こんにちは、まよねーずです!
先日、お世話になっているブログ「スキあらばGAME」に記事を寄稿しました。
昨年から不定期で寄稿させてもらうことになり先日2本目となる記事を寄稿したのですが、インディーやメジャーながらもマイナーなゲームを取り扱う本ブログとは違い、最新のゲームを取り扱っているため、旬な記事が多いです。
そのため僕も旬なゲームや最新ゲームを寄稿できます。ちなみに今回寄稿したのはグランディアHDコレクションです。
ん?最新じゃない?…やっぱり、やりたい時にやりたいゲームをやって紹介するのが一番だと思うんです(積みゲーが多すぎてメジャーな最新タイトルをプレイできていません)。
[blogcard url=”https://sukiaraba-game.jp/?p=49559″]こちらにリンクを貼っておきますので気になった方はぜひ見てもらえたら嬉しいです!
さて今回は、双子を操作してゴブリン達と戦うベルトスクロールアクションRPG「Young Souls(ヤングソウル)」です。
Table of Contents
Young Souls(ヤングソウル)について
開発元 | 1P2P Studio |
リリースプラットフォーム | Steam、PS4、Switch |
価格 | Steam:¥2,570 PS4:¥3,850 Switch:¥3,850 |
本作はフランスのスタジオ1P2P Studioが手がけた作品です。
ヴァニラウェア開発の「ドラゴンズクラウン」や、名作インディーの「キャッスルクラッシャーズ」のようなベルトスクロールのアクションRPGで、先行してSteam版が2022年3月10日にリリースされました。
それから2、3週間後くらいの3月31日に家庭用機版がリリースされました。そしてさらに半月程経った4月19日にPS4がリリースされるという三段構えのリリースが行われました。
発表より前から動画で発見し気になっていた作品。日本語があるかその時点ではわからなかったのですが、無事に日本語ローカライズかつ家庭用機版がリリースされたので、Switch版を購入してプレイしてみました。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
大切な人と町を救うため、双子の姉弟がゴブリンへと立ち向かう
町はずれの大きな屋敷に暮らすジェンとトリスタンは、両親を失いとある博士の養子として育てられた双子の姉弟。
気難しい年頃の2人は1年以上を共に過ごしている博士をまだ「父」と呼ぶことはできずよそよそしい態度を取っていますが、なんだかんだで3人仲良く平和に暮らしていました。
ある時博士から質屋に不要な物を売ってきて欲しいと頼まれ町へと向かいます。質屋へのお使いを済ませ屋敷に戻ると、屋敷が荒らされ博士の姿も見えませんでした。一体何が起きたのかわからない2人でしたが、ふと地下室への扉が開いているのを見つけます。
部屋の中にあるエレベーターに乗りさらに地下深くへと降りていくと、何やら別の場所へと繋がる大きな門がありました。手近にあった武器を手に取り門をくぐるとそこは自分たちの世界とは別の場所、紫の肌を人間のような者たちが現れます。
バルドウィンと呼ばれるゴブリンの話では、どうやら彼らは町の地下深くに住んでいる「ゴブリン」と呼ばれる種族で、地上との戦いのために博士を連れ去ったそうです。
その話を聞いたジェンとトリスタンはバルドウィンのサポートの元、博士を救うためゴブリン達に戦いを挑んでいきます。
果たして2人はゴブリン達の手から博士を取り戻すことができるのでしょうか。博士の救出から始まる2つの世界の運命をかけた2人の戦いが今始まります。
やり応えのあるベルトスクロールアクションRPG
前述していますが、本作はヴァニラウェア開発の「ドラゴンズクラウン」や、名作インディーの「キャッスルクラッシャーズ」を彷彿とさせるベルトスクロールタイプのアクションRPGです。
ベルトスクロールというと「ファイナルファイト」のようなゴリゴリのアクションをイメージする方も多いと思いますが、ベルトスクロールタイプのアクション要素とレベルや装備といったRPG要素は意外に相性が良く、この手のタイプの作品は結構リリースされていたりします。
見た目はイラストチックなグラフィックなため漫画のようです。そんなイラストチックなキャラを操作してベルトスクロールアクションを楽しむことができます。
自分たちの町を拠点として、地下研究室にある門から様々な場所へと向かいます。ステージクリア型となっていて、前のステージをクリアすると次のステージに行くことができます。
ステージ以外にも鍵を獲得することで入ることができる宝物庫や、新しい武器種を装備可能となる試練など、様々なものがあります。
また、町では武器や防具の購入、レベルアップ後に手に入るチケットを使ってステータスをさらに強化できるフィットネスといった様々な施設が用意されています。こういった拠点で自身を強化するなど準備を行い、ステージへと向かいクリアを目指す、オーソドックスな流れではありますが良いですね。
そういえば、結構前のスマホゲームにはこの手のゲームが多かったように思います。ふと過去にベルトスクロールアクションRPGをいくつかやっていたのを思い出しました。
最近では減ってきましたが、意外に需要があったのではないかと思うので、ぜひこの波を家庭用機に持ってきて欲しいなと思ったりします。
良かった点
マルチやソロで楽しめる双子の冒険
ん?どこかで書いた内容だなぁ。と思ったら以前同じようなことを言っていました。でも違うゲームだから書くよ!
本作は双子の冒険を描いているため、双子を操作してゲームを進めていく訳ですが、2人を交代しながら進めていくシングルプレイと、それぞれのキャラクターを操作して進める協力プレイを楽しむことができます。
協力プレイが楽しいのはもちろんですが、僕が推したいのはシングルプレイ。以前紹介した作品のように2人いっぺんに登場し、片方を操作してもう片方は自動で動くタイプとは違い、一人ずつ操作します。
操作していないキャラクターは画面外で待機状態になる訳ですが、画面下にある交代ゲージを消費することで瞬時に交代可能となっています。
操作しているキャラの体力が減ってきたら交代するなどできるため、意外に画期的なシステムです。しかしそれではありません。
うまい人ならコンボ攻撃を決めてから交代してそのままコンボをつなぐといった、チーム対戦格闘ゲームのようなテクニカルな操作も可能です。
協力プレイとは違った、シングルプレイならではの操作が楽しめるのは良いなと思いました。
見た目も変化する豊富な装備品
本作には様々な装備品が登場します。まず武器は片手剣や両手剣、ナイフ二刀流など、自分の好みに合わせた武器を選択できます。
武器は強化も可能となっており、武器によって強化上限は変わりますが、自分の好きな武器を自由に強化することができます。
防具に関しても様々なものが揃っており、兜や鎧、靴といった様々な防具が用意されています。兜と鎧は組み合わせによって追加効果が発動したりします。
靴はちょっと特殊なんですが、防具屋ではなく町のスニーカーショップで購入できます。靴に様々な特殊効果が付いているいて、靴によって効果が違います。
また、武器や防具は武器によって見た目も変化するため、忍者のような姿になったり、ガチガチの鎧をまとった騎士のような見た目にすることもできます。
様々な効果が発動し、見た目も変化するのはやっぱり良いですよね。ただ、見た目だけ変更することはできないため要注意です。強くなるためには見た目を犠牲にすることも必要です。ちなみに、防具とは違い双子が来ている洋服の見た目を変更することもできます。
気になった点
パリィ必須の難易度
ベルトスクロールアクションのため意外に爽快感があるかと思いましたが、本作のアクションは意外にもパリィ必須の難易度でした。
敵は結構頻繁にこちらの攻撃をガードしたり、スーパーアーマーをもっていたりとなかなかダメージを与えることができません。中にはこちらの攻撃をパリィしてくる敵も。
そのため敵の攻撃をパリィして攻撃するのが安全かつ効率的にダメージを与える方法となります。また、常にガード状態のため敵の攻撃をパリィしないと倒せないという理不尽なボスもいるため、パリィができないと先に進めないという場面もありかなりストレスが溜まりました。
バトルへのアクセントとしてパリィ要素を入れるのは良いと思いますが、パリィが使えないと先に進めないのはやり過ぎだと思います。もう少しバランスをどうにかして欲しいです。
移動時に読み込みや演出が入りテンポが悪い
本作は様々な場所への移動が必要なタイプですが、移動するたびに読み込みが入るためかなりテンポが悪いです。
ファストトラベルのような機能があるのは良いのですが、要所要所で移動演出が入り自分で移動するのとほとんど変わらないレベルです。
移動演出も屋敷の自分たちの部屋からの階段を上ったり下りたりする演出、武器防具やに入る時の地下室へ降りる演出など、要所要所で無駄な演出が入り、ようやく読み込みが始まるという状況のためテンポが悪いです。
読み込みが入るのが悪いとは言いませんが、ちょっと読み込みが多いのと、テンポを損なう演出は控えて欲しいなと思いました。
まとめ
- マルチやソロで楽しめる双子の冒険
- 見た目も変化する豊富な装備品
- パリィ必須の難易度
- 様々な場面で読み込みが入りテンポが悪い
全体的に気になる部分は多いですが、ゲームとしては楽しめる作品です。ドラゴンズクラウンやキャッスルクラッシャーズが好きな方、ベルトスクロール型のアクションやアクションRPGが好きな方は楽しめると思うので、気になったらぜひプレイしてみてください。
それでは今回はこの辺で。
また次回!