こんにちは、まよねーずです!
お盆休みに入られている方も多いかと思いますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕はお盆休みのない会社にいるため暦通りに過ごしております。
実は今の今までお盆休みのある会社にいたことがなく、帰省するため有給を使って休みを取らない限り、この時期に長期で休むことはありません。なので僕にとってこの時期は「お盆休み」ではなく「お盆」です。
まとまった休みを取ってガッツリゲームしたいですけど、それは自分が取りたい時に適当に取ります。もし出かけるにもその方が空いてるしね。
さて今回は魔物ハンターの少女が異世界を冒険するソウルライク系メトロイドヴァニア「HunterX(ハンターX)」です。
Table of Contents
HunterXについて
開発 | Orange Popcorn |
リリースプラットフォーム | Steam、Switch |
価格 | Steam:¥1,520 Switch:¥1,520 |
本作はOrange Popcornが開発した作品です。先行してSteam版が2022年4月にリリースされ、それから3か月後の2022年7月にSwitch版がリリースされたので、今回はSwitch版を購入してプレイしました。
そういえば、全体的なつくりといい社名といい、どこかで見たことがある作品なんですよねぇ。
かなり類似したつくりではあるんですが、社名も違うし調べても情報がまったく出てこないため全然わかりません。多分何かしら繋がってるんじゃないかと思うんですけどねぇ、うーん。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
ハンター少女が異世界で繰り広げる魔物狩り
大きな月が紫の光を放つ夜。魔物たちの襲撃を受けた街に一人の少女が降り立ちます。つきと呼ばれる少女は強力な魔物を見つけ出し倒すため、相棒の守護霊の案内で魔物たちを退けながら街を進みます。
街の奥で強力な魔物と遭遇し、なんとか退けたつき。その先に進むと瓦礫の中に謎の建造物を発見します。
守護霊の話によるとそれは異界の隙間だと言い、どこか別の場所に繋がっている模様。つきは躊躇なくその隙間に足を踏み入れます。
すると別の場所、つき達のいた世界とは別の世界、つき達魔物ハンターの先祖の地にたどり着きます。ここではつきの先祖にも会えるかもしれないとのこと。
しかし普段戦っている魔物とはけた違いの強さを持つ魔物たちを相手にしなければならないとのこと。それでもつきは足を止める事なく進んでいきます。
この世界ではどんな戦いが待ち受けているのでしょうか。そしてつきは先祖に出会うことはできるのでしょうか。
少女を操作して進むソウルヴァニア
本作は魔物ハンターの少女を操作して進むソウルヴァニアです。ソウルヴァニアといえば本ブログでもおなじみであるソウルライクとメトロイドヴァニアの要素を持ったハイブリット、ソウルライク系メトロイドヴァニアです。
日本人好みの美少女を操作して進められるのは魅力的じゃないかなと思います。でもゲーム内容はソウルヴァニアのためやり応えがあります。
スタミナ制、チャージ式の回復アイテム、敵を倒して得られる「カルマ」を使用してのレベルアップ、カルマのロストといったソウルライク要素。
マップ、始めは立ち寄れない場所、道中で行動範囲が広がるスキルを獲得できる、といったメトロイドヴァニア要素を持ち合わせています。
スキルツリーもしっかり備わっており、新しいスキルを獲得することでその周りのツリーが解放されていき、様々な強化が行えるようになります。
やっぱりソウルライクとメトロイドヴァニア二つの要素がしっかりと感じられる作品は良いですね。プレイしていて楽しいです。
良かった点
使い勝手の良いパリィ
本作はソウルライクおなじみのパリィがとても使いやすく、決めやすいのが良かったです。敵の攻撃に合わせてタイミングよくボタンを押すと、敵の攻撃を弾き先に行動できます。
しかもスキルツリーで強化することで敵の防御力を下げたり自身の攻撃力を上げたり、ソウルライクらしい某致命の一撃のようなクリティカル攻撃といった追加効果を付与することができるため、積極的に狙っていきたくなります。
タイミング自体も他の作品ほどシビアではなく、ガードの派生扱いとしてパリィがあるため、失敗してもそのままガードに切り替わってくれる安心感も良かったです。
使い勝手の良さやただ攻撃を弾くだけではないメリットのある点は、パリィのハードルを下げてくれる要因としては素晴らしい要素だと思いました。
種類豊富で使いやすい魔法「オカルト」
本作はオカルトと呼ばれる魔法を使用することができます。オカルトはオカルトポイントを消費して使用します。
オカルトの種類はとても豊富で、前方に火や氷塊を放つ王道のものや、召喚した剣が周りを回転しバリアのようになるもの、巨大な斧を頭上から何度も叩き落すものなど様々。
属性のついたオカルトは通常のダメージの他に属性ダメージも与えてくれます。さらには敵に状態異常を付与するものもあり、非常に使いやすいものになっています。
強力なオカルトほどポイントの消費が大きいですが、威力や追加効果など使用するメリットは大きいため、強敵との戦いでは非常に重宝します。
気になった点
武器のモーションがすべて同じ
本作は数多くの武器が登場しますが、どの武器を装備しても攻撃モーションが変わることはなく、すべて同じだったのは残念でした。
種類が豊富なのはとても良いんですが、斧やメイス系などを装備した時は重めのモーションになったりとちょっとした変化があるとおもしろかったのかなと思います。
セーブポイントからボスまでの道のりが遠くリトライが面倒
様々な場所にセーブポイントが用意されている本作ですが、ボスの部屋に通じる場所からかなり離れたところに配置されていることが多く、万が一ボスにやられたしまった場合、またボスの部屋にいくのがかなり面倒です。
ボスの部屋の前にセーブポイントを設置してもらえるとプレイしやすくて良かったかなと思います。まあソウルライク作品はセーブポイントがボスの部屋から離れていることが多かったりするんですけどね。
ボス戦が悪い意味でシビア
本作のボス戦はやり応えはあるものの、悪い意味で面倒な点が多かったです。まずザコ敵を召喚してくるボス。倒しても倒しても無限に沸いてるためザコ敵を対処しながらボスと戦うのが非常に面倒でした。
一番面倒だったのは2体と戦うボス戦で1体倒すと残る1体がザコ敵を召喚し始めました。結局1体倒しても無限に沸くザコ敵のおかげで楽にはならず非常にイライラしました。
次にボスの放つ飛び道具は、かなりの確率で状態異常を引き起こすものが多い上に、なかなか消えることがなくいくつも飛び回るため攻撃で壊したり当たらないように避けながら攻撃するのが非常に面倒でした。
しかも攻撃を食らった後に無敵時間がないため、飛び道具とボスの攻撃のタイミングが揃うとそのままやられてしまうのがとてもシビアでした。
召喚や飛び道具が悪い訳ではないのですが、無限沸きやしばらく消えることない上にさらに追加で放たれ弾幕シューティングみたいになるのはやめて欲しかったです。
まとめ
- 使い勝手の良いパリィ
- 種類豊富で使いやすい魔法「オカルト」
- 武器のモーションがすべて同じ
- セーブポイントからボスまでの道のりが遠くリトライが面倒
- ボス戦が悪い意味でシビア
例の類似作品に比べると粗が多く、非常に残念なつくりになってしまった作品ではありますが、ソウルヴァニアとしてはよくできている作品です。
ソウルヴァニアが好きな方、美少女キャラを操作して進むメトロイドヴァニアがプレイしたい方にはおもしろいと思える部分があると思いますので、気になった方はプレイしてみてください。
という訳で今回はこの辺で。
また次回!