【感想・レビュー】ヒンターベルクのダンジョン(Dungeon of Hinterberg)

こんにちは、まよねーずです!

Nintendo Switch2発表されましたね。そこのあなたは抽選に応募されましたでしょうか。

僕も発表と同時に抽選応募をしたのですが、全然ショップに接続できず、成功したのはダイレクトが配信された週の土曜深夜3時でした。

やっぱり新型ゲーム機はすごいですね。発表するたびにお祭り騒ぎです。しかも今回は発表と同時にまさかのフロムソフトウェアからSwitch2独占タイトルの発表もあったりと、何やら色々あるようです。

そんな抽選結果ですが、見事に落選しましたよ。もしかしたらなんて期待してましたが、うまくいかないもんです。まあ2回目の抽選には自動的に参加できるみたいなのでそっちに期待します。

さて今回は、ダンジョン探索と共にバカンスを楽しめるアクションRPG「ヒンターベルクのダンジョン(Dungeon of Hinterberg)」です。

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作品について

開発元Microbird Games
リリースプラットフォームSteam、Xbox Series X|S、Xbox One
販売価格Steam:¥3,990
Xbox Series X|S、Xbox One:¥3,990

本作はオーストリアのインディーゲームスタジオのMicrobird Gamesが手がけた作品です。

オーストリア・アルプスの雄大な自然が楽しめる実在する観光地を舞台に、ダンジョン探索とバカンスを楽しめる世界観が魅力的な作品です。

2024年7月にSteamとXboxでリリースされ、最近では無料DLCもリリースされています。

日々の生活を忘れ冒険とバカンスを楽しもう

本作の舞台はオーストリアのアルプスにあるヒンターベルク村。この村ではいつの頃からか魔法と呼ばれる力が自然発生し、25個ものダンジョンも発見されました。

以来この村は雄大な自然の中で気軽に冒険とバカンスが楽しめる観光地として、様々な人が訪れるようになります。

本作の主人公であるルイーザもその1人。新米弁護士として法律と向き合う毎日に疲れてしまい、休暇を取りヒンターベルクにやってきます。

ヒンターベルクでは、忙しい毎日を忘れ、新米スレイヤー(ダンジョンに入り魔物を討伐したりする冒険者のこと)として、雄大な自然の中でダンジョン探索を楽しむ予定です。

滞在予定のホテルに荷物を置くと、早速ダンジョンへと足を運びます。ガイドであるクラウスの指示のもと、初心者向けダンジョンで魔物との戦い方や探索を学ぶルイーザ。

しかし、突然ダンジョン内で大きな地震が起こります。近頃、ヒンターベルクではこういった異変が頻発している模様。

徐々に崩れていくダンジョンを、間一髪の所で脱出したルイーザでしたが、命の危険もあるダンジョンの現実に心が折れてしまいます。

いつもの毎日に帰ろうかと考えるルイーザでしたが、それではここに来た意味がありません。彼女はここに残ることを選択します。

ここからが彼女のヒンターベルクでの生活が始まります。昼間はダンジョンに挑戦し、夜は村に訪れたスレイヤーや現地の村人たちとの交流をしたりと、休暇をしっかりと満喫していくルイーザ。

この休暇で彼女は何を思い、どんな選択をするのでしょうか。そしてヒンターベルクでは今何が起きているのでしょうか?

ダンジョン探索とバカンスを楽しめるアクションRPG

本作は主人公ルイーザとなり、25個もあるダンジョンを探索しながら、ヒンターベルクで自由な時間を過ごすアクションアドベンチャーです。

昼間と夜のパートに分かれた1日を過ごすことでゲームが進行していきます。昼間は各エリア→ダンジョン探索、夜は1人で過ごすまたはNPCとの交流をすることで時間が経過していきます。

昼間のパートでは4つのエリアから1つを選択してセミオープンフィールドを探索します。各エリアには様々な場所にダンジョンがあります。条件を満たさなければ入ることのできないダンジョンもあります。

ダンジョン内では敵とのバトルやパズルを解きながら進んでいき、最奥にあるスタンプ台でスタンプを押せばダンジョンクリアとなります。基本ボスはいないのですが、ダンジョンによってはボスと戦うだけのダンジョンもあったりします。

また、各エリアに合わせた2つの魔法を使用することができます。エリアごとに魔法は種類はこ異なっていて、バトルや探索と様々な場面で活躍します。

モノや敵に弾を当てる基本的な魔法やちょっとユニークな魔法まで、様々な魔法を使用することができます。また、エリアによっては魔法がアクティビティに変わるものもあったりします。

夜のパートではアイテムや武器防具を購入したり、村にいる特定のNPCと交流をしたりします。これが非常に重要で、NPCと交流を深めることでルイーザのステータスが上昇したり、スキルを習得したりと様々な恩恵を受けることができます。

基本会話で話が進行していき、会話の途中で入る選択肢を選ぶことで好感度の上昇が変化しますが、贈り物を送ることで好感度を上昇させることもできるので、好きな選択肢を選んで大丈夫です。

人々との交流で色々な意味で成長していく

前述していますが、本作は様々なNPCとの交流が重要になっていきます。ルイーザのように現地に訪れたスレイヤーや、ヒンターベルクの住民たちと交流をすることで、ルイーザの4つのステータスが上昇します。

武器や防具といった装備品によっては4つのステータスの上がり具合によって強さが変わるものもあるため、これが意外に重要だったりします。

また、ステータス上昇以外にも、店の価格が割引になったり武器を強化できるようになったり、アクションに付加効果が付いたりといった、ゲームを進めるうえで役立つ得点を得ることもできます。

どのNPCとの交流でどんな得点を得ることができるか確認することもできるので、迷うことなく交流できる点は親切でした。

ダンジョン探索やキャラとの交流以外にも様々なアクティビティがある

ダンジョン探索とキャラとの交流がメインとはなりますが、それ以外にも様々なアクティビティが楽しめるのも本作の魅力です。

まず昼間パートの各エリアではダンジョン探索以外にも、特定のスポットで時間を過ごしたりすることも可能です。各スポットはルイーザのステータスを上昇させる効果があります。ダンジョン同様時間が流れてしまいますが、ダンジョンに疲れたら景色を堪能しながら休憩してみるのも良いかもしれません。

また、それ以外にもちょっとしたアクティビティを楽しむこともできます。雪山地帯では習得した魔法でスノーボードを楽しむことができたり、沼地エリアではカヌーに乗って様々な島を探索できたりと、本当にバカンスを楽しんでいるかのような楽しみがあります。

夜パートでも昼間パートの特定スポットのような場所でひとり時間を過ごすことができます。昼間パートどうようステータス上昇があるため、たまにはのんびり1人の時間を楽しんでみるのも良いと思います。

繰り返しの作業が多いためマンネリ化してくる

全体的には良くできた作品なのですが、昼間はエリアとダンジョンの探索、夜はNPCとの交流という流れで進んでいくため繰り返し作業が多くなります。

特に夜のパートはただNPCと会話をするだけのためちょっと退屈で、マンネリ化してしまいました。昼夜関係なく自由にダンジョン探索やNPCとの交流ができたらまた違ったのかもしれません。

まとめ

ここが良かった
  • ダンジョン探索とバカンスを楽しめるゲーム性
  • NPCとの交流で強くなるシステムが新しい
  • ダンジョン探索以外にも様々なアクティビティがあって楽し
  • 全体的にゆったりとした世界観が好み
ここが気になった
  • 同じ作業の繰り返しでマンネリ化する
  • 一部パズルの難易度が高い
  • 視点が目まぐるしく変わるダンジョンがあり慣れないと辛い

ダンジョン探索とのんびりとしたバカンスが同時に楽しめる世界観が魅力の作品です。3Dゼルダのようなアクションアドベンチャーが好きな方やスローライフ系が好きな方にはオススメです。気になった方は一度プレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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