こんにちは、まよねーずです!
ブログの傍らちまちま進めているエルデンリングですが、まだまだ終わりそうにありません!
現在やっとこさ中盤も終わりに入ったところ、まだ地図がすべて埋まってないあたり、後半もまだ長そうです(ちなみにこの時点でプレイ時間は80時間)。
1周目でほとんどのボスと戦いたく、寄り道をしまくったからでしょうか(本当は敵に何度も殺されたからなんて言えない…)。
とにかく、まだしばらくは遊べそうな感じなので、のんびりやっていこうと思います。
さて今回はグロテスクなモンスター達とグロテスクなバトルを繰り広げるメトロイドヴァニア「Infernax (インフェルナックス)」です。
本作は暴力シーンやグロテスクなシーンが多いため、苦手な方はご注意ください。
Table of Contents
Infernaxについて
開発 | Berzerk Studio |
リリースプラットフォーム | Steam、PS4、Switch |
価格 | Steam:¥2,499 PS4:¥2,860 Switch:¥2,860 |
本作はカナダのスタジオBerzerk Studioが開発した作品です。グロテスクなメトロイドヴァニアとして、まずSteam版が今年2月14日に先行リリース。
発表時からチェックしていた作品だったため、当初はSteam版を買ってしまいそうでしたが、春に家庭用機版がリリースされると事前に聞いていたためじっと耐えました。
その甲斐あって、数ヶ月後の4月7日に家庭用機版が突如リリースされたため、Switch版を購入しました。
毎回思うんですが、インディーゲームの家庭用機版は何の告知もなくリリースされる作品が多いんでしょうね。お願いだから教えてください!
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
呪いによって蹂躙された故国を救え!
物語は若き公爵である主人公が激しい聖戦を終え故国へと帰った所から始まります。彼が故国へと足を踏み入れると国は不穏な空気に包まれていました。
主人公が不在の間に国中を邪悪な呪いが蝕み、悪魔や魑魅魍魎が跋扈する不浄な地へと変貌させてしまったのです。
事の発端は狂人が書いたとされる一冊の邪悪な書物。その書物によってもたらされたものでした。そしてその奥には呪いによってもたらされた邪悪な影も…。
今はまだそのことを知らない主人公ですが、これ以上人々が苦しまぬよう、呪いの原因を探すため国中を巡ります。
果たして彼は呪いの根源を断ち、故国を救うことができるのでしょうか。呪われし物語が今始まります。
荒々しく暴力的なメトロイドヴァニア
本作を一言で表すならハードコア。そんな言葉がぴったりのヴァニア寄り作品です。見た目は美麗なドット絵で表現されたレトロな雰囲気ですが、ドット絵と侮るなかれ。
以前紹介したBlasphemous(ブラスフェマス)に負けない、いやそれ以上にグロテスクなシーンが盛りだくさんの作品です。
グロテスクなグラフィックに関しては冒頭からバシバシと見せてくれます。血が雨のように降り注ぎ肉片がおもしろいくらい飛び散ります。これでもかと首も吹っ飛ぶしはらわたもぶち撒けます。
ドット絵なので若干マイルドに感じる部分もあるかもしれませんが、ドット絵だからこそより残虐に見えるから不思議です。
開発陣は往年のコナミ作品を敬愛しているようで、ファミコン時代の悪魔城ドラキュラのような雰囲気で探索型ドラキュラが楽しめるように作られています。
オーソドックスなメトロイドヴァニアで、様々なマップを巡り主人公を強化しながら進んでいきます。ヴァニア寄りということで強化要素や装備もあります。様々な探索スキルや魔法などがあり、しっかりとメトロイドヴァニアが楽しめるようになっています。
開発陣のコナミ愛を感じられた要素として、昼間探索を繰り返すと月のカットインと共に夜へと切り替わる昼夜システムが実装されています。
昼間よりも敵が強くなるのはもちろんのこと、夜にしか発生しないイベントがあるなど、まるであの往年の名作「ドラキュラⅡ 呪いの封印」のよう。ソシテセンリツノヨルガオトズレタ…うーん、懐かしい!さすがコナミを敬愛する開発陣ですね。
他にも様々な要素があるんですが、それはこの後詳しく説明しますね。ネタバレになるんで説明できない内容もあるけど、フフフ…。
良かった点
その後の展開やエンディングに影響を及ぼす運命の選択
一番特徴的だと思われる要素がこちらです。本作は様々なイベントが発生するのですが、今後の展開に影響を及ぼすような選択を迫られるイベントも発生します。
呪いに蝕まれ苦しんでいる男を助けるか、いっそ楽にしてやるか、盗賊を見逃すか殺すか、兵をどちらの街に派遣するかなど、様々な選択に迫られます。
選んだ選択によって今後の展開が変化し、手に入るアイテムや発生するイベントが変化したりします。
中にはルートに影響を及ぼすものもあり、進んだルートによって変化する数種類のエンディングが用意されています。もちろん真のエンディングもあります。
自分が望むエンディングを見るにはどの選択をすれば良いか最初は難しいと思いますが、選択によって様々な要素が変化するため飽きることはなく、繰り返し遊べる仕様になっているのは良いと思いました。
ちなみに中にはもっとすごい展開になる場合もあるのですが、それはある意味隠し要素みたいなものなのでここでは伏せておこうと思います。
グロテスクなボスとの激しく容赦のないハードコアバトル
本作には様々な敵が登場し主人公の行く手を阻み、その度に激しいバトルを繰り広げていきます。マップの各所に「城」と呼ばれるダンジョンがあり、そこを探索し奥にいるボスを倒すことでストーリーが進んでいきます。
他にも様々なイベントでボスとバトルを繰り広げる訳ですが、そのボスは見た目がグロテスクな奴らばかり。そんな奴らととにかくハードコアなバトルが楽しめます。難易度もそこまで難しくなくちゃんとパターンさえ読めば倒せるレベル。
見た目がグロテスクな連中が多いため「そういうのはちょっと…」という方もいると思いますが、敵の攻撃を避けながらバシバシと攻撃を当て、最後の一撃を加えた時に激しい爆発と共に肉片が飛び散り絶命していく様を見るのは何とも爽快です。
ちなみに前述した運命の選択によって戦えるボスが変化することもあります。そのため一度クリアしてももう一度遊んでも、選択肢によって1周目とは違うボスとのバトルが楽しめるようになっている点は良かったです。
気になった点
落とし穴地帯が多い
全体的にクオリティの高い作品ではあるのですが、城ダンジョン内の落とし穴地帯が高いのは気になりました。ただの落とし穴だけでなく、動く床からのジャンプやスキルを駆使して渡っていくなど、プラットフォーム要素が強くなります。
中にはいやらしい所に敵が配置されていたり、トラップを利用しないと渡れなかったりと面倒な場所もたくさんあります。
しかも序盤以降のダンジョンではほとんどがそういう場所になっていて、どれもワンパターンなつくりになっている点も気になりました。
ある程度はあっても良いと思うのですが、数が多いかつ同じようなつくりだとおもしろみも感じられずたたストレスになるだけなので、もう少し違ったギミックを増やすとか、頻度を少なくするとかしてほしかったです。
城ダンジョンの中で死亡すると最初からやり直し
城ダンジョンの中にセーブポイントがなく、死んでしまったら最初からやり直しになってしまうのがかなり面倒でした。
しかし、前述した落とし穴地帯によるミスが多く、その度に最初からやり直しとなり大きなストレスになることが多かったです(僕の死亡原因はほとんどが落下死です)。
せめて城の中にセーブポイントを設置してほしかったです。ただ本作にはカジュアルモードという難易度設定があるため、もしかしたらそちらを選択すると城の中にセーブポイントが設置されるかもしれません。もし苦手な方はそちらでのプレイをオススメします。
まとめ
- その後の展開やエンディングに影響を及ぼす運命の選択
- グロテスクなボスとの激しく容赦のないハードコアバトル
- 落とし穴地帯が多い
- 城の中で死亡すると最初からやり直し
レトロながらハードコアなメトロイドヴァニアです。ファミコン時代のドラキュラが好きな方やハードコアな作品が好きな方は楽しめると思いますので、気になった方はぜひプレイしてみてください。
という訳で今回はこの辺で。
また次回!