こんにちは、まよねーずです!
新しいPCを買ってしまいました。ついに買ってしまいました。多分旧PCが壊れていなかったら買ってなかったかもレベルの久しぶりの高い買い物でした。
ちなみに人生初のゲーミングPCです。ゲームプレイに特化したPCなんて初めてです。Steamがあらかじめ入っているなんて衝撃でした。
試しにいじってみると、旧PCでは重くてプレイできなかった作品がプレイできる!しかもサクサク!旧PCとそこまで変わらない価格だったのですが、技術の進化は恐ろしいですね。
なので勢い余って以前から欲しかったSteamでしかリリースされていない作品をいくつか購入してしまいました。ちなみに今回レビューする作品もその一つだったりします。
という訳で今回は、まさかの続編がリリースされていて驚いた「Cosmos: Stella Returns(コスモス:ステラリターンズ)」です。
Table of Contents
作品について
開発 | SEEP |
リリースプラットフォーム | Steam |
価格 | Steam:¥700 |
本作はSEEPが開発した作品です。以前リリースされた「COSMOS BIT」の続編として、2023年10月3日にリリースされました。
まさか続編がリリースされているとは知らなかったため、たまたま見つけた時は驚きました。
しばらく待っていればSwitch版のリリースもあるのかもしれませんが、これも何かの縁。Steam版を購入してプレイしました。
ストーリーゲーム内容はどんな感じ?
人類の第二の故郷である惑星に行き人類の歴史を守れ
本作の舞台は地球とは別の惑星であるメモリア。この惑星は人類が住めなくなってしまった地球の代わりに与えられた、人類にとって第二の故郷です。
遠い昔、地球は人類の度重なる大気汚染により発生した恐ろしい寄生虫により滅んでしまいました。しかし人類はヘルメスと呼ばれる種族により、他の惑星にも影響を及ぼしかねない寄生虫を地球もろとも消滅させることを条件にメモリアを与えられます。
人類は銀河連邦コスモスの一員となり、新しい惑星で平和に暮らしていました。しかし、それから一万年後、メモリアが人類にとって危険な惑星であったことがわかります。そして数多くの災難によりメモリアを離れることを余儀なくされてしまいます。
しかしメモリアは人類にとっての歴史と技術が刻まれた重要な惑星です。そのためコスモスはメモリアの歴史と英知を守るため、ある一人の宇宙戦士にメモリアに眠る人類のデータを守る依頼をします。
その戦士というのが、前作の主人公でもあるステラ・ミノルバです。ステラはコスモス同盟からの依頼により惑星メモリアに降り立ちます。
メモリアはエイリアン達の巣窟となっており、特にメモリアの歴史が保存されているエリアには、凶悪なエイリアンが侵入している状況です。果たしてステラは凶悪なエイリアン達から人類の技術と歴史を守ることができるのでしょうか。
全体的に正統進化したメトロイドフォロワー
本作は前作同様メトロイド寄りのメトロイドヴァニアで、主人公ステラを操作して惑星メモリアを探索し、データルームに侵入したエイリアン達を倒していきます。
味のあるシンプルなドットグラフィックだった前作から、本作ではより細かいドットグラフィックへと進化しています。
ゲーム内容はマップを探索しデータルームへと続くテレポーターを見つけます。そしてマップとは別に用意された一本道のデータルームを敵を倒しながら進み、最奥にいるボスを倒せばクリアとなります。
前作と変わらず複雑な操作は必要ない誰でも楽しめるシンプルなゲームデザインですが、前作と同じかというとそうではなく、グラフィックだけでなくゲーム内要素も前作よりもパワーアップしているため、前作の正統進化版と言えます。
良かった点
パワーアップしたドットグラフィック
本作をプレイした中で一番驚いたのがやはりグラフィックです。ちんまりシンプルなグラフィックだった前作と変わり、本作はスーパーファミコンのような16ビットのグラフィックに進化しています。
キャラクターの等身自体も上がっており、より細かい動作がわかるようにもなり、ファミコンからスーパーファミコンへと進化した時のような驚きがありました。
冒頭のストーリーでも美麗なドットの一枚絵が何枚か挿入されるため、ゲームの世界観を感じられるようになり、物語性も増したように思います。
前作からいい意味でガラッと変化したグラフィックのおかげで様々な面に良い影響を与えているのではないでしょうか。個人的には前作よりも本作の方が楽しめました。
ボスのバリエーションとパターンが増えた
個人的に嬉しかった点です。前作ではボスが同じようなボスしかいない、かつみんな同じで特徴がないとレビューしたのですが、本作ではボスのバリエーションが増えました。
本作では7体のボスが登場するのですが、巨大エイリアンやロボットなど様々なボスが主人公に立ちふさがります。ボスの中には「あ、そう来たか」なんて奴もいたりして楽しめました。
それぞれ攻撃パターンも違い、ボスの中には体力が減ってくると動きが変化するボスもいるため、油断するとやられてしまうこともありました。
確かにボスによってはワンパターンな攻撃を繰り返す奴もいたりもするのですが、前作に比べれば十分といえるくらいにはパワーアップしてるんじゃないかなと個人的には思いました。
気になった点
セーブポイントの配置バランスが悪い
前作同様誰でもプレイしやすいシンプルなゲームデザインではありますが、セーブポイントの配置が気になりました。
というのも、本作ではセーブポイントの手前に鍵のかかった扉があり、セーブポイントから先に進んだ場所のスイッチを押して、手前の部屋まで戻るルートが何か所かあります。
道中は意外に長いのですが途中セーブポイントはなく、行って帰ってきてようやくセーブができる状況です。道中でやられてしまうとセーブポイントからやり直しになってしまいます。
同様にステージのようになっているデータルームも、クリアするまでセーブすることができず、道中やボスでやられてしまったらまたステージの最初からになり、非常に面倒でした。体力回復ポイントがあるにはあるのですが、有料のため気軽に使えないのも厄介でした。
まとめ
- パワーアップしたドットグラフィック
- ボスのバリエーションとパターンが増えた
- セーブポイントの配置バランスが悪い
グラフィックやゲームデザインなどすべてがパワーアップしたメトロイドフォロワーの続編です。前作が物足りないと感じた人は一度プレイしていただきたいです。
また、前作未プレイの方も本作からのプレイでも問題ありません。主人公は同じですが、ストーリーはつながっているようでつながっていないので安心です。気になったらぜひプレイしてみてください。
という訳で今回はこの辺で。
また次回!