【感想・レビュー】Transistor(トランジスター)

こんにちは、まよねーずです!

先日オリンピックが始まったと思ったら、あっという間に終わっちゃいましたね。

今年の日本は歴代最多のメダル獲得数だったようで、選手の皆さんも1年待っての自国でのオリンピックだったからこそ並々ならぬ思いがあったんでしょうか。

次はパラリンピック。パラもぜひメダル獲得数を更新してほしいですね!

さて今回は、アクションRPGながら戦略的なバトルが楽しめる「Transistor(トランジスター)」です。

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トランジスターについて

開発Supergiant Games
リリースプラットフォームSteam、PS4、Switch、iOS
価格Steam:¥2,050
PS4:¥2,444
Switch:¥2,050
iOS:¥610

本作は、サンフランシスコのスタジオSupergiant Gamesが手掛けた作品です。Supergiant Gamesといえば、ローグライクアクションRPG「Hades」が大ヒットしてますよね。僕の周りでもたくさんの方がプレイしており人気が高い事がわかります。

そんなスタジオの2作目としてリリースされた本作は、Supergiant Gamesらしい独特の世界観とアクションRPGながら戦略的なバトルが人気で現在では様々なプラットフォームでリリースされています。

僕は今回以前から所持していたPS4版をプレイしたため、PS4版でのレビューとなります。ちなみになぜかSteam版も所持していたりします。なぜでしょう、フフフ。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

声を失った歌姫と言葉を話す剣の物語

本作の舞台は高層ビルが立ち並ぶ近未来の大都市。都市はプロセスと呼ばれる異形の存在の侵攻を受け徐々に崩壊の一途を辿っていました。

主人公であるレッドは、声を失った歌手。彼女は今剣が刺さった男の亡骸を前に苦悶の表情を浮かべていました。

しかし、突如恋人に刺さった剣から声が聞こえます。声に導かれ「トランジスター」と呼ばれるその剣を引き抜くレッド。

そんな彼女の前に立ち塞がるプロセスを斬り払いながら、レッドは不思議なトランジスターと共に都市を進んでいく物語です。

戦略的なバトルが楽しめるアクションRPG

喋る剣トランジスターと共にプロセスの侵攻をする人を失った女性と不思議な喋る剣が繰り広げるアクションRPGです。

グラフィックはファンタジーとサイバーが混じったような幻想的で、キャラクターデザインも相まって大人な雰囲気です。ゲーム中所々で入るカットシーンが物語を盛り上げてくれます。

ゲーム内容として特徴的なのはバトルで、後で詳しく説明しますが、アクションRPGといいつつも、バトル中は自分でどう攻めるか行動を決める事が可能で、ただのアクションRPGではありません。

もちろん自分で操作して楽しめるアクションRPGらしい部分もあります。敵を倒すと経験値を獲得し、一定量たまるとレベルアップします。レベルアップするとファンクションと呼ばれるスキル修得画面に飛び、表示されたスキルを一つ修得できます。

スキル以外にもスキルに付加効果もたらすスロットや、スキル装備上限を上げるメモリの増加など、様々な恩恵を獲得できます。

良かった点

自らの行動を決める戦略的なバトル

基本アクションRPGのため、敵とのバトルでは各ボタンに割り振られたスキルを使って戦っていきます。

しかし、それでは自分でどういった行動を取るか選択することができます。それが本作の醍醐味と言っていいと個人的には思います。

R2ボタン(他プラットフォームでは別のボタンです)を押すと、画面がデジタル調になり敵の動きが止まります。

その状態では画面上部にあるゲームがいっぱいになるまでキャラクターがどんな行動を取るか決めることができます。

強力な攻撃を連続で叩き込む、一旦距離を取って遠距離から攻撃する、身代わりを作って敵の注意をそらし、背後から攻撃を当てるなど、スキルと組み合わせて様々な方針を組み立てられます。

方針が決まったらいざ実践。行動開始ボタンを押すとプレイヤーが立てた方針通りにキャラが動いてくれます。

敵は超スロー状態となるため、敵よりも速いスピードで攻撃をあててくれます。かなりのスピードで動いてくれるためかなり爽快です。

上限がありかつ一度使用するとゲージの回復が必要ですが、回復は早いのでバトル中何度も使っていけるところは魅力的でした。

様々組み合わせが可能なスキルカスタマイズ

本作は様々なスキルで戦います。4つのボタンにスキルを割り振って使用します。それがメインのスキルとなります。

スキルは敵にダメージを与える攻撃スキルから、シールドを張ったり身代わりを作ったりする防御スキルなど、種類も様々。

では使用していないスキルはどうなるかというと、なんとメインとなるスキルに装着する事で、メインスキルに付加効果を与えてくれます。

効果も装着したスキルによって様々。自分好みにスキルをカスタマイズできるのは楽しく、色々試してみたくなりました。

さらにパッシブとしてスキルを装着することもでき、より自由なカスタマイズができる点も良かったです。

気になった点

クリアまでのボリュームが少ない

戦略的なバトルや自由なスキルカスタマイズが行える本作ですが、クリアまでに約5、6時間程度とボリュームが少ないのは残念でした。

クリアまでが短いため、様々なスキルカスタマイズを試す時間もなくあっという間にクリアしてしまいました。

10時間程度のボリュームがあるともっとしっかり楽しめたのかなと思いました。

物語がわかりづらい

美麗なグラフィックとキャラクターのカットシーンで世界観を盛り上げてくれるのですが、物語が唐突に始まるため、わかりづらい印象でした。

物語が語られているようで語られていない部分もあり、世界観に没入できない時があったので、もう少し掘り下げてくれたら良かったなと思いました。

まとめ

ここが良かった
  • 自らの行動を決める戦略的なバトル
  • 様々組み合わせが可能なスキルカスタマイズ
ここが気になった
  • クリアまでのボリュームが少ない
  • 物語がわかりづらい

戦略的なバトルが楽しめるアクションRPGです。戦略的なバトルが好きな方、アクションRPGが好きな方にはおすすめなので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

ハデスも良いけどこっちも良いよ!

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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