【感想・レビュー】The Throne(ザ・スローン)

こんにちは、まよねーずです!

もう気づけば1月も終わりに差し掛かっています。皆様いかがお過ごしでしょうか。

そういえばSwitch2発表されましたね!初代よりも一回りくらい大きくなって、コントローラーもスライドではなくガチャンとくっつけるタイプになるなど、初代からの進化が伺えます。

噂で聞いた話だと、スペックはPS4Proくらいになるとかならないとか…。もしそうならあのクオリティを手元で遊べるなんてすごいですよね。

初代に出せなかったクオリティの作品も遊べる予感がして良いなと思う訳ですが、その分他プラットフォームでリリースされていた作品の後出しもより増えそうですね。初代も結構ありましたし。

なんにせよ、非常に楽しみなので発売日に購入したいなと思ってます。だって初代の作品も2でプレイできるっていうじゃないですか。何が嬉しいって個人的にはそれが一番大きいです。やっぱ互換性って大事だよな。

さて、今回は2.5Dで繰り広げられるメトロイドヴァニア「The Throne(ザ・スローン)」です。

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作品について

開発元BeByte Tecnología
リリースプラットフォームSteam、Switch
価格Steam:¥1,200
Switch:¥1,580

本作はBeByte Tecnologíaが手掛けた作品です。ドットと3Dを組み合わせた2.5Dのグラフィックが特徴のメトロイドヴァニアです。

2024年9月30日にSteam版がリリースされ、その後2024年11月7日にSwitch版がリリースされました。ストアページが解禁されているので、PS版やXbox版もリリースされるような雰囲気なんですが、いつ出るかは謎です。

Switch版リリースを思っていなかったので先にSteam版を購入しました。なので今回はSteam版でプレイしています。

オークに占領された城を解放し王国を取り戻せ!

本作の舞台は中世ファンタジー世界にあるボムボスク王国。王国は長い間オーク達と苛烈な争いを繰り広げていました。しかし今回でその戦いにも終止符が打たれます。

王様は今回オーク達を一掃するため、オークが隠れているというブルックバレーに全兵士を派遣しました。王様は勝ったも同然とすでに宴会ムード。バボンは呆れたように貯蔵庫へワインを取りに行きました。

バボンが貯蔵庫に行き扉の一声かけると、貯蔵庫の扉から大量のオーク達が城へと入ってきます。実はバボンはオークと結託し、城を占拠しようとしたのです。オークの王であるボードラックは王様を亡き者にします。

派遣されていた兵士たちが戻った時には時すでに遅し。城はオーク達に占領されてしまった後でした。城の中に籠られてはさすがに手出しができません。王国軍隊長は敵が空腹になり城から出てくるまで船の上から城を包囲することにしました。

包囲から2年後、今まで沈黙していたオーク軍がようやく動きを見せます。王国軍が乗る船に攻撃を仕掛けてきたのです。眠っていた主人公エダーは警笛に起こされすぐ指令室へと向かいます。オーク達が疲れて空腹を感じている今はチャンス。王国軍はついに城へと攻撃を仕掛けることになります。

もちろんエダーも向かいますが、まさかこんなタイミングで来るとは予想していなかったため、防具鍛冶屋に預けてしまいました。それでも戦わなければならないため、エダーは船で武器を探します。

なんやかんやで始まった王国解放作戦。エダーは無事ボードラックを倒し、オーク達から城を取り戻すことができるのでしょうか。

オーソドックスな2.5Dメトロイドヴァニア

本作は主人公のエダーを操作し、オーク達に占領された城を探索し、オークの王ボードラックから王国を解放する戦いを繰り広げるメトロイドヴァニアです。

見た目はドット絵と3Dを融合させたような2.5Dのグラフィックが特徴的です。ゲーム内容はオーソドックスなメトロイドヴァニアです。

装備やレベルのあるヴァニア寄りのつくりのため、敵を倒すことで経験値や装備を獲得できます。レベルアップすると物理ダメージを上げる、スキルダメージを上げる、敵からのドロップ率を上げるの3つから好きな項目にポイントを割り振ることができます。

装備は剣と盾のみですが変更が可能です。盾にはガードポイントがあり、敵の攻撃をガードすることでポイントを消耗するのですが、盾の強さによってポイントが上限が変わります。ただ、盾はお金を使うことでいつでも修理が可能なので、そこまで困ることはありません。

ゲーム自体はオーソドックスなメトロイドヴァニアのため、特徴的な部分はありませんが、様々な場所で手に入るMPを消費して使用するアイテム(スキル)を獲得できたり、様々な場所にいる鍛冶屋から装備品を受け取ることで様々な探索スキルが解放されていきます。

基本はスキルで探索範囲を広げていく形になりますが、中にはアイテムが使うことで進めるようになる場所や、まさかの武器を獲得することで進めるようになる場所もあり、ちょっと驚かされました。

シンプルな操作でコンボが決められる簡単バトル

本作のバトルは基本剣でのコンボです。敵を攻撃することでコンボになるのですが、通常の作品よりもコンボ数が多いように感じました。

剣での斬撃から体当たりをしてかち上げ、ラストは叩きつけと意外にしっかりとコンボになります。また、主人公の装備の一つを解放すると格闘ゲームの掴み攻撃のように、敵を掴んで膝蹴りをお見舞いすることができます。

特に難しい操作もなくひたすらコンボを決めて敵を殴りまくる、たまに掴んで膝蹴りをお見舞いするといったシンプルなバトルですが、簡単にコンボを決められるのでアクションゲームに慣れていない人には良いと思います。

ていうか、まさかの掴み攻撃(しかも膝蹴り)があるのがおもしろかったです。ぶっちゃけなくても良いんじゃないかと思うんですが、でもそれが逆に癖になって、色んな敵に膝蹴りをお見舞いしてしまいました(できない敵もいます)。

マップが非常に見づらい&レベルの必要性を感じない

全体的にオーソドックスでよくできたメトロイドヴァニアだと思いますが、色々と粗を感じました。まず第一にマップが見づらいこと。

マップを確認できるのですが、拡大縮小ができないため、どこを探索していないのかわからず、探索にかなり時間がかかりました。

また、レベルがあるものの3つのステータスにポイントを割り振るだけで、HPやMPは道中で手に入るHPアップやMPアップを手に入れなければアップしない、防御力が一定のため、レベルが上がっても敵から受けるダメージは一律です。

変にステータスが上がってヌルゲーになるのは嫌な人には良いかもしれませんが、それなら別にレベルはいらなかったかなぁ…なんて思ってしまいました。それぐらい必要性を感じませんでした。

まとめ

ここが良かった
  • オーソドックスなメトロイドヴァニア
  • ドット絵と3Dを組み合わせた2.5Dグラフィック
  • シンプルな操作でコンボが楽しめる簡単バトル
ここが気になった
  • マップが拡大縮小ができず見づらい
  • レベルの必要性を感じない
  • 翻訳がおかしい(ガバガバ)

色々粗はありますが、シンプルに楽しめるメトロイドヴァニアです。2.5Dグラフィックが気になった方、最近の複雑なメトロイドヴァニアよりオーソドックスなメトロイドヴァニアがプレイしたい方は一度プレイしてみると良いかと思います。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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