こんにちは、まよねーずです!
よくゲームをしていると、パートナーから「また同じようなゲームしてる」と言われることがあります。
2D横スクロールゲームばかりプレイしていること、相手がゲームをあまりしない人なこともあり、区別がわからずどれも同じに見えてしまうようです。
自分としてはメトロイドヴァニアとかソウルライクとか、色々なジャンルをプレイしているつもりですが、言われてみると確かに見た目は同じようなゲームばかりプレイしてる気がします。
たまにはゴリゴリ3Dのメジャータイトルもプレイしないとかなと思いつつ、今日も僕は2D横スクロールのインディーゲームをプレイしています。
さて今回は、ショートな回避系メトロイドヴァニア「Two Parsecs From Earth(トゥーパーセクフロムアース)」です。
Table of Contents
Two Parsecs From Earthについて
開発 | ABX Games Studio |
リリースプラットフォーム | Steam |
価格 | Steam:¥800 |
本作はABX Games Studioが手掛けた作品です。メトロイドヴァニアでありそうでなかった特徴的な要素を備えた作品で、2020年10月にSteamでリリースされました。
Steamのみでリリースされており、勝手なイメージですが日本語に対応していないような見た目だったのですが、日本語対応されていてビックリでした。
という訳で、Steam版を購入してプレイしてみました。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
ロボットが未知の惑星で繰り広げる脱出劇
舞台は地球から遠く離れた宇宙。ロボットのZ3-L1はある任務を果たすため、宇宙を航行していました。しかし、宇宙船がブラックホールに巻き込まれてしまいます。
ブラックホールに巻き込まれよくわからない場所に飛んでしまったZ3-L1。宇宙船も壊れてしまい、その拍子で中に積んでいた任務完了に必要なボックスが散ってしまいました。
なんとか未知の惑星に不時着したZ3-L1。惑星に墜落した船の損傷は激しく、脱出の際に飛び散ってしまったスペアエンジンやボックスを回収しなければ修理がままなりません。
Z3-L1は惑星からの脱出を図るため、未知の惑星を探索していきます。
地球から2パーセク(1パーセクは約約31兆キロメートル)離れた惑星で繰り広げられる惑星探索。
Z3-L1は無事にエンジンと散らばったボックスを回収し、惑星を脱出することができるのでしょうか。
トラップを回避しながら進むプラットフォームメトロイドヴァニア
本作は主人公のロボットZ3-L1を操作して惑星を探索しながら進んでいくメトロイド寄りの作品です。
つくりはオーソドックスなメトロイドヴァニアではあるんですが、主人公には一切の攻撃手段がなく、敵の攻撃はすべて避けて進む必要があります。
また、体力ゲージなどといったUIは一切なく、一発でも敵に触れたら即死亡という「死にゲー」ジャンルのようなシビアさがあります。
しかし、シビアといっても他の死にゲージャンルほどではないため、サクサク進めることができます。リトライも早いためストレスもありません。
良かった点
探索スキルを選択する要素が斬新
本作で1番特徴的な部分だと思います。選択できるとはどういうことか、それはスキル獲得時に二つのスキルから一つを選択するということです。
本作はスキルが獲得できる機械が3ヶ所あり、その機械からスキルを獲得できます。しかし、獲得できるのは二つのうち一つ。しかもやり直しはできません。
ただ、どちらを選択しても進行に影響がないように作られたマップになっているため、詰んでしまう事はない点はすごいと思いました。
6種類あるスキルのうち選択できるのは三つ。場所によって「AとB」「CとD」と決められているため、組みあわせが変わることはありません。
二つのスキルから一つを選択するという斬新な要素ながら、どちらを取ってもストレスなくマップを探索できる絶妙なつくりはすごいと思いました。
ちなみに選択しなかった3種類は以降選択できなくなりますが、一度ゲームをクリアすることで残りも獲得できるようになります。なぜか気になる方はゲームをプレイしてみてください。
気になった点
全体的に単調なつくり
ゲーム自体はとてもシンプルでプレイしやすいのですが、人によっては成長要素もなく敵と戦う事もないため、全体的に単調なつくりと感じてしまう人もいると思います。
上記のようなつくりのためプレイ時間も短く、フルコンプでも2時間程度で終わってしまいます。素材は良いのでSEEPO(シーポ)のようにボスを追加したり、遊び応えのあるマップに作り替えるなりするとおもしろさが増すんじゃないかと思いました。
まとめ
- 探索スキルを選択する要素が斬新
- 全体的に単調なつくり
かなりシンプルなつくりのメトロイドヴァニアです。ボリューム不足や単調さがありますが、しっかりメトロイドヴァニアです。個人的には嫌いではない作品なので、気になった方はぜひ一度プレイしてみてください。
という訳で今回はこの辺で。
また次回