行けない場所や戦えない敵もいるため、本作を存分に楽しめる要素が満載です。

気になった点

ボタン配置が難ありのため誤爆が頻発する

いい意味でしっかりと2Dゼルダをインスパイアしている本作ですが、ゼルダと違いボタン配置が厄介でした。

街や村について人に話しかけようとしたり、ダンジョンで宝箱を開けようとしたりと、アクションボタンは何かと使用するわけですが、人に話しかけようとアクションボタンを押すと回避が暴発してしまいます。

別に回避したいわけではないのに回避が頻発するため、なかなか人に話しかけたり宝箱がとれなかったりと、うっとおしくなることがよくありました。さらにボタン配置は変更することができないため、終始この問題に悩まされました。

ここまでゼルダライクにしたのなら、ボタン操作もゼルダに合わせて欲しかったなと思います(不思議のぼうしでは回避ボタンは別のボタンになっていました)。

まとめ

ここが良かった
  • ゼルダライクとしての抜群の安定感
  • 自由な冒険を楽しめるオープンワールドなつくり
ここが気になった
  • ボタン配置が難ありのため誤爆が頻発する

2Dゼルダへの愛に満ち溢れたアクションアドベンチャーでした。僕のようにどちらかというと3Dゼルダより2Dゼルダの方が好きな人はとても楽しめると思いますので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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