【感想・レビュー】重力無視の未体験メトロイドヴァニア 『DANDARA(ダンダラ)』

こんにちは、マヨネーズです!

聖剣伝説3クリアしました。種を求めて各所にカチコミをかけたこともあってレベルもまあまあ高く、追加クエストは難なくクリアという感じでした。2週目は誰でやろうかなぁなんて考えつつ、ひと段落というところで他のゲームをプレイしたいと思います。あ、ブラックラビと戦ってないや。

さて今回は『DANDARA(ダンダラ)』を紹介します。

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DANDARAについて

開発Long Hat House
リリースプラットフォームPS4、Steam、Switch、Xbox one、iOS、Android
価格PS4:¥1,722
Steam:¥1,690
Switch:¥1,690
Xbox one:¥1,620
iOS:¥730
Android:¥660

本作は、ブラジルのインディーゲームスタジオLong Hat Houseが開発した作品です。

そんな本作はメトロイドヴァニアなんですがちょっと変わったつくりになっており、そこがヒットし、ユーザーから高評価を受けている作品です。それもあってか、様々なプラットフォームでリリースされています。この数は僕が紹介した作品の中では現時点で最多の数かもしれません。

ゲームはどんな感じ?

抑圧された世界で自由を取り戻すために戦え!

舞台は異なる思想を持つものに自由を奪われたソルトと呼ばれる世界。圧政者によって抑圧されてしまった人々の自由を取り戻すため主人公ダンダラが立ち上がります。

ゲーム内容はヴァニア寄りのメトロイドヴァニアで、装備はないもののレベルが存在します。

また、敵を倒すと獲得できるポイントでのレベルアップ(本作のポイントはソルトの粒と言います)、死亡するとポイントを死亡した場所に落としてしまう、チャージ式の回復アイテムなどなど。昨今のメトロイドヴァニアではおなじみのソウルライク要素もしっかり完備しています。

良いと思った点

まるで忍者!無重力アクションが爽快

本作一番の注目ポイントはズバリ移動で、主人公は基本白くなっている地点に移動可能です。白くなっている地点であれば壁や天井、床など関係なしに張り付き、まるで忍者のようにヒュンヒュン飛びまわります。

特殊な移動方法なので慣れるまでは戸惑いますが、慣れてくると画面内を縦横無尽に移動できるようになり、それがまた何とも爽快。ただそのせいもあってグルグルと画面が回ったりする場所もあるため、苦手な方は要注意です。

奇妙な芸術的世界観が良い

本作は奇妙だけど芸術的な世界観も魅力です。上も下もない奇妙な作りのマップ、個性的なキャラクター達など、芸術がテーマになっていることもあり独特な世界観です。それがまた何とも言えず良い感じ。それを見事に2Dドットで表現しているのはすごいです。

ちなみに本作はブラジルの女性画家、タルシラ・ド・アマラル氏の有名な絵画「Abaporu」をモチーフにしたキャラクターも登場します。手足の大きいこの女性がそれです。

気になった点

無重力アクションが慣れるまで大変

縦横無尽に飛び回れる魅力の本作ですが、その操作がデメリットになる場合もあるなと思いました。操作が独特なのもあり、普通なら避けられる攻撃が全然避けらなかったりします。頭ではわかっているのに操作がおぼつかず、敵の攻撃を避けるつもりが自分から当たりに行く、なんて事もよくありました。

もう一つ厄介なのが、主人公は攻撃を食らうと足場から離れ宙に浮いてしまうこと。その時はすぐに足場に移動するのですが、足場まで距離が離れすぎて移動できないという状況になる事もあります。そのためそこから動けず、敵の攻撃を食らい続けてしまうのがキツかったです。

慣れれば快適に遊べる作品ではあるものの、ゲームとしてのレベルアップよりプレイヤーのレベルアップが必要な点は人によってはストレスに感じてしまうかもしれません。

一方通行マップが面倒

マップによって一方通行になっている場所があり、一度通ってしまうと後戻りできず、元の場所へ戻るにはマップを一周するハメになり厄介でした。「ちょっとそこまでレベル上げに」のつもりが行ってみたら、マップをぐるっと回ってようやくセーブポイント、という場所も。その間に敵にやられてしまうなんて事も多かったです。

世界観的にはそういったギミックがあった方が良いという点は理解できるのですが、何度もそういったことがあると、世界観重視よりもただただ面倒でした。

まとめ

ここが良かった
  • 独特ながら爽快な無重力アクション
  • 奇妙な芸術的世界観
ここが気になる
  • 慣れるまでデメリットになるアクション
  • 一方通行が面倒なマップ

今までにない斬新なメトロイドヴァニアです。まさか移動だけでこんなに変わるとは思いませんでした。操作に慣れるまでちょっと大変ですが、独特の操作は癖になるので気になった方はぜひプレイしてみてください。

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