【感想・レビュー】隠龍伝説:影の追跡(Hidden Dragon: Legend)

こんにちは、まよねーずです!

先日リリースした「バイオミュータント」を絶賛プレイ中ですが楽しいです。

広い世界を探索できる楽しさや多数のサブクエスト、スタイリッシュなアクションと、過去にリリースされた様々なオープンワールドの良い所を取ってきて混ぜ込んだ、チャンポンのような作品です。

バトル中の敵のロックオンが雑だの安っぽいフォントだのと色々言われていることもあり、世間の評価はいまいちのようですが、十分楽しめるレベルなので個人的には満足です。

まだまだ終わる気配がしませんが、ひと段落付いたあたりでブログにもレビュー記事を書こうと思います。

さて今回は中国産のスタイリッシュ2Dアクション「隠龍伝説:影の追跡(Hidden Dragon: Legend)」です。

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隠龍伝説:影の追跡(Hidden Dragon: Legend)について

開発MegaFunGames
リリースプラットフォームSteam、PS4
価格Steam:¥1,520
PS4:¥2,444

本作はMegaFunGamesが手掛けた作品です。

デビルメイクライやニンジャガイデン、SHINOBIシリーズにインスパイアされた2Dアクションです。

2017年にPS4でリリースされ、その後2018年にSteamでリリースされたという、先行でPS4版が配信される珍しいタイプです。僕はPS4版を購入しプレイしたため、PS4版でのレビューとなります。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

組織を追っていく中で失われた記憶を取り戻せ

物語の舞台は古代中国、主人公である青年は監獄で目を覚まします。すでに傷だらけの状態で目覚めた青年は記憶を失っており、多数の死体が横たわるこの場所で何が起きたのかわからない状況でした。

満身創痍な中監獄を抜け出すと、青い装束に仮面を付けた謎の組織の者たちに襲われます。落ちていた剣で何とか倒しますが、親分らしき男に追い詰められた矢先、謎の力を発動し男を撃退します。

力を発動後、そのまま倒れてしまった青年は沈大夫(ちんたいゆう)とその娘である菲児(ふぇい)に助けられます。

しかしある日、監獄で遭った謎の組織が親子の家に現れ二人を殺害してしまいます。青年はその後組織の者たちを倒し親分である男が持っていた紙切れを見つけます。そこには「洛陽」「白馬寺」「暗鴉」と書かれていました。

青年は親子を供養した後、紙切れに書かれていた洛陽にある白馬寺を目指します。一体暗鴉とは何なのか、そして自分が監獄に囚われていた理由とは何なのか?その記憶を取り戻す旅が始まります。

スタイリッシュな横スクロールアクション

本作はステージクリア型の横スクロールアクションです。章ごとにストーリーを進めていきます。各章は複数のステージに分かれており、様々なステージを進んでいきます。ステージ前にはイベントが挿入されストーリーを盛り上げてくれます。

ステージは基本一本道ですが、ステージによっては迷路のようになっており、アイテムの入った空箱を見つけたりなどの探索要素もあります。

バトルは剣を使った武侠アクションがメインです。弱攻撃と強攻撃を組み合わせて敵にコンボを叩き込みます。武器以外にも飛刀という飛び道具もあり、二つの武器を切り替えて戦っていきます。

武器はステージ内で獲得できるアイテムで精錬が可能となっており、最大4段階強化が可能になっています。

良かった点

スタイリッシュな操作が楽しめるバトル

やっぱり本作のメインコンテンツは楽しいです。

基本は弱攻撃と大攻撃を組み合わせて敵に攻撃を与えていくのですが、かち上げ攻撃もあり敵を浮かせたと同時に自分も空中へ跳び、空中攻撃を当ててフィニッシュに叩きつけるといった、デビルメイクライを彷彿とさせるコンボも可能です。

他にも体力下のゲージを使用した必殺技もあったり、また、敵の攻撃をタイミングよく回避することでジャスト回避が可能で、その後攻撃ボタンを押すとカウンター攻撃を発動させることもできます。

また、敵を倒した際に獲得できるポイントを使用して新しいコンボを獲得したり、コンボ発動時の追加効果を開放したりすることでバトルの幅が広がっていく点も良かったです。

うまくコンボが決まるとかなり爽快感があるため、積極的に狙っていきたくなりました。

自分の好みに合わせて切り替えることが可能な心法

あくまでもアクションのためレベルなどの成長要素はないのですが、主人公を強化可能な「心法」という要素があります。

心法は装着すると体力や攻撃力などのステータスをアップさせることができます。ゲーム開始時は一つしか持っていない状態なのですが、ステージに隠された断片を一定数集めることで新しい心法を開放することができます。

また、各新法にはレベルが設定されており、最大までアップさせると突破という状態になり、追加効果が発動します。心法によってアップするステータスや追加効果は違うため、状況に応じて切り替えていくのが重要です。

ただ開放してしまえば自由に切り替え可能なので、いちいちメイン画面に戻って切り替えがなくても良いのは良かったです。

気になった点

即死ゾーンが多く理不尽

スタイリッシュなアクションが売りではあるものの、即死ゾーンが多いのが気になりました。

お構いなしに即死ゾーンでのバトルもあるため、なかなかアグレッシブに攻められず、即死を気にせず操作できなかったのは悩ましかったです。

また、崩れる足場から落ちずに進んでいく必要があるステージでは、落下したら即死となりまた最初からやり直す必要がありかなりストレスでした。

スタイリッシュなアクションが楽しめるからこそ、そういった点を気にせず純粋に楽しみたかったです。

敵が硬くコンボがつながらない

本作は攻撃してものけぞらないスーパーアーマーを持った敵が多数登場するのですが、何発攻撃を当ててものけぞらないという厄介な仕様でした。

そのためコンボをしっかり当てることができず、スキが少ない攻撃を何発か当て敵が攻撃してきたら避けるといった、爽快感のない戦い方になってしまう事が多かったです。

スーパーアーマーを持っているのは良いのですが、ある程度攻撃を当てるとスーパーアーマーが解除されコンボを決めることができるといった仕様にしてくれたらもう少し爽快感を感じられて良かったのになと思いました。

まとめ

ここが良かった
  • スタイリッシュな操作が楽しめるバトル
  • 自分の好みに合わせて切り替えるが可能な心法
ここが気になった
  • 即死ゾーンが多く理不尽
  • 敵が硬くコンボがつながらない

アクション周りで粗はありますが、基本はスタイリッシュな操作が楽しめるアクションです。武侠アクションが好きな方、デビルメイクライなどのスタイリッシュなアクションが好きな方は楽しめると思いますので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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