こんにちは、まよねーずです!
来週いよいよ「レムナント・フロム・ジ・アッシュ」が発売になるのですが、来月さらに2本、再来月さらに2本と購入予定です。今の今までほとんど新作ゲームを購入していなかったため、今回は久しぶりの大盤振る舞いです。とはいえ、そんなに購入してもクリアできる訳もなく、何本かは積みゲーと化してしまうでしょう。
今はとにかくブログとゲームに使う時間が欲しいです。お金ももちろん欲しいけど、それよりも時間が欲しい今日この頃です。ドラゴンボールの精神と時の部屋みたいな所ないですかね。見つけたら教えてください。
さて今回は『東方ルナナイツ』を紹介します。
Table of Contents
東方ルナナイツについて
開発 | Team Ladybug |
リリースプラットフォーム | Steam、Xbox one、Switch |
価格 | Steam:¥1,840 Xbox one:¥1,840 Switch:¥1.840 |
本作は以前紹介したファラオリバースを開発したクロボン氏率いるTeam Ladybugが手掛けた作品です。今回もクロボン氏お得意のメトロイドヴァニアです。
国内、海外でもかなりの人気を誇る東方Projectの二次創作として開発された作品で、東方Projectのキャラクターが多数登場しますが、原作を知らなくても十分プレイ可能です。
ちなみに本作、コンシューマー版ではXbox one版がリリースされています。
そして2019年内リリース予定とされ音沙汰がなかったSwitch版が、本日ついにリリースされました!買わねば…!
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
作られた世界の中で主の元に辿り着くため突き進むメイドの物語
紅魔館のメイドある十六夜咲夜は、突如幻想郷と似た空間に飛ばされてしまいます。何が起きたかわからない咲夜、そこに主であるレミリア・スカーレットの声が聞こえてきます。
レミリアはこの空間は自分が作り出した魔の空間であること、そして数々の試練を越えて自分のいる場所まで辿り着くよう告げます。さらに、咲夜は自身が持つ時を操る力を封じられてしまいました。
自分の力を封じてまでなぜこんな事をするのか?主の目的がわからない以上今は進むしかない、彼女は主の元にたどり着くためこの作られた世界を進んでいく、という物語です。
ゲーム内容はRPG要素ありのヴァニア寄り
本作はヴァニア寄りの作品です。装備の切り替えはないもののレベルが存在します。武器はナイフ固定で、MPの続く限り投げ続ける事ができる武器です。ナイフ以外にもMPを消費して使用するスキルがあります。
また、レベルやHP、MPアップ以外にキャラを強化する方法として敵を倒すと獲得できる宝石があります。宝石は獲得した数が多いほどステータスに恩恵があります。
しかし、宝石はショップでアイテムを購入するためのお金として使用する側面もあるため、売らずにステータスアップに使用するか、売ってアイテムを購入するか選ぶ形になります。
良かった点
時間を操る能力が魅力的
本作の主人公咲夜は時間を操る能力を持っています。冒頭で主のレミリアに封じられてしまったこの力ですが、途中イベントであるアイテムを手に入れた事により力を使えるようになります。
彼女の時間を操る力は、時間の流れを遅くしたり停止したりする事が可能です。この能力は探索やバトルで大いに活躍してくれます。
時の流れを遅くしてトラップを越えたり、時を止めて敵の前に無数のナイフを並べ、某スタンド使いのように攻撃を与えることができます。
時を止める能力には水の流れを止める効果もあり、流れを止めた水の上を地面のように歩くことが可能です。
また、トラップや敵の中にはこの能力が効かないものや、時を止めている間だけ動くもの、時を止めると逆に動き出すものもあったりと、闇雲に時を停止するだけでは進むことができないようになっており、能力に対する良いアクセントになっているなと感じました。
ギリギリの駆け引きがアツいグレイズ
元々原作がシューティングだった事もあり、本作は原作と同じシステムを起用しています。グレイズと呼ばれるそのシステムは、敵や敵の攻撃に当たるか当たらないかの距離ギリギリまで接近した状態になると発動します。発動すると通常時はHPが回復する、時間停止時はMPが回復できます。
本作は通常攻撃時もMPを消費するため、ひたすら攻撃を行うと即MPが空になってしまい、敵に攻撃ができなくなってしまいます。そのため時間停止を行い敵からMP回復グレイズを回収したりして、MPを絶やさないよう戦うといった駆け引きも楽しめる点が良かったです。
東方Projectファンでなくても満足のいくつくり
本作は東方Projectの二次創作です。そのため東方Projectのキャラクターが多数登場します。
原作ありきの物はよくキャラゲーと化してしまう傾向にあり、ゲームとしてはイマイチなものが多いのですが、本作はその点が心配ないくらい丁寧に作り込まれています。
僕のような東方Projectをよく知らない人間がプレイしても、とても楽しむことができました。その点はさすがTeam Ladybugだと思います。
気になった点
セーブポイントと回復ポイントが別の場所にある
本作は体力回復ポイントとセーブポイントが別になっています。一緒に設置されている場所もあるにはあるんですが、基本はどちらか一方のみ。
そのため体力を回復してセーブがしたいと思った時は、離れた場所にあるセーブポイントまで向かわなければならず、その間に死亡してしまう事もありました。できればセーブポイントで回復とセーブが同時に行えたらいいなと思いました。
HP回復とMP回復がグレイズ前提のためシビア
本作は敵を倒してもHPやMP回復アイテムが落とさないため、通常の回復はショップにある回復アイテムを購入するか回復ポイントぐらい。それ以外はグレイズでしか回復できないという状況です。
ただこのグレイズは敵や敵の発射する弾に、主人公がかするくらいまで超接近してはじめて発動します。生半可な距離だと発動しないためかなりシビアです。近づきすぎて逆にダメージを受けてしまう事も多々。
駆け引きとしては良いアクセントなのですが、アクションに慣れていない人にはかなり難易度の高い要素だと思います。もう少し初心者でもプレイしやすいようにしたら良かったのになと思いました。
まとめ
- 時間を操る能力が魅力的
- ギリギリの駆け引きがアツいグレイズ
- 東方Projectファンでなくても満足のいくつくり
- セーブポイントと回復ポイントが別の場所にある
- HP回復とMP回復がグレイズ前提のためシビア
東方Projectの二次創作作品という事で、原作が好きな方にもオススメの作品です。少し難易度は高めですがとてもおもしろいので、気になった方はぜひプレイしてみてください。
それでは今回はこの辺で。
また次回!