【感想・レビュー】美少女×ロックマンな2Dアクション『Rosenkreuzstilette(ローゼンクロイツスティレッテ)』

こんにちは、まよねーずです!

今日、10年以上前にプレイしたインディーRPG『Cresteaju(クレスティーユ)』がSwitchでリリースされるという記事を見ました。しかも色々追加要素が入ったリマスター版です。

当時の僕はネットで同人ゲームの購入やフリーゲームをダウンロードをしたり、フリーゲームが大量に入ったディスク付きの雑誌を購入したりしてプレイしていました。クレスティーユもちょうどその頃プレイしたものです。

RPGツクールで制作されたものが多い中、オリジナルで制作されていた名作です。もうかなり前なのでストーリとか忘れちゃってますが、Switch版を購入して当時の名作を再度楽しみたいと思います。

今回は『Rosenkreuzstilette(ローゼンクロイツスティレッテ)』の紹介です。

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Rosenkreuzstiletteについて

開発[erka:es](エルカーエス)
リリースプラットフォームSteam、PLAYISM
価格Steam:¥980
PLAYISM:\980

本作は国内の同人サークル[erka:es](エルカーエス)が手掛けた作品です。かれこれ13年前の2007年、冬のコミケで初回リリースされた今や古参の作品になります。

当時友達が購入したのでプレイさせてもらっていたものの、クリアできぬままその友達とは疎遠になり、それからずっと頭から忘れていました。

しかしその後、2017年にSteamでリリースしているのを見かけ購入し今に至ります。いやぁ、懐かしい。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

魔力と呼ばれる力を持った少女達の戦い

舞台はその昔魔力と呼ばれる力が存在していた世界。今でも魔力を持つものはいるものの、マギと呼ばれ邪悪な者として迫害されていました。

そんな世界の神聖帝国で訓練所の教官補佐として従事していたマギである主人公のスピリティア。ある夜訓練所が襲撃に遭うのですが、その犯人は彼女の親友でした。

スピリティアは親友の口から、かつて自身も所属していたマギ集団エルカーエスが、新しい世界を作るため帝国に反旗を翻した事を告げられ、こちら側に付くよう促されます。

しかし彼女はそれを拒否。エルカーエスの暴走を止めるため、かつての同胞達との戦いに身を投じていきます。

美少女満載!往年のロックアクション

ゲームはロックマンをインスパイアした、ステージクリア型の2Dアクションです。

全8ステージの中から好きな所を選択して進めていき、ステージ最後に待ち構えるボスを倒せばステージクリアというオーソドックスなタイプです。

しかもキャラクターは美少女ばかり!可愛い女の子キャラが好きな方にはたまらない世界観です。

良かった点

プレイ感覚はロックマンそのまま!

今のうち言います。パクりじゃありません。リスペクトです。そう勘違いしてしまうくらいロックマンをふんだんにインスパイアしています。

ステージ選択や操作感覚、道中の雑魚キャラやボス戦、さらにはパスワード画面まで!開発者のロックマンに対する愛の強さが伝わってきます。

さらに本作は所々でロックマンファンならニヤリとしてしまう部分も多いので、ぜひプレイしてニヤリとしていただきたいです。

ちなみに僕もロックマンは8まで、ロックマンXはすべてプレイ済み。さらにはゼロやZX、ロックマンDASHまでプレイ済みと、結構なロックマン好きだったりします。あ、アーケードのロックマンもプレイ済みですよ!

パロディ要素がおもしろい

本作はロックマン以外にも様々な作品のパロディ要素が満載です。

ボスの攻撃が様々な漫画やゲームのパロディになっていたり、ステージ内でもそういった点が見られます。

中でも各ステージでゲームオーバーになった時表示されるイラストが印象的。もうアレがコレでソレです。

ここまで清々しくパロディできるのは同人ゲーム(インディーゲーム)ならではかなと思います。

クリア後に別キャラクターはゼロ!?

本編クリア後にサークルロゴ画面中にあるコマンドを入力すると、スピリティアとは違うキャラクターでプレイできるモードが解禁します。

8人のボスの中の1人である剣士のキャラなのですが、プレイ感覚はロックマンXのゼロそのもの。

敵をズバズバ斬りながら壁蹴りやダッシュで進んでいく様はまさにゼロです。個人的にXシリーズが好きな僕には嬉しいモードでした。

気になった点

オリジナリティがない

本作は世界観やキャラクターは別物ですが、ゲーム自体は完全にロックマンインスパイアのため、正直オリジナリティがなかったです。おもしろいはおもしろいんですけどね。

良くも悪くもロックマンを再現しキャラクターを挿げ替えたような印象が強かったので、何かしらのオリジナリティがあれば良かったかなと個人的には思います。

一部ボスがいやらしい

ネタバレになってしまうのであまり言えないんですが、敵の本拠地に出てくるボスがロックマンのワイリーステージ、Xのシグマステージに出てくるボス達に酷似しています。

ボスの動きもほとんど同じなんですが、原作にはないいやらしい攻撃や動きがプラスされており、ちょっとストレスが溜まります。

ちょっとしたアレンジつもりだったんがと思いますが、逆にストレスの要因になってしまった気がします。

まとめ

開発陣のロックマン愛をしっかりと感じられる作品です。ゲームとしてはロックマン好きは間違いなくおもしろい作品になっています。もちろん美少女キャラが好きな人にもオススメです。

どこまでロックマンが詰まった作品なのかはぜひプレイして確かめてみてください。

それでは今回はこの辺で。
また次回!

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