【感想・レビュー】フロンティアハンター ~エルザの運命の輪~(Frontier Hunter: Erza’s Wheel of Fortune)

こんにちは、まよねーずです!

皆さま、明けましておめでとうございます!2023年始まりしたね!昨年は本ブログをご愛顧いただきありがとうございました!本年もどうぞよろしくお願いします!

さて、そんなこんなで早速ですが、新年一発目の記事はメトロイドヴァニア作品レビューです。

レビューする作品は、昨年12月にSteamにて早期アクセスが開始した「フロンティアハンター エルザと運命の輪」です。本作の公式様よりプレイする機会をいただいてのレビューとなります。

早期アクセス開始のタイミングで投稿したかったのですが、先方よりご連絡をいただいたタイミングで、あろうことか僕のPCが使えない状況になっていた、かつ諸々の事情もあり、結局今になってしまいました…。公式様、大変申し訳ございません!

という訳で、時間がかかってしまいましたが、進めていきたいと思います。まずレビューにあたっては以下の内容で進めていきます。

  • 現在も開発中のため、記事の内容との相違が発生する可能性があります。
  • 早期アクセスのため、クリアまでではなく途中までプレイしたレビューとなります。
  • 正式リリース後にクリアまでプレイして記事を更新するため、記事の内容に変更が発生します。

通常とは違い、早期アクセスのタイトルをレビューしているためあらかじめご了承ください。ではいきましょう。

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フロンティアハンターについて

開発元IceSitruuna
リリースプラットフォームSteam
※現在は早期アクセス中
価格Steam:¥2,300
※正式リリース後は価格が変更となる可能性あり

本作はIceSitruunaが開発中の作品です。実はシリーズ作品として開発されており、前作にあたる「タワーハンター エルザの試練」はdeadcellのようなローグライト作品だったのですが、本作からメトロイドヴァニアとなりました。

2022年12月中旬にSteamに早期アクセス作品として配信され、この度公式様よりご連絡をいただき、ゲームをプレイする機会をいただきました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

未知の大陸で繰り広げる大冒険

本作は飛空艇の発明により大陸と島々を自由に行き来できるようになった世界が舞台。前作で見事ハンターライセンスの資格を獲得したエルザは、帝国軍の精鋭として新大陸を探索する探検隊として飛空艇ストーム号に乗り込みます。

新大陸はリバースロックという壁を越えた先にある「グランドストーム」という自然現象に阻まれており、これを回避する方法はないため正面突破をすることとなります。

そしていよいよエルザ達はグランドストームに挑みます。グランドストームの中は強風と岩石群が飛びかう危険地帯。

飛空艇は岩石を避けつつ、時には船に搭載した「ディスラプター砲」の力を使い岩石を破壊しつつ進んでいきます。

そしてついにグランドストームを越えることに成功します。しかし喜びもつかの間、ストーム号はモンスターの襲撃を受けます。モンスターの数は多く、中には飛空艇の中にまで侵入してくるものも。

エルザは妹分のシアラと共に、飛空艇に侵入してきたモンスターを倒していきます。飛空艇のリアクタールームにいたモンスターの親玉を倒し事に解決かと思いきや、リアクターが爆発し、ストーム号は新大陸に墜落してしまいました。

墜落はしたものの乗組員は全員無事でした。しかし飛空艇はボロボロです。こうしてエルザ達は飛空艇近くにキャンプを作り、飛空艇の修理をしつつ新大陸を探索していきます。

前作をベースにメトロイドヴァニアとなった作品

本作は前作タワーハンターをベースに、探索要素を強化したメトロイドヴァニアです。レベルや豊富な装備などがあるため、ヴァニア寄りの作品になっています。

メトロイドヴァニアのため横スクロールではありますが、3Dで表現された世界を同じく3Dのキャラクターを操作して冒険します。

前作は操作可能なキャラクターがエルザ1人だったのに対し、本作ではエルザの他に2人操作可能なキャラクターがいます。

探索はエルザを含めた3人を切り替えて進めていきます。キャラクターは好きなタイミングで自由に切り替えで操作することができ、切り替え自体もスムーズです。

キャラクター自体も魅力的なキャラが多く、コミカルなやり取りが楽しめます。さらに本作はボイス付きのため、声優さんのボイスがより物語を盛り上げてくれます。

キャラクター以外にも様々な魔法やゲームを進めていくと獲得可能な武器スキル、装備の作成など様々な要素があります。

良かった点

特徴の違う3人のキャラクター

前述した通り、エルザを含めた3人のキャラクターで探索をしていくのですが、キャラクターそれぞれ特徴が違い、どのキャラクターも操作していて楽しいです。

まずエルザは近接タイプで、刀やレイピア、槍を装備できます。どの武器もとても使いやすくバランスが取れているため非常に使いやすいキャラクターです。

シアラは近接タイプのエルザと違い、重火器で遠くから敵をせん滅する遠距離タイプ。重火器はガトリング、ライフル、ミサイルランチャーの3つのカテゴリに分かれていて、自分好みに使い分けが可能です。

また、重火器以外にも多彩な足技で近接攻撃を行うことが可能です。重火器で遠距離から敵を攻撃しながら、近づいてきた敵に強烈な蹴りをお見舞いすることだってできます。

3人目のキャラクターであるニーアもエルザ同様近接タイプですが、エルザとはまた違い、手数の多い双剣で敵に連続攻撃を与えることができます。他にも鈎爪での格闘攻撃も可能で、こちらも手足を使った連続攻撃で敵を翻弄することができます。

どのキャラクターも個性があるため使っていて楽しいです。各武器は2つのボタンに対応しているため瞬時に切り替え可能で、武器と武器を組み合わせて攻撃するのもとても爽快です。

コアを使ったカスタマイズ要素

敵を倒すとまれに「コア」というアイテムを落とすのですが、コアを装備することでキャラクターのカスタマイズが可能になっています。

コアは装備可能な武器や防具、装飾品に装備することでステータス上昇や付加効果を与えてくれる便利なアイテムです。コアはブロックのような形をしており、キャラクターの装備しているものにはめ込むことでその効果を発揮します。

装備にはすべてコアをはめ込むことができる枠が設けられていて、枠の形と同じコアをはめ込むことができます。枠の空き状況によっては複数のコアをはめ込むこともでき、自分好みに組み合わせることが可能です。

また、装備によっては枠を拡張できるスペースもあり、素材を使って塞がれた枠を開放して拡張し、さらにコアを装備できるようにしていきます。

コアはボスからも獲得することができ、ボスから獲得したコアはステータス上昇だけでなく特殊効果もついているため重宝します。枠の状況次第になりますが、自分好みに付け替えることができる点は良かったです。

気になった点

必殺技が出しづらいかつ暴発する

装備している武器カテゴリにより必殺技を発動できるのですが、コマンド入力のためなかなか発動できない、かつ暴発もしやすくなっています。

格闘ゲームほど難しくはないため出せない訳ではないのですが、いちいちコマンド入力が必要なため、様々な方向から敵がまとめて襲ってくるゲームにはちょっと合わない感じがあります。

可能であれば技はボタンの組み合わせで発動できるようにして欲しかったです(RT+Xとか、RT+Yとか)。

ダッシュが敵をすり抜けないため立ち回りが面倒

途中段階なので今後どうなるかなのですが、ダッシュが敵をすり抜けないため、敵の攻撃を避けるのが非常に面倒です。

攻撃をされたしっかり敵のいない方向にダッシュで距離を取ったり、バックステップで後ろにさがるなどしないと被弾してしまいます。

敵をすり抜けることができれば後ろに回って攻撃するなどできるのですが、敵の背後に回るため一度ジャンプしてからダッシュで敵の頭上を越える必要があります。非常にやりづらいのでダッシュで敵をすり抜けられるようにして欲しいです。

進行不能のバグがある

3人目のニーアを仲間にしてからボスを倒し、壁蹴りのスキルを獲得したところでボス部屋から先に進むと読み込みが始まるのですが、その読み込みが中途半端に終了し、何故か前の画面(ボス部屋)に戻されます。

さらに部屋から出ようとキャラクターが画面端で走り続ける状態になり、こちらの操作を受け付けなくなってしまい、画面が切り替わらずずっとその様を見させられるという状態になりました。

何度やり直しても同じ現象が発生するため先に進むことができず、プレイ可能なところまでプレイすることができませんでした。

まだ早期アクセスのためバグが発生しているんじゃないかなと思います。この現象が他の方も出ているのかはわかりませんが、何度やり直しても同じ現象が起こるという事は僕と同じ現象に遭遇している方もいるんじゃないかと思います。

このままではゲームクリアすらまともにできないため、正式リリースの際は必ず修正して欲しいです。

まとめ

バグにより途中までとなってしまいましたが、現時点でのレビュー記事でした。やはり早期アクセスは何が起こるか分かりませんね。

まだまだ開発途中のためこの先どうなるかはわかりませんが、個人的にはおもしろい作品だと感じたため、正式リリースが楽しみです。もし気になった方はSteam版になりますが、プレイしてみてください。

正式リリース後に改めて記事の内容を更新しますので、正式なレビューをご希望の方はそれまでお待ちいただけたらと思います。

それでは今回はこの辺で。
また次回!

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