【感想・レビュー】妹と世界を救う英雄とニャれ！『キャットクエスト(Cat Quest)』

こんにちは、まよねーずです！

先週、3DSの頃から色々なインディーゲームをローカライズしているパブリッシャーのフライハイワークスから、新しい作品のリリース情報が公開され、『PHOENOTOPIA (フェノトピア)』と『アルワの遺産 (Alwa’s Legacy)』の国内リリースが発表されました。

どちらも僕がローカライズを待ち望んでいた作品だったので、発表された時は嬉しかったですね。

ただもう一つこの2作の前に発表されている『トランシルビィ』という作品の続報がなかったのは残念でした。今は『ピコンティア』という作品も並行しているのでそれもあるのかな。

ちなみに『ピコンティア』は年内にsteam でアーリーアクセス予定で、そちらも楽しみです。

という訳で今回は、そんなフライハイワークスがパブリッシュした『キャットクエスト(Cat Quest)』の紹介です。

キャットクエストについて

本作はシンガポールのスタジオThe Gentlebrosが手掛けた作品です。

オープンワールドRPGとして開発された本作は、つくりもなかなかにおもしろく、Steamでは高評価を獲得し、その後リリースされた家庭用機版やスマホ版でも好評を博しています。

そんなヒットの甲斐もあり、続編であるキャットクエスト2もリリースされています。しかも1の頃から2を出す方向で考えていたようです。いきなりネタバレしちゃいます。

ちなみに例のごとく、僕はSwitch版を購入してプレイしています。

舞台は様々なネコ達が暮らす世界フェリンガルド。

かつて世界はドラゴンによって荒らされていました。しかし、ドラゴンブラッドと呼ばれる後頭部にアザのあるネコの種族達によって滅亡の危機は免れ、世界は平和を取り戻します。

時は流れ現在のフェリンガルド。主人公は妹と共に船旅をしている途中、謎の仮面ネコに妹をさらわれ、さらには船を沈められてしまいます。

気がつくと島に流れ着いていた主人公。そこでネコ精霊のスピリーと出会い、妹を探す大冒険へと出発します。

本作は登場キャラがすべてネコという、猫好きにはたまらないつくりになっています。ちなみに僕も猫好きの1人です。あ、敵キャラはドラゴンとか色々な奴らがいます。

オープンワールドRPGという事で、ダンジョンに入る以外はすべてシームレスにつながっています。

シームレスもフィールド上を進むタイプでダンジョン以外にも入る場所がないという珍しいつくりで、フィールドをひたすら闊歩しているのは楽しかったです。

レベルも装備もちゃんとあり、魔法も習得できます。ワールドはそこまで広くないものの、小さなオープンワールドRPGです。

何を言っているのかわからないと思いますが、本作は進めていくとなんと海を歩けます！そうなるともう行けない場所はないというくらいに色々な場所に行くことができます。

しかも敵も出現するのですが地上で戦うように普通に剣を振り、しっかり海の上で回避行動も取ってくれます。

泳ぐなり船に乗るなりしていくはずの海を、普通の道かのように歩いて敵と戦う姿は何とも衝撃的ですが、ある意味これがオープンワールドではないのかと思うほど快適でした。フィールドもそこまで広いわけではないので、マップ踏破もサクッとできていい感じでした。

本作はクエストやダンジョン、装備など様々なものにレベルが振られており、現在のレベルに適した装備やダンジョン、クエストがわかるつくりになっています。

これが何とも親切でプレイしやすかったです。アクションが苦手な方でもプレイできるレベルのシンプルなアクションRPGな上にさらにレベルがわかるというのはとても優しいつくりで良いなと感じました。ぜひアクションが苦手という方にもプレイしてほしいです。

敵の攻撃を避けるために基本は回避行動で避ける形になるんですが、回避距離が短く避けたつもりがダメージを受けてしまいます。

本作は敵の攻撃範囲が表示されるようになっているのですが、その表示を見て避けても攻撃範囲が回避距離よりも広いため攻撃を食らってしまいます。避けるには回避を二回行わなければならず、もう少し距離を伸ばしてほしかったなと思いました。

ここが良かった

ここが気になった

ネコ好きの方やケモナーの方、どちらでもない方にも楽しんでほしい小さなオープンワールドRPGです。シンプルで遊びやすくキャラも可愛らしい点は老若男女問わず楽しめると思いますので、気になった方はぜひプレイしてみてください。そして1をクリアした暁にはぜひ2も！

という訳で今回はこの辺で。
また次回！