【感想・レビュー】マイティ・グース(Mighty Goose)

こんにちは、まよねーずです!

長年愛用しているメガネのレンズの度がついに合わなくなってきたようで、最近とてつもなく見づらいです。

レンズの材質は変わっても度は変えずにいた訳ですが、メガネをかけている時にピントが合わなくてボヤけることが増えてきました。

それもそのはず。メガネを外した裸眼でも、今まで見えていたものが見づらくなっていることがわかりました。やっぱレンズ買えなきゃダメかぁ。

さて今回は、荒ぶるガチョウが大暴れするラン&ガンアクション「マイティ・グース(Mighty Goose)」です。

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作品について

開発元Blastmode、MP2 Games
リリースプラットフォームSteam、PS5、PS4、Switch、Xbox one
価格Steam:¥1,980
PS5、PS4:¥1,980
Switch:¥1,980
Xbox one:¥1,980

本作はオランダに拠点を置くスタジオBlastmodeとMP2 Gamesの共同で制作された作品です。

発表当初から、魂斗羅やメタルスラッグをインスパイアした作品(でも主人公ガチョウ)として話題になっていたような記憶があります。

そんな本作は2021年6月に5つのプラットフォームで同時リリースされました。大体PC(特にSteam版)が優先されることが多いインディーゲームですが、家庭用機にも同時リリースは嬉しいですね!

僕は他の作品を優先してしまっていたのでずっと購入していなかったのですが、この度Switch版を購入してプレイしてみました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

荒ぶるガチョウの賞金稼ぎ、宇宙を支配しようと企む悪に立ち向かう

本作は広大な宇宙のどこか。そこはヴォイド・キングと呼ばれる輩が支配していました。ヴォイド・キングはこの宇宙を自分の物とするため、何やらよからぬ事を企んでいる模様。

そんなヴォイド・キングの野望を砕くため、主人公である賞金稼ぎのガチョウマイティ・グースが、相棒でナビゲーターのピョンクと共に、ヴォイドキング率いるヴォイド軍相手に派手に暴れまわります。

手始めに収容施設に囚われているバーク司令官を助けるため捕虜収容所にカチコミをかけます。収容所の中はヴォイド軍でひしめき合っていますが、グースは容赦なく蹴散らしていきます。

そしてバーク司令官を救い出したグースは、巨大兵器に乗って現れた収容所の所長を倒し、バークを連れて無事に脱出。船へと戻ります。

しかしこれはまだ激しい戦いの始まりに過ぎません。ヴォイド・キングはカラスという刺客をグースの元へと向かわせます。

果たしてマイティ・グースは、ヴォイド・キングの野望を止めることができるのでしょうか。弾丸の雨あられが降り注ぐグースとヴォイド軍との激しい戦いの火ぶたが切って落とされました。

ジャンル屈指の名作にインスパイアされた爽快感抜群のラン&ガンアクション

本作はマイティ・グースを操作して大量弾丸を飛びかうステージを、同じく弾丸をまき散らしながら進んでいく、横スクロールのラン&ガンアクションです。

ラン&ガンアクションといえば、「魂斗羅」や「メタルスラッグ」が名作として必ず挙げられますが、本作はこの2作品にインスパイアされた王道のつくりになっています。

魂斗羅やメタルスラッグをインスパイアしているだけあり、見た目は美麗な2Dドットとなっています。そしてやはりラン&ガンアクションといえば大量の弾、弾、弾!!

本作も例外ではなく、バリバリ弾丸をまき散らしながら敵を蹴散らしていきますので、本ジャンルのツボを抑えた爽快感のあるつくりになっています。

もちろん武器の種類も豊富で、鬼のような連射が可能なマシンガンや、敵を一瞬で粉砕可能なショットガン。敵を追尾して当てることができるロケットランチャーなど、様々な銃が登場します。

また、武器以外にもステージをクリアするごとに獲得でき、付ける事で付加効果を発生させるスキルや、回数制限はあるけれど様々な効果を発揮するセカンダリウエポン、グースをサポートしてくれるコンパニオンなど、様々要素があります。

良かった点

今の時代に合わせたプレイしやすい難易度

この手のジャンルは爽快感があっておもしろいんですが、いかんせん難易度が高いのがつらい所です。基本敵の弾を一発でも食らったら1機死亡。そのくせ容赦のない弾丸の嵐の中進んでいく必要があるため、トライ&エラーを求められるつくりになっています。

僕はいくつかの魂斗羅シリーズをクリア済みですが、裏技を使い残機を30機にするという卑怯な手を使ってクリアしています。というか、これをつかわなければクリアできません。

それほどまでに難易度の高いジャンルですが(すごい人は余裕でクリアしちゃいますけどね)、本作はとても良心的なつくりをしているなと感じました。まず、体力ゲージがあるため一発食らったらアウトにはならないのです。

しっかり弾を避けながら進んでいても流れ弾に当たって1機やられてしまうケースがこのジャンルにはよくあるんですが、体力ゲージのおかげで一発食らっても進んでいける点は良かったです。

さらに、体力ゲージ下にあるマイティメーターを溜めると、マイティモードを発動できるようになります。マイティモードではすべての攻撃が強化されるうえにダメージを受けなくなるというチート状態!

発動条件であるメーターもとても溜まりやすく、うまく使ってためれば1ステージで2、3回発動することができ、ボス戦がグッと楽になります。そういった救済措置もあるのでとてもプレイしやすいです。

また、本作は残規制ではなく、死亡したらチェックポイントからのやり直しという形になり、ゲームオーバーという概念もないため、いくらやられてもペナルティがないためとてもリプレイしやすいのも良かったです。

気になった点

ゲームのボリュームが少ない

とてもプレイしやすく爽快感のあるバトルが楽しめる作品なのですが、ゲームのボリュームは少ないです。

3~4時間あればクリアできてしまうレベルで、クリア後は裏ステージを楽しめるのですが、各ステージの難易度が上がっただけなので、ちょっとした水増しレベルです。

せっかくおもしろい作品なので、もう少しボリュームが欲しかったなと思いました。

まとめ

ここが良かった
  • 今の時代に合わせたプレイしやすい難易度
ここが気になった
  • ゲームのボリュームが少ない

名作にインスパイアされた爽快感抜群のラン&ガンアクションで、魂斗羅シリーズやメタルスラッグシリーズが好きな方こそプレイして欲しい作品です。

もちろんアクションゲームが好きな方も楽しめる作品なので、気になってるけどまだプレイしていないという方はぜひ一度プレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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