こんにちは、まよねーずです!
今月末に『ゼノブレイド ディフィニティブエディション』が発売になります。僕は途中までプレイしたもののクリアまでは至らなかったので、本作を購入して今度こそクリアをと思っているのですが、6月、7月と何本かソフトを購入予定なのでどうしようか悩んでいます。まだプレイしていないメトロイドヴァニアタイトルもあるので、そっちもプレイしたい。うーむ。
という訳で(どういう訳だ)今回は『XEODRIFTER(ゼオドリフター)』を紹介します。
Table of Contents
XEODRIFTERについて
開発 | Renegade Kid(Atooi) |
リリースプラットフォーム | PS4、Vita、Steam、Switch |
価格 | PS4:¥1,232 Vita:¥1,232 Steam:¥980 Switch:¥500 |
本作はアメリカテキサス州の開発スタジオRenegade Kidが手掛けた作品です。今はスタジオが閉鎖されてしまい、2D作品開発のAtooiと、3D作品開発のInfitizmoという2つのスタジオに分離されています。本作は現在Atooi側の作品となっています。
本作は小粒ながらしっかりとしたつくりで人気です。しかも当時の2Dゲームにはあまりなかった斬新な特徴がおもしろい作品になっています。ちなみに今購入するなら日本語版かつ500円というところで、確実にSwitch版がオススメです。
ゲーム内容はどんな感じ?
未知の惑星を探索し宇宙船の部品を見つけよう!
舞台は未開の銀河。宇宙船が不慮の事故にあってしまい、銀河をさまよう事になった主人公が、宇宙船を直すために4つの惑星を探索する物語です。
ゲーム内容はメトロイド寄りで、各惑星を回り強化アイテムやスキルを獲得して進んでく、王道な作りです。見た目はミニマムサイズになったメトロイドのようですが、ゲームシステムに関してはメトロイドよりも斬新な感じです。
良いと思った点
奥側と手前側を行き来する要素が超斬新
このゲーム一番の特徴、それは2Dなのに奥行きが存在する点です。基本は手前画面で操作するのですが、場所によって手前が通れなくなっているところがあります。その際、背景をみると何やら道のようなものが…。
背景の道にキャラを重ねるようにしてボタンをポチッとすると、なんと奥の道に移動するではありませんか!これがなんとも新鮮で、2Dにもこうやって奥行きを持たせることが可能なんだと感動しました。
この要素が一見メトロイドと変わらないつくりに一役買っています。他作品でもあまり見たことがないためおもしろかったです。
武器のカスタマイズがおもしろい
もう一つの特徴的な要素として武器のカスタマイズがあります。本作は体力やスキル以外に武器の強化チップを獲得できます。チップは弾の性能をアップさせる事が可能で、弾の速さ、弾の大きさ、連射性、中には3ウェイやウェーブショットなど、弾の軌道自体を変更するものもあります。
チップは各機能8つまでセット可能で、つけた数が多いほどその機能の性能をアップさせることができます。チップは結構あり着脱はいつでも自由にできるので、自由にカスタマイズできるのがおもしろいです。
短いプレイ時間の中にふんだんに詰め込まれた要素
本作はプレイ時間がとても短く、3〜4時間程度でクリアできてしまいます。そうなると全体的にスキルも少なく、あまり探索できなかったりするのですが、本作はそんなことはありません。
短いプレイ時間の中にも色々な要素を持たせており、奥や手前への移動から、水中は潜水艦のようなもので進んだり、メトロイドのような高速ダッシュや、ワープ機能など、色々なスキルを使い探索を楽しむことが可能です。小粒なのにしっかりと作られているのは良いですね。
気になった点
ボスのバリエーションが少ない
短い作品なのでしょうがないとは思うのですが、ボスが基本色違いの強化版しか登場しません。攻撃方法などで差別化をはかってはいるのですが、「あれ、コイツ前にも戦ったな…」と思うようなボスばかりだったので、できれば違う見た目のボスもいて欲しかったです。
奥が見づらい
奥へ移動できる機能、とても特徴的で良いのですがデメリットもあります。それは奥になるとキャラクターが小さくて見づらくなってしまう点です。仕方ない部分ではあるのですが、敵の攻撃も見づらくなってしまいよくダメージを受けてしまうことがありました。
セーブポイントが限られる、かつチェックポイントがわかりづらい
本作のセーブは基本宇宙船の中でのみ可能で、惑星内ではセーブできません。チェックポイントまで行ければやられた時にチェックポイントからやり直せるのですが、このチェックポイントがわかりづらい。ボスの扉の前にヘンテコな穴があり、そこから出てくる敵を倒すと体力回復アイテムを落とします。そのためここが回復兼チェックポイントになっているのですが、特に何の通知もなく、最初はチェックポイントだと気付きませんでした。
また、いちいち敵が落とした回復アイテムを1個ずつ取って回復してる状態なので、いっそここにセーブポイントを作り、体力回復もできるようにして欲しかったです。
まとめ
- 奥側と手前側を行き来する要素が斬新
- 武器のカスタマイズがおもしろい
- 短いプレイ時間の中にふんだんに詰め込まれた要素
- ボスのバリエーションが少ない
- 奥が見づらい
- セーブポイントが限られる
- チェックポイントがわかりづらい
短いプレイ時間の中にも色々な要素が詰まっていて、面白かったです。本作もメトロイドヴァニアの入門用としてぴったりなので、気になったらぜひプレイしてみてください。
それでは今回はこの辺で。
また次回!