【感想・レビュー】Death’s Door(デスズドア)

こんにちは、まよねーずです!

12月に入ったので、新作ゲームのリリース情報が落ち着くと思ったらとんでもなかった!

年明け1、2月にずっとチェックしてたメジャー作品がリリースされるわ、早く家庭用機でリリースされないかと待っていたインディー作品数本がついにリリース決定と、かなり集中してます。

今年はなるべく購入を避け、積んでいた作品をプレイしてきましたが、来年は動き出さないといけないようです(変な使命感)。

PS5でも気に夏タイトルが何作かリリースされるため(しかもPS5のみで)、そろそろ購入を考えないといけない気持ちになってきています。

年末年始お金使うからヤバいぞ!でも来年はきっとそういう年なんだ。頑張ろう。

さて今回は、死神カラスが繰り広げる災難なアクションアドベンチャー「Death’s Door(デスズドア)」です。

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Death’s Doorについて

開発Acid Nerve
リリースプラットフォームSteam、PS5、PS4、Switch、Xbox Series X/S
価格Steam:¥2,050
PS5、PS4:¥2,200
Switch:¥2,050
Xbox Series X/S: ¥2,350

本作はイングランドの開発スタジオであるAcid Nerveが手掛けた作品です。Acid Nerveは6年前に美麗ドットな高難易度アクション「Titan Souls」を手掛けたスタジオです。そんなスタジオの2作目として本作は2021年7月にSteamでリリースされました。

リリースされるやいなや高評価の連続でSteamでは「圧倒的に好評」が多数。その後2021年11月に家庭用機でリリースされてからもかなりの高評価を得ているようです。

メトロイドヴァニアが結構リリースされていたので僕は一旦スルーしたのですが、誘惑には勝てず今回Switch版を購入してプレイしました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

ソウルを巡るいざこざに巻き込まれた死神カラスの災難な冒険

舞台は魂を狩り取る死神が存在する世界。死すべきものの魂(ソウル)を狩り取るため死神を斡旋する企業「リーパー協会」は「扉」を通して死神を派遣していました。

主人公はこのリーパー協会に所属する死神カラス。今日も今日とて仕事をこなすため扉から別の世界へと赴き、そこにいる者のソウルを狩り取るというハードな業務の真っ最中でした。

無事ソウルを回収したカラスでしたが、突如後ろから何者かの攻撃を受け気を失ってしまいます。気が付いた時には彼を攻撃した犯人おらず、ソウルも奪われてしまいました。

死神カラスは魂の回収ができていないままでは上司に報告もできず、しかも任務中は不死の力が無効になってしまうというリスクを持っています。カラスはこの緊急事態を何とかするためすぐ近くにあった扉を通り犯人を追いかけました。

扉の先には大きなハイイロカラスがおり、彼が魂を奪っていった犯人です。彼は一つの扉を開けるためカラスからソウルを奪っていったそうですが、奪ったソウルでは力が足りず扉を開けることができません。

そこでハイイロカラスは彼に、巨大なソウルを3つ狩り取って来るように告げます。どうやらこのままではカラスもこの世界に閉じ込められる事態になってしまうとのこと。

ソウルまで奪われミッションを達成できないうえ、世界に閉じ込められてしまうというとんでもない災難に見舞われてしまったカラス。それでも何とか事態を収拾するため彼は巨大なソウルを探していきます。

果たしてカラスは3つのソウルを回収し、無事に事態を収拾させることができるのでしょうか。巻き込まれ系カラスの不運な冒険が始まります。

ダークだけどコメディタッチな高難易度アクションアドベンチャー

本作はダークではあるものの、カラスだったり頭が鍋だったり頭が棺だったりとたくさんのインパクトあるキャラクター達が登場するコメディタッチの世界観。

ゲーム内容は斜め見下ろし型のアクションアドベンチャーです。扉から様々な場所を巡り、巨大なソウルを持つ者たちを探します。

全体的にアクションアドベンチャーとして丁寧に作られており、ソウルを獲得してのキャラクター強化もありつつ、ゼルダやメトロイドヴァニアのような強化アイテムや探索スキルの獲得もあります。

ボリュームはそこまでではありませんが、しっかり遊べる要素のある作品として仕上がっています。

良かった点

難しいけど理不尽ではない絶妙な難易度のバトル

本作のバトルは小攻撃と大攻撃、弓矢や魔法といった飛び道具、回避といったアクションとしては王道の操作を駆使して戦うシンプルなバトル。

しかし意外にも敵の攻撃が苛烈なため、油断するとすぐにやられてしまいます。僕も「これはいけるな」と思って手痛いしっぺ返しを何度も食らいました。

最近は高難易度がゲームが増えてきていますが、バランス調整が甘い作品も多い中このバランス調整は見事だと思いました。

でも決して理不尽という訳ではなく、十分立ち回れるレベルです。個人的にはこのバランスが絶妙で楽しめました。高難易度ゲームが好きな方も満足できるんじゃないかなと思います。

ギミックで楽しませてくれるボス戦

前述したバランスのことといい、本作はバトルがおもしろいなと個人的には思うんですが、ボス戦もただのボス戦ではありません。

ボスが大量に発射してくる弾を剣で弾き飛ばしたり、ボスが床を傾けてさらに床を剥がしてくるのを落ちないように耐えきった後に攻撃したりと、様々なギミックで楽しませてくれます。

一つ一つのギミックがまるでゼルダのボス戦を彷彿とさせる楽しさで良かったです。

ゲームのボリューム的にそこまで多くはないのですが、一つ一つのボス戦がしっかり堪能できるつくりになっているのは好印象でした。

気になった点

敵とのバトルの必要性を感じない

本作は敵を倒すとソウルを獲得でき、獲得したソウルでキャラクターを強化できるんですが、敵を倒してもソウルは1や2といった少ない数です。しかし強化に必要なポイントは3桁で、レベルが上がるごとに必要ポイントが増えていくため、敵を倒して稼ぐのは効率が悪いです。

そのためマップに落ちているソウルの塊(100ポイント獲得できる)を獲得するなどした方が溜まりが早いため、敵とバトルをしても無駄に体力を減らすだけになるため必要性を感じませんでした。

もう少し獲得できるソウルの数を増やして欲しかったです。

まとめ

災難な死神カラスにちょっと同情してしまうダークコメディーなアクションアドベンチャーです。

ゼルダのようなアクションアドベンチャーが好きな方、手ごたえのあるバトルが好きな方はぜひプレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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