こんにちは、まよねーずです!
先日、ついに北海道で雪が降りました。気温もどんどん下がり今や一桁!そしてこれからマイナス気温になっていきます。
寒いのウェルカムな僕ではありますが、さすがに寒いです。
これからますます外に出なくなって、ストーブの温かさを感じながらゲームをプレイする感じになりそうです。まあ出ますけどね。
さて今回は『GIGA WRECKER ALT.(ギガレッカーオルト)』の紹介です。
Table of Contents
GIGA WRECKER ALTについて
開発 | ゲームフリーク |
リリースプラットフォーム | Switch ※無印版はSteamでリリースされている |
価格 | \2,980 |
本作はなんと、あのポケモンこと超人気ゲームポケットモンスターの開発で知られるゲームフリークが手掛けた作品です。
ゲームフリークでは、社員がチームを組んで企画を制作・提出し、その中から選ばれたものをプロジェクトとして開発する『ギアプロジェクト』という制度があるそうで、本作はそこで生まれました。
初回は無印版がSteamでリリースされ、それから2年後に追加要素やバランス調整を行った本作がリリースされた形です。
僕はSwitch版を購入したのでALT.での紹介になりますが、ゲームそのものの内容を書いており、追加要素については書いていないため、Steam無印版の参考にもなるかと思います。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
機械の身体を手に入れた少女が人類を救うため戦う
本作は今よりも未来の地球が舞台。2032年の3月20日、突如として正体不明のロボット軍団が現れました。ロボット軍団は瞬く間に地球を蹂躙していきます。
3年後、残された人々はロボット軍団から身を守るためひっそりと暮らすことを余儀なくされてしまいました。
そんな地獄のような世界に住む主人公の少女烈景寺レイカは、ロボット軍団に捕まり囚われの身となっていました。
そんな中、どこからともなく現れた少女が彼女を助けようとしてくれますが、ロボット達に見つかり捕まってしまい、レイカも瀕死の重傷を負います。
命の灯火が消えようとしたその時、現れた一人の男ドクターコウヅキによって、彼女は機械の体を手にいれ、ロボット軍団との戦いに身を投じていきます。
物理演算が用いられたパズルアクション
本作はメトロイド寄りのパズルアクションです。2Dグラフィックの世界を敵を倒したりパズルを解きながら進んでいきます。
中でも特徴的なのはパズル要素に物理演算が利用されている点です。軽いものは遠くまで飛んだり、重いものを載せると傾くなど、現実の物理法則に基づいた動きを取り入れたパズルを楽しめます。
また、道中設計図という形でスキルを手に入れるんですが、ブロックを作って重しにしたり剣で敵や障害物を斬ったり、槍を投げて足場にしたりなど様々なスキルを獲得していきます。
良かった点
バトルや進行に絡むパズル要素
本作で一番メインとなる部分です。レイカはリリースという力でガレキを集め、カタマリを作り出す事ができるんですが、カタマリは集めたガレキの量によって大きさが変化します。
バトルではそのカタマリの大きさによって倒せる敵と倒せない敵がいて、倒せない敵は赤く光り、倒せる敵は青く光ります。倒せない場合はガレキを集めてカタマリを大きくする事で倒せるようになります。ボスも同じように戦います。
一方進行については、マップごとにあるパズルを解く事で次のマップに進めるといった流れです。例えば、小さな足場の上にヤジロベーのようにガレキの足場があり、上に乗ると重さで傾いてしまうとします。
そんな時はガレキを集めてブロックを作り、足場に載せて自分が乗っても傾かないようにするなど、物理演算を使う事で表現できるパズル要素が色々な場所に組み込まれています。
ここに書いた内容はまだまだわかりやすいんですが、他にも難解なパズルが盛りだくさんで、敵を倒すのもパズルになっていたりする事もあり、なかなかに頭をひねらせてくれます。
ただうまく解けた時は自分の頭が良くなったような気になれスッキリします。達成感ハンパない。
パズルの解き方を教えてくれるヒント機能
パズルによってはかなり頭を捻らせる事になり、なかなか先に進めない事が多々あります。そんな時に役に立つのがヒント機能です。
マップに逆三角形のような装置が設置されている場所は仲間からパズルを解くためのヒントを教えてもらえます。
マップによってヒントの出し方が変わり、動きの順番を教えてくれたり、画像を表示して「こうなればOK」という結果を教えてくれたりします。それが意外と便利で、あるとないとじゃ大違い。
装置が設置されている場所だけなので限定はされるんですが非常に重宝します。何回でも使える点もありがたいとても良い機能です。
スキルツリーでキャラクターカスタマイズも楽しめる
そんなパズルな作品である本作ですが、ちゃんとキャラクター強化もあります。
メトロイドヴァニアなので進行スキルは道中で獲得するものになりますが、スキルツリーは敵やガレキを壊す事で獲得できるスキルポイントを使う事で習得できます。
スキルツリーは最初小さいのですが、進行スキルを獲得することで拡張できる仕様で、拡張されるとぐっと強化の幅が広がります。
基本どう強化するかはプレイヤーの自由なので、好みに合わせたカスタマイズができる点は良かったです。
気になった点
パズルかアクションのどちらかを楽しみたい人向きではない
パズルアクションとしてどちらの要素もいい意味で言えばバランスよく、悪く言えばどっちつかずになっているため、パズルをプレイしたい方にはアクションが、アクションをプレイしたい人にはパズルがストレスになってしまいます。
ただどちらもプレイしたい方にはかなりマッチした作品だと思います。
探索要素が薄い
本作はメトロイドヴァニアですが、探索しても進行スキル以外のアイテムが手に入らず、先に進むための扉を開けるためにマップを探索する事が多いため、探索要素が退屈に感じてしまいます。
何かしらアイテムが手に入るなどあれば探索も楽しめるので、そういったものがあると良かったなと思いました。
まとめ
- バトルや進行に絡むパズル要素
- パズルの解き方を教えてくれるヒント機能
- スキルツリーでキャラクターカスタマイズも楽しめる
- パズルかアクションのどちらかを楽しみたい人向きではない
- 探索要素が薄い
メトロイドヴァニアなパズルアクションです。パズルとアクションどちらも楽しみたい方にはオススメの作品なので、どちらも好きという方はぜひプレイしてみてください。
それでは今回はこの辺で。
また次回!