【感想・レビュー】開発期間7年!!紆余曲折を経て開発された渾身の作品『Iconoclasts(アイコノクラスツ)』

こんにちは、まよねーずです!

いい加減髪が伸びすぎてヤバかったので散髪に行ってきました。自粛期間中は自分で切ったりしてたんですが、美容師さんのようにちゃんと切ることは皆無なので、ヤンキーの子供みたいに襟足だけどんどん伸びてしまっておりました。

今はバサっと切ったのでスッキリです。シャンプーも楽になったので良かった!

さて今回は『Iconoclasts(アイコノクラスツ)』を紹介します!

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Iconoclastsについて

開発Konjak(Joakim Sandberg)
リリースプラットフォームPS4、Steam、Switch、Vita
価格PS4:\2,200
Steam:\2,000
Switch:\2,200
Vita:\2,200

本作はインディー開発者 「Konjak」ことヨアキム・サンドバーグ氏が、長い年月をかけてたった一人で開発された意欲作です。2011年から開発がスタートし一度はそれ以上の開発を諦めてリリースしたもの、ファンからの反響もあり再度開発をスタート、そして2018年ついにリリースされました。

その期間なんと7年!このブログでも1人で長期間かけて開発された作品を紹介していますが、本作はそれ以上。まさに渾身の作品ですね。しかしその甲斐あってリリース後は高評価を獲得しています。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

無免許メカニックの少女がレンチ片手に大冒険!

本作の舞台は「アイボリー」という資源が生活の糧となっている惑星。マザーと呼ばれる女性を聖母と崇める組織「ワン・コンサーン」がアイボリーを独占し、支配しています。

メカニックの主人公ロビンはメカニックとして人々を助けたいと考えている少女です。しかしこの世界では、正規の資格がないとメカニックとして人助けをすることは禁忌とされており、彼女は罪人のレッテルを貼られ組織に狙われてしまいます。

そんな彼女がそれでも世界の未来を救いたいとレンチ片手に世界を旅する冒険物語です。

メトロイド寄りのストーリー重視タイプ

本作はレベルや装備といったRPG要素はないためメトロイドヴァニア寄りです。しかもメトロイドヴァニアには珍しくストーリー重視になっています。メトロイドヴァニアというとマップを探索して自由に動けるのが定番ですが、本作はストーリーによっていけるロケーションが変わるタイプです。

ストーリーの合間に自由に探索できたり、後半は色々なマップを探索できるんですが、基本はストーリーに沿って進んでいきます。ストーリー重視という点はメトロイドヴァニアには珍しいタイプですよね。

また、強化要素は付け替え可能なスキルを作成して装着するタイプです。マップ各所にある宝箱からスキル作成に必要なアイテムを獲得しマップ内の作業台で作成します。

良かった点

レンチアクションがおもしろい

主人公の武器は改造したスタンガンと大きなレンチです。ショットガンは敵に攻撃をするのがメインになりますが、大きなレンチは攻撃以外に様々なことに利用できます。

例えば大きなボルトがに閉じられた扉があるのですが、レンチを使ってボルトを回すことで、その扉を開くことができます。

また、物語が進むとレンチに特殊な機能が備わります。ボルトのついたレールを伝って移動をしたり、レンチを回転させ歯車を回したり、様々な用途に使える万能レンチです。

そんなレンチを使っての様々なアクションがおもしろかったです。

ギミックありのボスバトル

本作には巨大なメカがスーパーパワーを持った組織のメンバーなど様々なボスが登場します。そんなボスとのバトルは少しパズル要素があっておもしろかったです。

普通に攻撃しただけでは倒す事ができず、様々なギミックを駆使してボスと戦います。ある程度攻撃して敵の弱点を露出させるのはもちろん、飛び出したボルトを回したり、ゼルダのボス戦のような楽しいバトルです。

よくあるプレイヤースキルや装備レベルに委ねられるものではなく、倒し方さえわかれば誰でも無傷で倒す事ができる点も良かったです。

気になった点

強化要素が少ない

本作はストーリー重視のような所があるからなのか、強化要素が薄いです。武器が強化される事もなければ体力アップすらありません。

装備できるスキルのようなアイテムはあるんですが、それぐらいです。

もう少し強化要素があれば良かったなと思いました。

やり込み要素が薄い

上記にも当てはまるのですが、やり込み要素が薄いイメージです。スキルを習得できるアイテムを作れる素材を探索したりはできるんですが、本当にそれだけなのでかなり物足りなかったです。

まとめ

ここが良かった
  • レンチアクションがおもしろい
  • パズル要素ありのボスバトル
ここが気になった
  • 強化要素が少ない
  • やり込み要素が薄い

7年をかけて制作された開発者渾身の作品です。やり込み要素は薄いものの、しっかりと丁寧に作られています。手堅いメトロイドヴァニアがプレイしたいという方はぜひプレイしてみてぐださい。

では今回はこの辺で。
また次回!

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