こんにちは、まよねーずです!
ディアブロⅣがリリースされましたね!僕の元にもようやく届いたので、昨夜から地獄に行っております。
一方、僕がパッケージ版を待っている間、デジタル版を購入し先行プレイをされている方の中にはすでにクリアされた方もいる模様。
皆さん、ちょっと早すぎやしませんか?僕なんてまだソフトが届いていないレベルですよ?すでにレベル100になってる人もいるらしいし、すごすぎます。
到底追いつけるとは思ってないので、僕はのんびりやっていこうと思います。ちなみに使っているキャラはローグです。
さて今回は、海外の人気CGアニメがベースのメトロイドヴァニア「RWBY アロウフェル(RWBY Arrowfell)」です。
Table of Contents
作品について
開発元 | Wayforward |
リリースプラットフォーム | Steam、PS5、PS4、Switch、Xbox Series X/S、Xbox one |
価格 | Steam:¥4,180 PS5、PS4:¥4,180 Switch:¥4,180 Xbox Series X/S、Xbox one:¥4,180 |
本作はシャンティシリーズやリバーシティガールズシリーズなど、様々なメトロイドヴァニアやアクションを開発したWayforwardが手がけた作品です。
アメリカのプロダクションであるルースター・ティースが制作したシーズン9まである長編WEBアニメ「RWBY(ルビー)」が原作のメトロイドヴァニアです。
2022年9月にSteamでリリースされましたが、おま国が働き国内ではアクセスできませんでした。
そこから時が経ち2023年5月25日に、リバーシティガールズでもお世話になっているであろうアークシステムワークスがパブリッシャーとなり、日本語版がリリースされました。
RWBYのゲーム、しかもメトロイドヴァニア!原作も好きな僕として購入しない訳にはいきません。PS4版かSwitch版か悩みに悩んだ末、Switch版を購入してプレイしました。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
雪に覆われた大地で繰り広げる新たな戦い
ビーコン・アカデミーの生徒であるルビー、ワイス、ブレイク、ヤン達チームRWBY(ルビー)は、最北の地アトラス・アカデミーに滞在しています。
今まではアカデミーの生徒でしたが、正式なハンターライセンスを授与されプロのハンターとなりました。
そんなチームRWBYは初任務として、人類の脅威となる獣グリムが目撃されたというマントルシティ北部の山頂へ調査に向かうと、案の定、山頂には多数のグリムが跋扈していました。
グリムを倒しながら山頂の奥へとたどり着いた一行は、謎の機械を発見します。4人が近づくとその機械は突如動き出します。4人は集まってきたグリムを退けながら機械を破壊しました。
機械を破壊した途端、集まっていたグリムたちがいなくなりました。この機械は一体何なのか、4人は地面に落ちていた機械の欠片を持ち帰ります。そしてマントルシティのピエトロに調べてもらうことに。
一体この機械は何なのか、調べていくうちに機械の謎やブラム・ソーンメインとの出会い、謎のチームBRIR(ブライア)との遭遇と、様々なことが起こります。さあ、チームRWBYたちの新たな任務は一体どうなっていくのでしょうか。
原作のサイドストーリー的位置づけのメトロイドヴァニア
本作はチームRWBYの4人を操作して様々なステージを探索していくメトロイドヴァニアです。原作のシーズン7を補完するサイドストーリーという位置付けのため、原作を見てからの方がよりストーリーを楽しめると思います。
キャラクターやステージは3Dで制作されていますが、ゲーム自体は横スクロールのメトロイド寄りのメトロイドヴァニアです。
基本のゲーム内容はステージを選択してステージ内を探索していくタイプです。メトロイドヴァニアのようにマップ表示がある訳ではないのですが、スキルを獲得するまで進めない場所があったり、何度もステージを行き来する点はメトロイドヴァニアです。
基本は町で情報を集めることでステージが解放され、ステージ内を探索していくことでゲーム進行に必要なアイテムやイベントが発生したりします。ストーリー進行はチャプターごとに分かれており、チャプターの最後にはボスとのバトルが発生します。
また、本作の特徴的な点はチームRWBYの4人を切り替えてステージを進めていく点ですが、こちら詳しくは良かった点でお伝えできればと思います。
強化要素はステージ内の宝箱や各街のアイテム屋から購入できるスキルポイントで、各キャラクターごとに4つのカテゴリにスキルポイントを割り振ることができます。
他にもメインクエスト以外の町で受けられるサイドクエストやストーリーに関係ないステージの探索なんかも楽しむことができます。
良かった点
原作ファンにはたまらない魅力的なキャラクターやストーリー
本作は原作ありきのゲームのため、やはり原作のファンにはたまらないつくりをしています。主人公となるチームRWBY(ルビー、ワイス、ブレイク、ヤン)のメンバーはもちろん、本作オリジナルのキャラクター達も登場します。
特に本作オリジナルのチームとして、チームBRIR(ブライア)が登場しています。ビアンカをリーダーとしてローン、アイビー、ルダの4人で構成された茨の名を持つ辺境の傭兵部隊です。
4人ともチームRWBYに負けず劣らず魅力的なキャラクターとなっておりいい感じ。なので4人が操作できるサイドストーリーなんかも欲しかったです。
また、チャプターの合間やチャプターラストのボス戦前と後などには原作スタッフ制作のイベントシーンを見ることができます。もちろん日本語吹き替えもあり、原作と同じ吹き替え声優さんたちがストーリーを盛り上げてくれる点も良かったです。
4人の特殊能力を使って進む探索要素
メトロイドヴァニアの中で大事なのはやはり探索要素です。最初は進めなかった場所が新しいスキルを獲得することで進めるようになり、徐々に探索範囲が広がっていく点はメトロイドヴァニアの醍醐味だと思っています。
本作ももちろんそういった要素が備わった作品ですが、他の作品とは違い4人それぞれにセンブランスという呼ばれる固有のスキルが割り当てられているため、4人を切り替えて進む必要があります。
例えばルビーであれば離れた場所に移動できるダッシュ、ワイスは氷の力で足場を作り高い場所や離れた場所に行くことができるなど、キャラクターそれぞれにスキルがあります。
ちなみに各スキルはゲーム開始時からすでに使用可能です。なら本作はメトロイドヴァニアではないんじゃないかと思ったそこのあなた、ちょっと待ってください。
確かに開始時から4人ともスキルを使えるのですが、ゲームを進めることで4人のスキルがパワーアップし、さらに探索範囲を広げることができるんです。新しいスキルを獲得するとかではないんですが、これも立派なメトロイドヴァニア要素だと思います。
キャラクターは瞬時に切り替え可能なので、ワイスのスキルで高い位置に足場を作ってから、ルビーのスキルで離れた場所にある足場へ渡るなど、キャラクターのスキルを組み合わせて進める点も良かったです。
気になった点
アクションが単調
原作は各々のキャラクターが変形可能な特殊武器を操り超人的な動きで立ち回るアクション満載の作品のため、ファンの方であれば原作のような爽快なアクションが楽しめると期待していたと思います。僕もそうです。
しかし本作は爽快なアクションは一切なく、非常に単調なアクションでした。強化要素もスキルポイントを各カテゴリに振り分けるだけなので強化する楽しみもなかったです。
せめてもっとアクションが楽しめるものだったら良かったのですが、非常に残念でした。
探索要素が薄い
また、探索要素も他の作品に比べると非常に薄いです。探索して獲得できるのはスキルポイントやクエストアイテムくらいで、スキルポイントに至っては探索するまでもなくあっさり獲得できてしまうことが多く、探索する楽しみがありませんでした。
素材は良いのにここまで内容の薄いゲームだったのは非常に残念です。人気メトロイドヴァニアシリーズを開発しているスタジオのものにしては非常に面白みのないつくりでした。
まとめ
人気WEBアニメが原作のメトロイドヴァニアでした。開発元が開発元だったので期待していたのですが、残念ながらただのキャラゲーとなってしまった印象です。
原作が良いだけにもっと様々な要素を盛り込んでしっかり作り込んで欲しかったです。このつくりで価格が他のおもしろいメトロイドヴァニア作品の倍くらいなのは納得できませんでした。
今回は厳しいレビューとなってしまいましたが、原作が好きな方でゲーム内容は二の次だと考えている方は一度プレイしてみると良いかと思います。
という訳で今回はこの辺で。
また次回!
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