【感想・レビュー】Rise of the Third Power(ライズ・オブ・ザ・サード・パワー)

こんにちは、まよねーずです!

なんだか身体が疲れているのか、最近自宅から会社までの距離でも息切れがハンパないです。朝も起きるのがとても辛い。

なのでネットサプリメントを買って飲んでみたところ、心なしか疲れなくなったように感じ、朝の目覚めも良くなりました。

今までサプリメントなんて使ったことなかったんですが、物は試しと購入して正解でした。

今度はマッチョになりやすくなるサプリメントを使ってみようかなぁ。でも飲んでるからって運動するかはわからないよ!

さて今回は、スーファミ世代の2Dグラフィックが懐かしい王道レトロなRPG「Rise of the Third Power(ライズ・オブ・ザ・サード・パワー)」です。

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Rise of the Third Powerについて

開発Stegosoft Games
リリースプラットフォームSteam、PS4、Switch、Xbox one
価格Steam:確認中
PS4:確認中
Switch:¥2,200
Xbox one:¥2,350

本作はアメリカのスタジオStegosoft Gamesが手掛けた作品です。過去にRPGツクールのアセットを使用しながらも、システムやキャラクターの動きといったグラフィック面で独自要素を加えた「エアラフェル」というRPGをリリースしています。

本作はスタジオ開発の第二弾作品ということで、2022年2月10日にリリースされます。されますというのも、実はこの記事執筆時点ではまだリリースされていません。

しかしこの度本作のパブリッシャーで、過去にもお世話になりましたDANGEN Entertainment様ご協力の元、本作のSwitch版を先行プレイする機会をいただきました!

DANGEN Entertainment様、またも貴重な機会をいただきありがとうございます。この場を借りてお礼を申し上げます。

という訳でSwitch版でのレビューとなります。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

戦争を阻止すべく帝国を打ち倒せ

本作はローワンとコリーナのふたりがサーインシーアの姫を誘拐するため、サーインシーア城に潜入する所から始まります。

物語の舞台はリンの大地と呼ばれる中世ヨーロッパ風の世界。過去に「大戦争」と呼ばれる大きな戦争が起こり世界を混乱に陥れました。

戦争から15年という月日が流れた現在、過去の戦争で敗北したアーカーダヤ帝国のディミトリ・ノラスコフは、他の国はまだ過去の戦争から立ち直っていないと考え、この機に乗じて再び戦争を引き起こし、世界を支配しようと企みました。

そんな中、アーカーダヤ帝国の王子とサーインシーア王国の姫君の結婚が決まり、結婚式がサーインシーアで行われることとなりました。

しかし、サーインシーアの姫であるアリエールは、式の最中に乱入してきたローワンとコリーナに誘拐されてしまいます。

ローワンとコリーナは「戦争を止めるためアリエールを誘拐した」「会わなければいけない人物がいる」と言い、その会わなければいけない人物が待つ街へと向かいます。アリエールは不服ながらも2人に着いて行くことに。

そしてアリエールは、会わなければいけない人物であるシスター・レイナから、ディミトリ・ノラスコフが今も戦争をしかけようとしていること、そしてレイナ達がその戦争を止めようとしていることを聞きます。

こうしてアリエール達はアーカーダヤ帝国が起こそうとする戦争を止めるべく動いていきます。

果たしてアリエール達は戦争を止めることができるのでしょうか。この世界の命運は彼女達にかかっています。

レトログラフィックながら現代風のRPG

画像をご覧の通り、本作は僕のようなスーファミ世代直撃のRPGです。

昔ながらのドット絵で表現された見下ろし型の2Dマップを、同じく2Dのキャラクターが冒険していきます。

やっぱりフィールド競技画面があると冒険してるな!って感じがしますよねぇ。

ゲーム内容は昔ながらの要素もありつつ、現代風の要素も盛り込まれたハイブリッド。

バトルは敵や味方の行動順がアイコン表示され、その順番で各キャラがコマンドを選択する、ファイナルファンタジーⅩのようなものになっています。

レベルは全員で共通となるため、各キャラごとにレベルを上げる必要がない点は初心者には優しいつくり。

バトルは意外に難易度が高いのですが、初心者の方やストーリーに集中したい方向けに「ストーリーモード」という優しい難易度が用意されています。

他にもクラフトやスキルツリーといった、現代のRPGでよく見かけるおなじみの要素も完備しています。

良かった点

バトルに楽しさをもたらす美麗なエフェクトとよく動くキャラクター達

本作はシンボルエンカウントとなっていて、マップ内を徘徊している敵に当たるとバトルスタート。

マップ上ではツクールシリーズのアセットを利用しているため見慣れた感じのつくりをしていますが、バトルシーンはオリジナルとなっていて、通常よりも頭身の高いキャラ達が丁寧に描かれています。

そして攻撃時はキャラクターがバンバン動きます。使用した攻撃によって動きが変化し、かつ攻撃時のエフェクトも派手な事もありとても見ごたえがありました。

ただ敵はあまり動かないので、欲を言えば敵も味方キャラクター同様動いてほしかったなと思いますが、そこは個人的な意見です。

サブクエストや探索できるオブジェクトなど豊富な探索要素

メインストーリーはもちろんありますが、本作はいたるところにサブイベントが用意されています。

サブイベントのためストーリーには絡んできませんが、RPGにしては多いと感じるほどたくさんのサブクエストがあります。

サブクエストは街やダンジョンで発生するものがほとんどですが、フィールドマップを歩いていると、まれに入ることのできる建物、森、洞窟といった場所があります。

一見すると入れるかすらわからないような見た目ですが、何となく怪しそうな場所で決定ボタンを押すと、画面が切り替わり中に入ることができます。

こういった場所は豊富にあり、サブクエストやアイテムが取得できます。

イベント自体が起こることはほとんどないのですが「おや?ここは入れるかな?」や「ここ気になるな…」と思いながらマップを巡るのは楽しかったです。

気になった点

武器や防具がおまけに感じてしまう

これは個人的な意見になってしまうのですが、本作の武器や防具がおまけ程度に感じてしまいました。

と言うのも、本作の武器や防具はクラフトをすることで手に入るのですが、素材を集めないとクラフトすることができず、クラフトをしないと武器や防具が手に入りません。

素材自体も頻繁に手に入らないものもあり「ここまでは強くしたけど、しばらくはこのまま」という現象が起きます。

かと言って、武器や防具をクラフトしてもステータスが少し上がる程度のため、結果武器と防具がおまけ程度に感じてしまいました。

また、クラフトしなければ手に入らないという事で、宝箱を開けるモチベーションが下がってしまいます。

開発側の意図によりこうなっているのはわかっているのですが、個人的には武器や防具をクラフトできる要素もありつつ、武器や防具は購入したり手に入れたりできるようにしてほしかったです。

まとめ

ここが良かった
  • バトルに楽しさをもたらす美麗なエフェクトとよく動くキャラクター達
  • サブクエストや探索できるオブジェクトなど豊富な探索要素
ここが気になった
  • 武器や防具がおまけに感じてしまう

ストーリー、システム共に安定した王道のつくりに現代風の要素も盛り込んだRPGです。スーファミ世代はドンピシャで楽しめるはずなので、気になった方はぜひプレイしてみてください。あと1時間とちょっとで配信開始です!

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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