【感想・レビュー】添丁の伝説(The Legend of Tianding)

こんにちは、まよねーずです!

気付けば11月に入り、今年もあと2ヶ月を切りましたね。毎年のことながら、1年が本当に早くてびっくりです。

学生の頃は「まだ◯月かよぉ」とか言ってましたが、もう30代も後半になると「うわ、もう◯月!?」となっており、自分もそれだけ歳を取ったんだなぁ、としみじみ思います。

そして、月日の流れが早く感じるということは、ゲームの発売日も早く感じてしまう訳で。まだまだクリアしてないゲームが多く、時代の流れに追いつけていない今日この頃です。

さて今回は植民地時代の台湾を駆け抜けた義賊が繰り広げる時代活劇なメトロイドヴァニア「添丁の伝説(The Legend of Tianding)」です。

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添丁の伝説について

開発CGCG
リリースプラットフォームSteam、Switch
価格Steam:¥2,050
Switch:¥2,190

本作は台湾の開発スタジオであるCGCGが手掛けた作品です。日本に統治されていた時代の台湾で、富める者から金品を盗み、貧しい者へ施したとされる実在の人物「廖添丁(りょうてんてい)」をフィーチャーした作品です。

ちなみに悪どいことをして富を得ている者たちをターゲットにしていたようで、まるで日本で言うねずみ小僧のようなイメージですね。

そんな台湾でも有名な義賊を主人公にしたメトロイドヴァニアとして、2021年11月2日にリリースされました。

プラットフォームはPC(Steam)版とSwitch版で、僕はSwitch版をプレイしました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

日本統治時代の台湾を駆け抜けた義賊の物語

時は20世紀初頭の台湾・台北市。1895年の日清戦争での清王朝の敗北により、台湾は日本の統治下となってしまいます。しかし台湾の人々は義勇軍を結成するなどして異国の支配者へ抵抗します。

そんな時代に1人の青年が台湾の闇に潜んでいました。青年の名は廖添丁(りょうてんてい(中国読みは「リャオ・ティエンディン」))。

彼はあくどい方法で金を手に入れた悪人を相手に盗みを行い、手に入れた金を虐げられた貧しい人たちに分け与える義賊として活動していました。

そんな添丁の活動は台湾全土に知れ渡り、生ける伝説として台湾の人々に称えられます。

そんな廖添丁は久しぶりに台北市へとやってきます。そこでは以前懲らしめた悪徳商人が至福を肥やしていました。彼はその夜早速商人の屋敷に潜入し商人を懲らしめます。

それから一夜明け、日本警察の署長として島田という男が着任します。この島田の着任から何かが動き出していくのですが、それはすべてある秘宝へとつながっていきます。

そんな様々な思惑が絡み合う台湾を駆け抜けていく廖添丁の物語が今始まります。

マンガのようなコマ割りで物語が進むメトロイドヴァニア

本作はステージクリア型のメトロイド寄りとなっていて、マップを探索しながら強化アイテムや探索スキルを獲得して進んでいきます。

特徴的なのは随所に入るマンガのようなコマ割りで進んでいくイベントシーンで、これがまた物語を盛り上げてくれる良い要素になっています。詳しくは良かった点でお話したいと思います。

また、本作の添丁は武術の使い手として描かれているため、バトルは様々な技を駆使した爽快感のあるものになっています。

中でも敵の武器を奪って自分で操作できるのが特徴的かつ楽しかったので、こちらも良かった点で詳しくお話します。

ちなみにステージに入る前は台北市を探索できるようになっています。台北市ではメインイベント以外にもサブイベントが発生し、クリアすると強化アイテムを獲得することができます。

強化要素としては、アイテム強化以外にもお守りという装備品があり、装備すると様々な付加効果を与えてくれます。

スロットの上限までお守りを装備することができ、組みあわせも自由です。このシステムはホロウナイトやラビリビを彷彿とさせますね。

良かった点

マンガのように進む読み応えあるイベントシーン

本作1番の特徴といえば、やはりこれではないでしょうか。イベントシーンは大体マンガのようなコマ割りになっており、コマごとに展開されていきます。

これが本当にマンガを読んでいるような感覚があり楽しいです。しかもマンガ自体に動きがあり、実際のマンガをより派手に演出している点は素晴らしかったです。

キャラクターも日本人好みのタッチで描かれていることもあり、ジャンプやマガジンなどの少年漫画を読んでいるような気持ちになります。これ、どこかで連載してますか?

物語もしっかり描かれているので、先が気になりどんどん進めてしまいました。とても「読み応え」のあるつくりになっていて良かったです。

敵の武器を奪って使う爽快なバトル

次にお話するのはバトルです。添丁は基本短剣と武術使って戦いますが、敵にある程度ダメージを与えると腰に巻いた赤い布を使うことで、敵の持つ武器を奪う事ができます。

奪った武器は回数制限はあるものの、武器を使って敵に攻撃が可能になります。敵の武器は様々な種類があり、警棒や竹槍、剣といった近接武器や、ピストルにライフル、バズーカといった銃火器まで豊富に取り揃えています。

よくありがちな敵に攻撃されると落としてしまうなんて事もないため、しっかり使える点は良かったです。

さらには強化アイテムを獲得することで、各武器の攻撃力や使用回数を永続的にアップさせることができたりと、かゆい所にも手が届いているのは嬉しい。

ボスからも奪うことができるため、本作のバトルの醍醐味は武器を奪うシステムにあるんじゃないかと勝手に思っています。それぐらい良かったです。

当時の文化や歴史が学べるアイテムたち

本作は強化アイテムやイベントアイテムが多数登場するのですが、日本統治時代の台湾が舞台になっている事もあり、当時の台湾の文化や歴史が学べるものばかり。

当時流行っていたお菓子や飲み物、当時のパンフレットやポスターなど。ゲームプレイ中は当時の台湾に思いを馳せていました。

一番驚いたのは日本ではおなじみのものが出てきた時。「まさか台湾にもあったなんて!?」と知らなかったこともありビックリしました。

いまだに現役なブランドも登場し「こんな時代からあったなんて!?」という衝撃なんかもありました。グ〇コすげぇ。

気になった点

ステージ内の探索が面倒

ステージクリア型のメトロイドヴァニアな本作ですが、探索が少し面倒でした。ステージはいくつかのエリアに分かれているんですが、次のエリアに進むと前のエリアに戻ることができません。

エリア内は自由に探索できるものの、もし前のエリアでアイテムを取り逃がすとまたステージ最初からやり直す必要があります。

ステージに何度も入ることはできるものの、最初から何度もプレイするのは面倒でした。通常のメトロイドヴァニアのようにステージ内を自由に探索できるようにして欲しかったです。

まとめ

ここが良かった
  • マンガのように進む読み応えあるイベントシーン
  • 敵の武器を奪って使う爽快なバトル
  • 当時の文化や歴史が学べるアイテムたち
ここが良かった
  • ステージ内の探索が面倒

台湾の文化や歴史を学びながら爽快なアクションが楽しめるマンガ調のメトロイドヴァニアです。

昔の台湾に興味のある方はもちろん、爽快なアクションを楽しみたい方、物語が気になる方、文化や歴史といったものが好きな方はぜひプレイしてみてください。おもしろいよ!

それでは今回はこの辺で。

また次回!

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