【検証】メトロイドヴァニアのマップを見比べてみた

こんにちは、まよねーずです。

メトロイドヴァニアが多数リリースされるようになった現在。

今この時もたくさんの作品が開発、リリースされているジャンルな訳ですが、これだけリリースされていると毎回思うこと、それは「作品によってマップ画面が全然違う」こと。

見た目がシンプルなものからちょっと凝ったものまで、作品によって見せ方が全然違います。さらに拡大や縮小、目印をつけるなど機能面にも違いが。

今回はそんなメトロイドヴァニア作品のマップを眺めながら、一体全体どんな違いがあるのか見比べてみようと思います。

ゲームレビューではない上に誰も喜ばないかもしれない超マニアックな企画になりますが、僕と同じ事を思っている方がいれば、きっと楽しい記事…のはず…!ぜひお付き合いください。

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はじめに

今回比較する作品は、僕が今までクリアしたものから適当に選んでいます。画像についても僕のデータが表示できる範囲でのマップ画像となりますので、全開放されているものもあればされていないものもあるので悪しからず。

表記については全体を「マップ」、複数のフロアで構成された場所を「エリア」、単体のマスを「フロア」と表現しています。

また、比較するのはマップの「見た目」と「機能」です。「規模」については非常に手間がかかるため「広い、狭い」程度の内容を載せています。人によっては広いと感じなかったり、逆に広いと感じたりとあるため僕の個人的な意見となりますのであしからず。

ちなみにこんな事をやっているのは僕だけのようで、Googleさんで「メトロイドヴァニア マップ」と検索してもマップ画面はほとんど出てきませんでした。そうだよなぁ。メトロイドヴァニアはマップ画面が1番地味だもんなぁ。

それでは見ていきましょう。

Bloodstained: Ritual of the Night(ブラッドステインド:リチュアルオブザナイト)

マップの規模広い
主な機能アイコン表示(特定のもののみ)、移動履歴、マップ探索率

まずはこちら。やっぱり基本は抑えておかないと!という事で本作をピックアップ。メトロイドヴァニアの1柱を開発した五十嵐氏が手がけた作品ということで、ほとんどのメトロイドヴァニアのマップはこれが基本タイプになると思われます。

ボリュームは五十嵐氏が作成したメトロイドヴァニアの中で1番のボリュームということもあり広め。とはいえ飽きずに探索を楽しめるボリュームだと感じました。

マップの見た目はとにかくシンプル。青い部分が各フロアを指しており、赤い部分はセーブポイント、緑はワープポイントです。全体的に上記色分けがわかる程度なので、エリアごとの区切りはマップだけではよくわかりません。

特徴的なのは自分が歩いた軌跡が見えること。どの程度の距離かは検証できていませんが、移動履歴という形で自分がどうマップを行き来したか表示できるようになっています。

僕は方向音痴のためよく「あれ、さっきここ通ったかな」となってしまうことが多いので、移動履歴を見て「お、ちゃんと通ったな」と確認してました。なので地味に便利だったりします。

Hollow Knight(ホロウナイト)

マップの規模かなり広い
主な機能エリア表示マップ・詳細マップ切り替え、アイコン表示

みんな知ってるおチビの冒険、ホロウナイトです。マップは広い。とにかく広いです。クリアにかかる時間はメトロイドヴァニアでも上位クラス。それほど広いマップになっています。

マップの見た目も各エリアのつながりがわかるマップと、マップの詳細がわかる拡大マップと2つがあります。詳細マップでは何となくではあるものの、フロアごとの形がわかるつくりです。また、エリアごとにフロアが色分けされていて、どのフロアがどのエリアなのか分かるようになっています。

機能面ではエリアのみ表示されるマップとおなじみの詳細マップを切り替えての表示が可能です。他の作品にはない珍しい表示方法な訳ですが、それだけ本作のマップが広いということでしょうか。

他にはどこに何があるかの目印になるアイコン表示くらいで、特に目立った機能はありませんでした。機能は意外にシンプル。

Dust: An Elysian Tail(ダスト アン エリジアン テイル)

マップの規模 エリアごとに区切られているため確認できず
主な機能エリアごとの探索率、アイテム回収率表示、アイコン表示

僕にメトロイドヴァニア人気を知るきっかけをくれた思い出の作品。

マップの規模は各エリアがステージのように分かれているため、全体マップとしての規模は調べられませんでした(決して面倒だった訳じゃないよ!)。

とはいえ一つ一つのエリアはそこまで大きくないため、迷うことなく探索できるのは良かったです。

見た目は基本タイプより少しリッチな感じがします。セーブポイントなどの色も赤青といった基本ではなく、ちょっとおしゃれな緑や黄色を使っています。

機能面ではエリアごとに探索率とアイテム回収率を表示してくれるため、どのマップの探索を終えていないのか、どのエリアのアイテムを回収していないのかすぐにわかります。目的地もアイコン表示でしっかりわかるのは意外と便利でした。

Timespinner(タイムスピナー)

マップの規模 広い
主な機能マップ探索率、マーカーセット

時を駆けるヴァニアインスパイアです。マップの規模は現在、過去、未来と行き来をするため広めだと感じました。

3つの時代共にマップは大体同じようなつくりですが、エリアはその時代にしかないマップもあり、同じマップでも時代によって雰囲気がガラッと変わるためすべて違うマップとして探索できました。

見た目は基本タイプをしっかりとインスパイアしているため、フロア、セーブポイント、ワープポイントとシンプルなつくりです。

機能面は珍しいものはなくフロアごとにマーカーをセットできる機能のみ。本作は宝箱のあるフロアにアイコンが表示されるといった機能がないため、どこに何があったか忘れないよう、このマーカー機能が重宝します。

マーカーは色を変更してセットもできるため、内容によって使い分けできるのは良かったです。

ENDER LILIES: Quietus of the Knights(エンダーリリーズ)

マップの規模 普通
主な機能アイコン表示、隠しアイテム取得時のフロアの色変化

驚きの美白の持ち主リリィが頑張る切ない系メトロイドヴァニアです。マップの規模は普通だと思います。ただフロア一つ一つが結構広いため、密度の濃い探索が楽しめました。

マップ画面自体も四角で表現されたシンプルなものですが、フロアが線でつながっていることもあり、どのフロアがどうつながっているか一目でわかるのは良かったです。

機能面で特徴的なのはどのフロアに秘密があるか色でわかるのは便利です。まだ秘密のあるフロアは青、秘密をあばきアイテムや隠し通路をすべて発見したフロアは黄色という形で表現されています。

個人的にメトロイドヴァニアあるあるだと思っているのが「あれ、このフロアにあった宝箱取ったよな?」や「このフロアのあの場所行ったよな?」と思いながら行ってみると、実は取ってないし行ってなかった、なんてことがあるのでこの機能はかなり助かりました。

3000th duel

マップの規模 広い
主な機能マップ探索率、アイコン表示、マーカーセット

仮面の騎士が世界をさまようメトロイドヴァニアです。マップの規模は様々な場所を探索するため広めだと思います。

マップ画面は基本タイプと同じくらいシンプルですが、フロア同士のつなぎ目が分かりやすく、フロアのどのあたりから次のフロアに行けるのかわかるのは地味に助かりました。メトロイドヴァニアはフロア同士のつながりが分かりづらい作品ありますしね。

機能は珍しいものはなく、マップ探索率、アイコン表示とマーカーのみ。基本シンプルなつくりですが抑えるべきところは抑えた機能という感じがしました。

ラビリビ

マップの規模 エリアごとに区切られているため確認できず
主な機能エリアごとの探索率、アイテム獲得率(個数表示)、コメントナビ

バニーちゃんが頑張る萌え系メトロイドヴァニア。マップの規模はダスト同様、エリアごとに区切られているため 全体マップとしての規模は調べられませんでした。 ただ全フロアを合わせると広い感じはします。

マップ画面は各エリアごとに表示が区切られていて、エリア内でも場所が変化するところは色分けされています。

マップの機能は探索率がありつつ、エリアごとのアイテム獲得率が個数で表示されたり、イベントがあるフロアに吹出しで「〇〇に会いに行く」や「〇〇を倒す」といったテキストナビが出てくれるのは分かりやすかったです。

モンスターボーイ 呪われた王国(Monster Boy and the Cursed Kingdom)

マップの規模 広い
主な機能マップ探索率、アイテム獲得率(強化系アイテムのみ)、アイコン表示

往年の名作モンスターワールドシリーズの最新作です。だいぶメトロイドヴァニア寄りとなった本作のマップは様々なロケーションがあり冒険しがいのある広さです。

マップ画面は他の作品に比べかなりカラフル!ワールドマップのイラストに載せるようにマップが表示されているため、自分がどのあたりを冒険しているのか分かって世界観がしっかり感じられます。

マップの機能として珍しいものはないものの、見た目のカラフルさやアイコンの豊富さにより、どこに何があり、何のアイテムを回収していないかがわかるため、かなり新設設計だと感じました。

マップもここまで豪華なものだと「冒険してるな!」って感じられますね。個人的には好みのマップです。

Minoria(ミノリア)

マップの規模 普通
主な機能特になし

最後は聖女と魔女の切ない戦いを繰り広げるメトロイドヴァニアです。マップはそこまで広さはなく普通のイメージ。クリア時間もそこまでかからないためサクッとクリアするには良いボリュームです。

マッ画面はかなりシンプル。全体的なつくりが分かる程度でこれといった特徴はありません。

マップの機能についても特に何かができる訳ではなく、本作のマップ機能はとにかく全体の構造が確認できればいいレベルの構造でできているんだと思いました。

確かにマップの構造さえわかればガッツリ迷うことはないのですが、もう少し機能が欲しかったなぁ、なんて思ってしまうくらいシンプルなマップでした。

だからといってゲームがおもしろくないという訳ではないので、マップとは別の話だと思ってくださいね。

まとめ

という訳で、色々なマップを眺めてみましたが、作品によってそれぞれですね。

とくかく構造が分かればいいマップや、必要最低限の機能は抑えたマップ、モンスターボーイのようなナビゲーションが充実したカラフルなマップなど、作品によって特徴がありおもしろかったです。

そしてクリアした作品のため、マップを眺めているだけでも色々思いを巡らせることができて楽しくなってきました。

今後もたくさんのメトロイドヴァニアがリリースされる予定ですが、新しい作品は一体どんなマップとなっているんでしょうか。次回からはマップ画面でも色々楽しんでみようと思います。

今回はこれで終わりですが、もし好評だったら第2弾もやろうかなと思っています。この記事は需要があるんでしょうか。ドキドキ半分、ワクワク半分で結果をチェックしていこうと思います。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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