【感想・レビュー】TRIGGER WITCH(トリガー・ウィッチ)

こんにちは、まよねーずです!

ライブアライブリメイク、なんやかんやで気付いたらクリアしてしまいました。発売から1週間くらいでクリアしたので、自分的にはちょっとやり過ぎたなと反省。でもおもしろかったんですよ。久しぶりに寝不足になるほど止まらなかったです。

あまりにハマっていたからなのか、外を歩いている時にタイル貼りの床を見つけると、それが戦闘画面のマス目に見えていました。もう重症だ。

そんなこんなで個人的にはめちゃくちゃおもしろかったです。気になっている方はオリジナル版プレイ済の方も未プレイの方もぜひプレイしてみてください。

さて今回は、魔法ではなく銃をぶっ放す魔女っ子ツインスティックシューターなアクションアドベンチャー「TRIGGER WITCH(トリガー・ウィッチ)」です。

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TRIGGER WITCHについて

開発Rainbite
リリースプラットフォームSteam、PS5、PS4、Switch、Xbox Series X/S、Xbox one
価格Steam:¥1,520
PS5、PS4:¥1,599
Switch:¥1,600
Xbox Series X/S、Xbox one:¥1,750

本作は以前ブログでもレビューした「Reverie」を開発したニュージーランドのスタジオRainbiteが手掛けた作品です。

魔女っ子×銃という何ともミスマッチな組み合わせで、前作Reverie同様ゼルダライクな見下ろし視点のアクションアドベンチャーです。

2022年5月28日にマルチプラットフォームで日本語版がリリースされ、僕はSwitch版を購入してプレイしました。

それにしても、魔女が主人公のゲームのトレンドは銃なんですかね。両手両足に銃を付けて暴れ回る某スタイリッシュ魔女姉さんもいますし。

昔Xbox360で銃をぶっ放す魔女が主人公のちょっと似た名前の作品がありました。気になる方は「BULLET WITCH」で検索!

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

数多の銃を手に平和を取り戻せ!

物語の舞台はガン・ゲートと呼ばれるゲートの出現により魔法が廃れしまい、銃が新しいトレンドとなったファンタジー世界エヴァトニア。主人公であるコレットは、魔法と銃のアカデミー「ストック」の生徒。

今日はアカデミーの卒業試験を受ける日。この試験に合格すれば彼女は銃を操る魔女集団クリップへの仲間入り。コレットは仲間たちと一緒に会場へ向かいます。

その前に途中の森にあるガン・ゲートより銃を受け取る寄り道をします。試験には銃が必要となるため、ゲートから彼女にマッチした銃を授けてもらうためです。

ゲートより銃の出現を待っているとゲートが開きました。しかしゲートからは銃だけではなく、黒いフードを被った一人の男も現れます。コレットは突然現れた銃が頭にぶつかり気を失ってしまい、男のことは夢だと思いました。

その後試験会場に行き無事試験に合格。晴れてクリップのメンバーになったコレットでしたが、その後彼女が見た人物が夢ではないことを知ります。

その人物はコレット達オズリン人と確執を持つナクスヴァー人たちの住む大地へ向かっていったと聞きます。しかしその大地へ行くには互いの種族を隔てる壁ノーソー・バリアを取り払う必要があります。

コレットは母であるヒルダの指示によりエヴァトニア各地を回り、バリアを取り払う魔法の薬の材料を探す冒険の旅に出ることとなりました。

しかしその旅が仲間達との友情や種族同士の確執、そして銃がこの世界に現れた真相に迫る壮大な冒険になることは今の彼女は知る由もありませんでした。

見た目とのギャップがすごい!ハードコアなツインスティックシューター

本作は前作Reverieのような見下ろし視点ですが、Reverieほど様々なアイテムを駆使して冒険していくタイプではなく、バトルに重きをおいたタイプになっています。

見た目はドット絵で描かれたポップでキュートなキャラクター達が登場するメルヘンチックな魔女っ子ファンタジーです。

しかしひとたびバトルとなればポップでキュートなドット絵とは裏腹に、弾丸が飛び交い大地を大量の血が塗らすハードコアなツインスティックシューターになります。

敵もワラワラと出てくるため、様々な武器を駆使し敵をせん滅していくのはかなり爽快です。そして敵を倒すと大地が血で真っ赤に染まります。ギャー!!

結構真っ赤に染まるので血が苦手な方にはキツいかもしれませんが、設定で飛び散る血を紙吹雪に変化させてプレイできるので安心してください。

また、シューターバトル以外にも一部エリアで魔法のホウキに乗って縦スクロールシューティングを楽しむことができるのですが、通常時とは違い楽しかったです。

良かった点

種類豊富な武器

本作はメインウエポンとサブウエポンと分かれているのですが、サブウエポンの種類がとても豊富です。

メインウエポンはシューターとしては王道であるピストル(ハンドガン)です。

サブウエポンはアサルトライフルやサブマシンガン、スナイパーライフルやショットガンなどオーソドックスな武器が揃っています。

それ以外にも銃口から火を噴く火炎放射器や、爆弾を撃ち出すランチャー、電磁波のようなものを打ち出す工学銃など、ちょっと変わり種もあったりします。

どの武器もしっかりと特性があり、武器によってはダンジョンのギミックを作動させるために必要なものだったり、特定の敵を倒せるものだったりとあるため意外と重要だったりする点は良かったです。

意外に細かく設定できる武器の強化

またも武器の話になってしまうのですが、武器を細かく強化できるのは良かったです。武器は各地にある武器の部品を獲得することで強化が可能です。

しかも部品を使ってただ強化するだけではなく、ダメージや弾薬の容量、発射速度やリロード速度といった4つの項目を部品を使ってアンロックすることでその項目を強化できるようになります。

強化はすべての武器で可能な上、すべての武器に4つの項目が用意されています。ただ、各項目の強化の最大値は違うため、武器の特性に合わせた強化となるようになっている点はしっかりと区別されていて良いと思いました。

しかも最初は1本だったのが2丁になる銃が1つあり、そういった変化もおもしろかったです。ちなみに僕のお気に入りはピストルとアサルトライフル、そしてサブマシンガンです。

気になった点

サブウエポンの使い勝手が悪い

サブウエポンの種類が豊富なため色々な銃を楽しめるのは良いんですが、メインウエポンと違いサブウエポンは自分でリロードすることができません。

弾切れになると自動的にメインウエポンに切り替わってしまい、時間経過でリロードされるまで使用できないため、使い勝手がよくないなと感じました。

しかもメインウエポンであるピストルが最大強化にするとかなり強くなるため、わざわざサブウエポンに切り替える必要性が感じなかったのは残念でした。

武器を使った謎解き要素が少ない

見た目はReverieと同じため、インスパイア元である2Dゼルダのように獲得したアイテム(本作では銃)を使って、通れない場所や仕掛けを作動させるなどして進む要素が豊富にあるかと思いきや、そういった要素はかなり少ないです。

仕掛けを作動させる要素は2つの銃があればOKで、しかも獲得した場面のみ使用するだけで、獲得後はほぼそういった場面には遭遇しませんでした。

そのため楽しいのはバトルのみになってしまいました。パズル要素もあるにはあるのですが、特に武器を切り替えたりなどして解かなくても良いものなので手ごたえがありません。

もう少し銃で仕掛けを作動させたり、隠された場所を見つけたりといった要素があるとバトル以外でも楽しめたかなと思いました。

まとめ

ここが良かった!
  • 種類豊富な武器
  • 意外に細かく設定できる武器の強化
ここが気になった!
  • サブウエポンの使い勝手が悪い
  • 武器を使った謎解き要素が少ない

魔女っ子が魔法の代わりに銃をぶっ放すハードコアなツインスティックシューターを楽しめるアクションアドベンチャーです。ツインスティックシューターが好きな方や、ちょっと変わった世界観が好きな方にはオススメの作品ですので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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