こんにちは、まよねーずです!
9月になり、今月からプレイしたいゲームの大量リリースが始まります。メジャーも色々ありますが、インディーも色々あった!タイミング被った!!
僕がプレイしたいゲームは大抵秋にリリースされるものが多く、えらいこっちゃになる事が多いです。
今回も色々ある訳ですが、もうどれを購入しようかえらいこっちゃです。テイルズ新作、ディアブロ2にロストジャッジメント、他にもインディー枠がわんさかと…。
秋は読書だ食欲、運動だと言われがちですが、僕はゲームの秋のようです。
さて今回は怪物になってしまった少年が繰り広げるメトロイドヴァニア「The Guise(ガイズ)」です。
Table of Contents
The Guiseについて
開発 | Rasul Mono |
リリースプラットフォーム | Steam |
価格 | Steam:¥520 |
本作はロシアのスタジオRasul Monoが手掛けた作品です。
ホロウナイトのような可愛らしくもダークな世界観にインスパイアされた作品で、Steamで2020年10月にリリースされました。
ただプラットフォームがSteamでしかリリースされていないこともあり、知る人ぞ知る作品じゃないかと思います。他のプラットフォームでもリリースすれば良いのに、なんて思います。
結構前に購入してから積んでいたのですがついにプレイしました。ちなみにSteam版しかないためSteam版をプレイしてのレビューとなります。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
怪物へと変貌してしまった少年の物語
本作の舞台は暗く陰鬱な世界。その世界にある孤児院から物語が始まります。
主人公オグデンは、孤児院に暮らす少年。同じ孤児である仲間たちと平和に暮らしていました。ある日、孤児院の責任者であるマロリーが、用事があり外に出かけていきます。
孤児たちはこのチャンスに、今まで「絶対に入ってはいけない」と言われていたマロリーの自室に入ってしまいます。マロリーの部屋はとても不気味な部屋でした。中央には白い仮面がおかれています。
オグデンが興味本位でその仮面を付けてみると、彼の身体はみるみるうちに四足歩行の怪物へと変貌してしまいます。
変わり果てた姿となったオグデンは、孤児院近くの暗い森の中をあてもなくさまよいました。しばらく進むと彼の目の前に巨大な怪物が現れましたが、間一髪マロリーに助けられます。
マロリーの助けもあり孤児院に戻ったオグデンは、マロリーより「元に戻るためには仮面を作った男を探す必要がある」と彼に伝えます。
オグデンは元の人間の姿に戻るため、暗く澱んだ世界を旅していきます。
ホロウナイトのような雰囲気を持ったメトロイド寄り
本作は陰鬱な世界観で繰り広げられるメトロイドヴァニアです。暗いけどどこか可愛らしさもある雰囲気のグラフィックは、ホロウナイトを彷彿とさせてくれます。
ゲーム内容はマップを探索しボスと戦い、強化アイテムやスキルを獲得し、獲得したスキルを使ってまた探索をしていく、オーソドックスなメトロイドヴァニアです。
レベルや装備、細かいステータスといったRPG要素はないためメトロイド寄りとなります。
スキルや強化アイテムの他にも、一つしか装備できないものの、付加効果をもたらしてくれるお守りや、かたときも離れず近くで主人公をサポートしてくれる仲間など、意外と豊富な内容になっています。
お守りやペットはマップ内の宝箱に入っている事が多く、お守りやペットの収集も探索要素の一つです。
良かった点
主人公の動きが万能かつ操作しやすい
主人公である少年オグデンは、仮面の力で四足歩行の怪物になってしまいました。
ゲームはその姿で進めていくことになるんですが、かなり万能かつ見た目とは裏腹に操作しやすくて良かったです。
通常攻撃は頭突きで、連続で押すとコンボになります。また、緊急回避もしっかり可能なため万能です。また飛び道具として口から酸を吐き出したり、爆発物を生成して固いクリスタルを破壊したりもできます。
それ以外にも壁キックで壁を登ったり、天井に張り付いて逆さで歩いたりなど、かなり万能です。
複雑なコマンドもなくサクサク操作できたのは良かったです。スキル獲得時にもイラストで操作方法を見せてくれる点も親切でした。
物語ラストに待つ衝撃的な展開
オグデンは人間に戻るため仮面の男をさがすのですが、物語ラストで衝撃の事実を知ります。
その展開が僕的にはまさか過ぎて何とも衝撃です。わかる人にはわかるのかもしれませんが、僕は最後までまったくわかりませんでした。だからびっくり。
また、そこからある選択を迫られるのですがその選択も衝撃でした。一体どんな展開が待っていて、どんな選択を迫られるのか、そしてオグデンはどちらを選択するのか、それはぜひプレイして自分の目で確かめてみてください。
ちなみに全体的に暗い世界観ですが、孤児院にいる仲間たちは怪物になってしまった主人公にも優しく接してくれるので、そこが彼のせめてもの救いに感じます。素敵。
気になった点
一部操作に少し癖がある
基本的に操作はシンプルでとても操作しやすいゲームなのですが、唯一段差から下に降りる時の操作と酸を吐き出すスキルの操作が少し癖があって苦手でした。
メトロイドヴァニアでは段差から降りるときは基本下キー+ジャンプボタンですが、本作は下キーを2回で降りることができます。
ボタンを押さない分煩わしさがなくていいと思いきや、まれに反応しないこともあり逆に操作しづらかったです。
個人的にはいつも通りの操作で良かったなと思いましたが、人によっては好みの方もいるかもしれません。
また、酸を吐き出すスキルも下を押してしゃがんてからでないと吐き出すことができません。こちらもボタン一つで出せると良かったなと感じました。
物語に物足りなさを感じる
ラストに衝撃な展開が待っている本作ですが、ゲーム中あまり物語が語られることがなく、物足りなさを感じました。
せっかくラストに衝撃的で引き込まれる展開があるのだから、もっと物語を深堀しても良かったように思いました。
まとめ
- 主人公の動きが万能かつ操作しやすい
- 物語ラストに待つ衝撃的な展開
- 一部操作に少し癖がある
- 物語に物足りなさを感じる
物足りなさもある作品ですが、メトロイドヴァニアとしてはしっかり作られていて、難易度も簡単な方なのでプレイしやすい作品です。
ホロウナイトのような雰囲気が好きな方やシンプルなメトロイドヴァニアが好きな方にオススメの作品なので、気になった方はぜひプレイしてみてください。
という訳で今回はこの辺で。
また次回!