【感想・レビュー】Pentacore(ペンタコア)

こんにちは、まよねーずです！

なんやかんやで、2023年も後半に入った訳ですが、この7月から新作リリースが結構頻発します。

発売日に購入するゲームが比較的インディータイトルに傾いている僕ですが、そんなインディー界隈から要注目作が多数リリースされます。

しかも8月には管理人オススメのメトロイドヴァニアとして挙げている「Blasphemous(ブラスフェマス)」の続編がいよいよリリース！

他にもいつリリースされるのか不明だったけどようやくリリース日が決定した作品や、完全新作など楽しみなものが盛りだくさんです！

もう時間がいくらあっても足りない状況ですが、暇でもそうでなくてもバリバリプレイしたい！でもまだディアブロⅣもアフターイメージも終わってないよー(アフターイメージ、近日レビュー公開できるよう頑張ります…もう少しお時間をば…！)！

さて今回は、ツクールシリーズで製作されたシンプルなメトロイドフォロワー「Pentacore(ペンタコア)」です。

作品について

本作はMythril Ageが手掛けた作品で、アクションゲームツクールMVで製作されたメトロイドヴァニアです。

2023年1月19日に日本語ローカライズされたSwitch版がリリースされ、次の月の2月12日にはSteam版がリリースされました。

しかし、Steam版のストアページでは、なぜか日本語ローカライズされていないとなっています。

Switch版より後発なのに一体何が起きているのかわかりませんが「案外プレイしたら日本語に対応してたとかあるんじゃね？」なんて思いながら僕はSwitch版をプレイしました。

本作の舞台は広大な宇宙の中に浮かぶ未開拓の惑星。連邦政府はついに天然資源が豊富な惑星を見つけることに成功します。

そんな惑星の発見から間もなく、科学者たちは惑星の生態系に興味を持ち始めます。連邦政府は」科学者たちのために遠征の資金を与え、主人公である科学者チームの警備員と共に惑星へと向かいます。

しかし、主人公がコールドスリープから目を覚ますと、惑星には誰一人としていなくなっていました。主人公の眠っていた装置の横にあるモニターには彼に宛てたメクリン博士からのメールが届いていました。

どうやら彼のコールドスリープは通常より長く設定されていたらしく、その間に惑星で恐ろしいことが発生し、科学者たちは皆惑星を離れてしまったようです。

しかし、惑星にはペンタコアと呼ばれる緊急脱出船があるため、それを使って脱出することができます。しかし、船を動かすためには惑星に散らばってしまった5つのキーカードを集める必要があります。

主人公は5つのキーカードを集めるため惑星を探索することに。果たして彼は無事にキーカードを集めることができるのでしょうか。そして惑星で起こった恐ろしいこととは一体何なのでしょうか。

本作は未知の惑星を探索し5つのキーを集め、宇宙船ペンタコアで脱出を計るメトロイド寄りの作品です。

見てわかるほどのメトロイドフォロワーな作品で、昔懐かしいシンプルなドットグラフィックが良い感じです。

ゲーム内容もシンプルなつくりで、特にメトロイドをプレイしたことのある方ならすぐ操作に慣れることができます。

3〜5時間程度あればクリア可能なためボリュームはそこまでではありませんが、十分楽しめるボリュームだと思います。

メトロイドフォロワーのため、基本的な所はメトロイドと同じなのですが、メトロイドとは違いデフォルトで壁蹴りを使うことができます。

メトロイドシリーズにも「キッククライム」というスキルがあるのですが、壁に捕まりつつ蹴って上に進むタイプではなく、狭い縦穴で壁を交互に蹴って上へと進む三角跳びタイプです。さらにスキルを獲得しなければ使用できないため、デフォルトのスキルではありません。

しかし本作では、壁を蹴ることで上に上に進める、ロックマンエックスシリーズと同じ壁蹴りのため、高い場所でもどんどん進むことができます。本当に、あるのとないのとでは大違い。

また、そこから新しいスキルを獲得すると、壁蹴りからの2段ジャンプやダッシュからの壁蹴りなど、応用によりさらに自由度が増します。

初期の段階から高い場所も問題なく進むことができ、かつ様々な応用がきくタイプの壁蹴りは良いですね。使いやすかったです。

快適な操作が可能な作品ではあるのですが、自分の思うとおりに動かそうとすると、操作が追い付いていかないのか、ありえない動きになります。

歩きながら斜め上にショットを撃とうと操作すると、なぜかその場で足踏みを繰り返し、ショットを撃つことができなくなるため、一旦操作をやめニュートラルにしないと戻りません。

それだけならまだ良いのですが、頻繁にボタンを多用すると、突如ボタンが操作を受け付けなくなる時があります。

快適な操作ができるのは良いのですが、こういった不具合があるとせっかくの快適さが台無しです。すぐに修正して欲しいです。

ここが良かった

ここが気になった

快適な操作が可能なメトロイドフォロワーです。不具合をどうにかしてくれれば十分に遊べるタイプです。メトロイド好きや時間短めな小粒メトロイドヴァニアがプレイしたい方にはオススメです。

ただ、今時点ではSwitch版のプレイはオススメできません。不具合が解消されてからプレイしてみて欲しいです。

という訳で今回はこの辺で。
また次回！