【感想・レビュー】モモドラ: 月下のレクイエム(Momodora: Reverie Under The Moonlight)

こんにちは、まよねーずです!

外出自粛の関係で買い物以外は外に出ないようにしているので髪の毛がえらいことになってます。全体的にもそうですが、前髪が目にかかるほど伸びたのはすごく久しぶり。

というのもあって前髪やもみあげが非常にうっとおしい!いい加減散髪くらいは行きたい今日この頃です。また短くせねば。

さて今回はシリーズとしては4作目。今回は本格的なメトロイドヴァニアとなった「モモドラ: 月下のレクイエム」です。

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モモドラ:月下のレクイエムについて

開発Bombservice
リリースプラットフォームPS4、Steam、Switch
価格PS4:¥980
Steam:¥980
Switch:¥1,653

本作はブラジルのインディーズスタジオのBombserviceが手掛けた作品です。前回紹介したDandaraもブラジルでしたね。ブラジルはメトロイドヴァニアが盛んなんでしょうか。アツいですねぇ。

ちなみに本作、実はシリーズものとして開発されており、本作が4作目になります。シリーズは4作目ですが、毎回違うチームで開発されているそうで、シリーズごとの繋がりはありません。

僕は一応シリーズすべてクリアしています。前作3作とも英語だったんで話はよくわかんなかったですけどね。

ゲーム内容はどんな感じ?

呪われし王国で繰り広げられる少女の戦い

物語は呪いにより死者の国に変えられるようとしている世界が舞台。主人公の女司祭カホが自分の住む小さな村を呪いから救うため、元凶といわれる王国に旅立つ物語です。

ゲームは2Dのドット絵で表現された王道タイプ。キャラクターもリアリティなつくりでははなく可愛らしい感じです。雰囲気はドラキュラっぽさがありますが(サブタイトルも「月下」って入ってるし)、各所にあるアイテムを集めて進んでいくメトロイド寄りのつくりになっています。

また、ホロウナイトやラビリビ、ブラスフェマスのように装備アイテムがあります。最大2つまで装備可能で、他タイトルほどバリエーションは多くありませんが、全体的に癖がなく使いやすいものが多いです。さらに消費アイテムはセーブポイントで上限を回復できるチャージ式になっていたりと、ソルトアンドサンクチュアリに似た部分もあります。

良いと思った点

プレイ時間が短く周回しやすい

本来ならデメリットになりやすい点ではありますが、本作においてはメリットではないかと思います。クリアまでの時間は大体4〜5時間とかなり短く、周回プレイがしやすい。もちろんタイムアタックもしやすいボリュームです。とはいえ、やはりボリュームが少なく物足りないという方もいるようです。個人的には良いと思うんですけどね。

近距離と遠距離を使い分けるアクションが楽しい

今回はシリーズ4作目ということでアクションに重点を置いて開発されています。主人公は近距離はカエデの葉、遠距離は弓矢と武器を使い分ける事が可能です。カエデの葉でのコンボ攻撃や、弓矢での遠距離攻撃、魔法攻撃でバリエーション豊かに戦うことが可能です。もちろん回避だって可能です。

また、カエデの葉や弓矢には属性を付与させる事もできるので、アクションの幅が広がります。ちなみにカエデの葉はシリーズおなじみの武器になっており、1作目から登場します。敵を何度殴ってもダメにならないなんて、超すごい葉っぱ。

シンプルでわかりやすい物語

物語は冒頭で説明した通り、カホは自分が住む小さな村に蔓延した呪いを解くため、呪いの元凶といわれる王国の女王に会うため城へと向かいます。道中、様々なキャラクターや強力な敵と出会い、その中で呪いが蔓延した理由や登場人物たちの想いに触れていきます。

多くは語られず所々考察が必要な部分はあるのですが、シンプルなため話が入ってきやすかったです。自分で考察する事が好きな人には物足りないかもしれませんが、ゲームをプレイしただけでは理解できない物語が苦手な人にはオススメです。

気になった点

近接武器のリーチが短く攻撃時にダメージを受けやすい

短いながらも作り込まれている本作ですが、攻撃がカエデの葉のためか他の作品よりも武器のリーチが短いように感じます。クリアした今は慣れましたが、初回の頃は体ごとぶつかって攻撃を当てにいくということがありました。敵の攻撃が重く一撃でかなり体力がもっていかれる事もあり、リーチの短さが仇になってしまう場面もありました。

弓の矢数は無限なので遠くから攻撃を当てれば良いのですが、弓矢のダメージは近接よりも軽いため時間がかかってしまいます。そう考えると弓矢より強いカエデの葉っぱ、一体どんな仕掛けがあるというのか。

まとめ

ここが良かった
  • 周回プレイしやすいボリューム
  • 近距離と遠距離を使いこなすアクション
  • シンプルでわかりやすいストーリー
ここが気になる
  • 攻撃のリーチが短い

短いながらもボリュームの詰まった作品です。飽きずにプレイすることができると思うので、未プレイの方はサクッとプレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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