【感想・レビュー】これぞ日本が誇るメトロイドヴァニア『Bloodstained: Ritual of the Night(ブラッドステインド:リチュアルオブザナイト)』

こんにちは、まよねーずです!

毎年京都で開催されている「BitSummit」というインディーゲームの祭典があるのですが、長年インディーゲームをプレイしている身でありながら一度も行ったことがありません。仕事の忙しいタイミングと重なりやすかったという事もあるんですが、行くとすれば単独で乗り込む形になるのでちょっと怖い…。行けば絶対楽しいんでしょうけどね。

今年はコロナウイルスの関係で中止となりましたが、来年は行きたい!でも怖い!そんな僕と一緒にBitSummitに行ってくれる人を狭く募集します。

さて今回は、ついにこの作品を紹介する時が来てしまいました。『Bloodstained: Ritual of the Night(ブラッドステインド:リチュアルオブザナイト)』です。

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Bloodstained: Ritual of the Nightについて

開発ArtPlay
リリースプラットフォームPS4、Steam、Switch
価格PS4:¥6,028(パッケージ版、DL版どちらも)
Switch:¥6,028(パッケージ版、DL版どちらも)
Steam:¥ 5,480

本作はメトロイドヴァニアの「ヴァニア」である、本家探索型ドラキュラを生み出した「IGA」こと五十嵐考司氏率いるArtPlayが手掛けた作品です。

五十嵐氏は2014年にコナミを退社し、ArtPlayを立ち上げました。そして2015年に本作の開発を発表しKickstarterで資金を募ると、わずか半日ほどで1億近い資金が集まり開発が確定という偉業を成し遂げました。

メトロイドヴァニア二代巨頭の一頭を手掛けた方だけあり、かなりの期待が寄せられていたようです。もちろんリリース後の評価も上々。世界中が「これを待っていた!」と声を揃えたほどです。やっぱりIGAはすごいですね!

ゲーム内容はどんな感じ?

シャードリンカーとして目覚めた少女の戦い

物語の舞台は産業革命時代のイギリス。錬金術によって悪魔の結晶「シャード」を埋め込まれたシャードリンカーの主人公ミリアムが、徐々に体を蝕む結晶化の解決ともう一つの目的のため、復活した地獄の城へ戦いに赴く物語です。

ゲーム自体はこれぞメトロイドヴァニアというつくり。強化アイテムあり、スキルあり、レベル、装備ありのヴァニア寄り。

キャラクターの見た目のカスタマイズなんて要素もあり、ある程度ですがミリアムを自分色に染めることも可能!ちなみにPC版だとmodが開発されているので、ミリアムの見た目をもっとすごいことにできちゃいます。

さらにさらに、アイテムクラフトなんて要素も!今までのヴァニアにあった「やっぱこれだね」に、新しいプラスアルファがふんだんに詰まった作品となっていますね。

良いと思った点

種類も数も豊富なシャード

本作の物語にも絡んでくるシャード、これは敵が落とす特殊能力です。敵を倒すと一定の確率で獲得し、その敵にちなんだシャードを習得する事ができます。

攻撃や使い魔、変身能力なんかもありバリエーションが豊富です。もちろん2段ジャンプやハイジャンプといった、メトロイドヴァニアおなじみの移動スキルもシャードとして獲得します。敵からスキルを奪い自分のものにする点が某ヴァニアの暁月の円舞曲、蒼月の十字架で登場するソウルに似てますよね。

シャードは敵の数だけ存在するため、かなりのボリューム(同じものを持っている敵もいますが)。すべてを集めるやり込み要素もあるのでとても楽しいです。

武器の種類が豊富!必殺技が使える武器も!

装備できる武器の種類が豊富です。普通の剣やレイピアなどの突剣、大剣、具足(キック)なと、他にも様々な武器が用意されています。武器によって技やモーションも違うため、色々な武器を試してみたくなる魅力があります。中には特殊な武器もありその武器だけのオリジナルなモーションを見ることができます。

また、必殺技が発動できる武器もあります。もちろんバリエーションも豊富で、色々な技を使用できます。コマンド入力で発動する技ばかりのため、慣れていない人には厳しい操作ですが、比較的簡単なものばかりなので安心です。

しかも必殺技には熟練度があり、使うたびに熟練度が増えていきます。熟練度を最大までためるとその必殺技を習得したこととなり、同系統の武器であればその技を発動できるようになります。自分のお気に入りの武器で必殺技を発動できるのは嬉しいですね。

コレクター図鑑が楽しい!

五十嵐氏のヴァニアといえばコレ!コレクター図鑑です!各カテゴリに分かれており、アイテムや武器や防具の場合は実物を獲得すれば自動的に埋まっていきます。

シャード図鑑もあるうえに、モンスター図鑑の場合は持っているシャードやアイテムの情報なんかも追加されていきます。ヴァニア時代からそうなんですが、これがあるとついつい埋めたくなっちゃうんですよねぇ。

気になった点

一部の必須シャードはただ進めるだけでは手に入らない

特にマイナスな点はないと感じている本作なんですが、唯一これはと思ったのが攻略に必須のシャードがただ進めるだけでは手に入らない点です。

基本攻略に必須のシャードは大抵ボスから獲得できるのですが、一部の必須シャードはアイテムクラフトで合成したり、道中の敵から獲得しないと手に入りません。さらにその事に関するヒントはなく、どこかで取り忘れたんじゃないかと延々マップをさまよった時がありました。せめて何かヒントくらいは欲しかったです。

また、必須シャードも合成したらなくなってしまうと思っていたため、複数手に入れないといけないなんて勘違いをしてさらにさまよった事もあります。ぶっちゃけなくならないので安心してください。これについてもどこかにヒントなりTIPSが欲しかったです。

まとめ

良かった点
  • 種類も数も豊富なシャード
  • 武器の種類が豊富。必殺技が使える武器もある
  • コレクター図鑑が楽しい
気になった点
  • 一部の必須シャードはただ進めるだけでは手に入らない

一部気にある点はあったものの、やはり五十嵐氏の作るメトロイドヴァニアは格別のおもしろさです。もっと語りたい事はあるものの、今回はここまでにしておきます。まだ未プレイという方はぜひプレイしてみてください。絶対ハマるおもしろさです。

それでは今回はこの辺で。
また次回!

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