【感想・レビュー】Ori and the Will of the Wisps(オリとウィスプの意志)

こんにちは、まよねーずです!

最近ゲーミングPCを買おうかどうしようか悩んでいます。というのも、きっかけは以前あったPS5の値上げの話。もしかしたら今後他の機種も値上がりするんじゃないかと危惧しています。

他のジャンルもそうなんですが、メトロイドヴァニア含めインディー作品はSteamでリリースされることが多いので、今は高スペックのゲーミングPCを1セット買う方が色々得なんじゃないかと考えております。

とはいえ決していらない訳ではないので、PS5は新型が出たあたりで購入を検討するとして、先にゲーミングPCを購入しようかと考えている訳です。

ただ高い!かなり高価な買い物になるので、しばらく悩もうかと思います。セールもあったりするのでタイミングもしくじりたくないし、はてさてどうしよう。うーむ。

さて今回は前作よりも成長した光る妖精の大冒険「Ori and the Will of the Wisps(オリとウィスプの意志)」です。

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Ori and the Will of the Wisps(オリとウィスプの意志)について

開発元Moon Studios
リリースプラットフォーラムSteam、Switch、Xbox Series X/S、Xbox one
価格Steam:¥3,132
Switch:¥3,520
Xbox Series X/S、Xbox one:¥3,150

本作はMoon Studiosが手がけた前作「オリとくらやみの森」の続編です。前作同様まさかのSwitch版リリースということで、Switch版を購入してプレイしました。最近、競合同士がハードの垣根を越えてタイトルをリリースするようになりましたね。

本作もスタジオ自体がマイクロソフトと組んで制作していたこともあり、他プラットフォームでリリースされることはないと思われたのですが、こうやってリリースされているので、プラットフォームの枠にとらわれずたくさんのゲームが楽しめるようになると良いですよね。

本作についてはすでにプレイされている方も多く、ぶっちゃけ今更と言われてしまいそうな作品ではありますが、ようやっとプレイしたのでしばしレビューにお付き合いください。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

光の精霊と一羽の鳥の大冒険

※前作のネタバレも含みますので、未プレイの方はご注意ください。

前作の冒険からしばらくして、オリ達がクロの巣から持ち帰った卵からクロの子どもが生まれます。

クゥと名付けられたその子は、オリやオリの育ての親であるナル、仲間のグモから惜しみない愛情を注がれすくすくと育っていきます。そして身体がオリよりも大きくなり始めた頃、クゥが飛ぶ練習を始めます。

片方の羽根が育っていないクゥはうまく飛ぶことができず落ち込んでしまいます。そんな時、クゥの親であるクロの残した一枚の羽根を片方の羽根に取り付けると、無事に飛ぶことができるようになりました。

クゥはオリを背中に乗せ空へと飛び立っていきます。オリ達の住むニブルの森を越え、別の土地まで飛んでいきます。楽しそうに飛んでいた二人でしたが、突然の嵐に巻き込まれます。

嵐により離れ離れとなってしまったオリはニブルの森から遠く離れた森、「ニウェンの森」で目を覚まします。オリはクゥを見つけ一緒にニブルの森へ帰るため、ニウェンの森の様々な場所を巡ります。

しかし、ニウェンの森は以前のニブルの森とは違いすでに精霊の力は失われており、邪悪な生物達が跋扈する危険な森へと変貌していました。果たしてオリは無事にクゥを見つけることができるのでしょうか。オリの新たな冒険が今始まります。

バトル要素が追加されよりパワーアップしたオリの大冒険

前作同様、本作はアスレチック要素満載のメトロイドヴァニアです。オリを操作して新たな舞台となるニウェンの森を巡っていきます。

また、美麗な2Dで表現されていた前作ですが、本作からはグラフィックが3Dとなり、オリの世界を立体的に表現しています。

作品によっては2Dから3Dになることで2Dの良さが失われ粗いグラフィックになってしまう作品もあるのですが、3Dになっても2Dの時に持っていた良さは失っておらず美麗です。

基本は前作と変わっていませんが、今回のオリには邪悪な敵たちとのバトルが用意されています。前作にもバトルはあったんですが、今回のオリは一味違います。詳しくは良かった点で語らせてください。

また、前作に合った強化要素のあるスキルツリーは廃止され、スキルをセットする形になりました。そのため、今回はヴァニア寄りではなくメトロイド寄りになっています(記事もメトロイド寄りとしてレビューします)。

他にも様々な森の住人たちとの交流があります。その中でサブイベントも多く用意されているため、よりオリの世界を楽しめるよういパワーアップしています。

良かった点

オリの機動力や操作性含めかなりパワーアップしたアクション

元々プラットフォーム要素が高く、人によってはストレスに感じしてしまうほどの難易度です。

そのため基本オリの機動力は他のメトロイドヴァニア作品に比べ高いイメージがあり、それもあって様々なスキルを駆使したアクションが要求されました。

本作もその機動力は健在で、様々なスキルを駆使してニフェルの森を駆け巡っていきます。トゲだらけのトラップ地帯をビュンビュンと飛んで進んでいくのは相変わらずですが、本作のオリはそんなものではありません。

今回は水の中もビュンビュンと泳ぎ、きりもみアタックも使い水中のトラップや敵を潜り抜けていく機動力の良さ。それだけではなく、柔らかい地中もドリルのように回転して進んでいくことができます。もうオリの機動力どんだけだよ。

しかも前作に比べプラットフォーム要素がマイルドになったように感じ、プラットフォーム要素が下手の横好きである僕でも、様々なスキルを駆使してビュンビュンと進んでいけるようになっています。

もしかしたら勘違いかもしれませんが、前作には比べてプレイしやすさを感じられるようになり、あんなにもイライラしていたトラップ地帯をとても楽しくプレイすることができたので良かったです。

オリが直接戦うことになって洗練されたバトル要素

個人的な意見にはなりますが今回一番良いと思った要素です。前作はセインと呼ばれる光の精がオリを守るように敵と戦っていましたが、本作はオリ自身が武器を取って戦います。

しかもかなりアグレッシブに戦ってくれかなり爽快感があります。武器は光の剣を基本に光の弓や光のハンマーなどがあり、それをブンブン振り回して敵と戦うのはかなり楽しかったです。

また、戦うようになったこともあり、本作は多数のボス戦が用意されています。即バトルになるボスもいれば、おなじみの大型の敵から逃げるアクションシーンをこなしてからバトルに移行するボスなんかもいます。

バトル時も様々なアクションを駆使してボスにダメージを与えていきます。難易度によってはボスが召喚するザコから体力やスキル回復のアイテムを獲得できるため、無理なくできる点も良かったです。

遠距離近距離を使い分けて戦える点や、バトル関連のスキルも様々なものがあり、よりバトルを楽しめるようになっている点も良かったです。

今回から大幅に修正された部分ですが、人によっては前作の方がオリらしくて良かったという方もいます。ただ個人的には今回のグレードアップは最高に楽しかったです。オリの機動力が良い事も相まってかなり楽しませてもらいました。

気になった点

やっぱり高難易度なアクション

体感的に前作よりもマイルドになっていると感じているプラットフォーム要素ですが、決して誰でもプレイできるレベルになっている訳ではないため、やっぱり高難易度です。

2Dアクションでありがちな「覚えゲー」要素も高く、何度もトライ&エラーを繰り返さないと越えられない場面も多かったです。

もう少しマイルドになれば万人受けする作品になると思いますが、逆にマイルドにしすぎるとオリ本来の楽しさがなくなってしまうので、これはこれで良いのかもしれません。

ただ、やっぱり難しいのでいつだったかのマリオにあった「落とし穴にブロックが設置される」みたいな超イージーモードはあったら良いかなと思いました。嫌な人は選択しなければ良いので、たくさんの人にプレイしてもらうためにそういったモードがあるのは画期的だと思いました。

まとめ

ここが良かった
  • オリの機動力や操作性含めかなりパワーアップしたアクション
  • オリが直接戦うことになって洗練されたバトル要素
ここが気になった
  • やっぱり高難易度なアクション

バトル要素が大幅追加されたことにより、プレイがとても楽しくなったオリシリーズ2作目です。オリの機動力も大幅に上がっていますのでアクションもかなり楽しめるようになっています。

プラットフォームアクションが好きな方、プラットフォームとバトルを両方楽しみたい方、もちろんオリシリーズのファンの方にもオススメなのでぜひ一度プレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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