こんにちは、まよねーずです!
エルデンリング、エラい時間がかかりましたがようやくクリア…超直前までいきました!
「クリアじゃないんかい!」と言われそうなのですが、すでにラスボスは倒しており、後はラスボスのいた場所にあるものに触れればエンディングなんです。
じゃあなぜ触れないか?エンディングが終わると2周目に突入すると聞いたからです。
1周目でも個人的にはお腹いっぱいなんですが、2周目となるとキツいよなぁ、なんて思ってしまい、1周目ですべてのダンジョンとボスを回り尽くし、僕の狭間の地での冒険は終わりにしようと思っています。
でもエンディングが今すぐ見たい自分もいます。どうしようかなぁ。見たら2周目いっちゃうんだよなぁ…ここは誰かのクリア動画か!?(やめなさい!)
さて今回はPS初代でリリースされた名作RPGを生み出した開発者が贈る新作RPG!の、スピンオフ「百英雄伝ライジング(EIYUDEN CHRONICLE: RISING )」です。
Table of Contents
百英雄伝ライジングについて
開発 | ナツメアタリ |
リリースプラットフォーム | Steam、PS5、PS4、Switch、Xbox Series X/S、Xbox one |
価格 | Steam:¥1,580 PS5、PS4:¥1,650 Switch:¥1,650 Xbox Series X/S、Xbox one:¥1,650 |
本作はPS初代にリリースされたコナミの名作RPG「幻想水滸伝」を世に送り出した村山吉隆氏率いるRabbit & Bear Studiosが開発中のRPG「百英雄伝」のスピンオフとしてリリースされました。本作の開発はRabbit & Bear Studiosではなくナツメアタリです。
まさかのスピンオフが先にリリースという状況ですが、IGAこと五十嵐孝司氏の「Bloodstained」シリーズも、スピンオフである「Curse of the Moon」が先にリリースされたので、元コナミ出身のクリエイターさんはスピンオフを先に出しがち、ということにしちゃいましょう。
そんなこんなで本作は先日の2022年5月11日に様々なプラットフォームでリリースされました。
僕は当初PS4で購入しようと思ったのですが、くつろぎながら手元でプレイしたいという誘惑に負け、Switch版を購入しました。本編はPS版で購入します!
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
古代遺跡をめぐる3人の冒険活劇開幕!
本作の舞台は、古代遺跡が見つかったことで活気付いた街ニューネヴァー。
宝探しを生業とするスカベンジャー(ゴミ漁り)の少女CJは、一族の掟により巨大なレンズを求め、この街に辿り着きます。
街の町長代理であるイーシャから「街の人の依頼をこなしスタンプを稼げば遺跡での発掘許可を出す」と言われ、街の人の様々な依頼をこなします。
資材調達やお使い、人探しと何でもござれな依頼をこなしていくCJ。そんな彼女の周りには様々な人が集まってきます。
そしていつしか、ひょんなことから探索の仲間となる用心棒のガルーや、自らの目的のために同行を申し出たイーシャとともに、遺跡の謎や敵対勢力との戦い、そして自分達の目的に迫っていきます。
様々な依頼をこなしながら冒険していく2DアクションRPG
オリジナル版がRPGとして開発されているのに対し、本作のジャンルはアクションRPGとなっています。
美麗な3Dで作られた横スクロールマップをドット絵で作られたキャラクター達が動き回ります。
ゲーム内容はスピンオフながら骨太なアクションRPGとなっており、様々な要素で楽しませてくれます。
基本は街の依頼をこなしながら様々なマップを探索していき、最終的に遺跡の最奥を目指します。
街では依頼を受けたり、探索で獲得した素材を使用して武器や防具の強化、素材収集に使用する道具の強化など、様々なことが可能です。
街は依頼をこなすことで発展していくのですが、詳しくは良かった点でお話します。
アクションパートではマップを駆け巡り、敵とのバトルや素材の収集が楽しめます。
メトロイドヴァニアのようなスキルやアイテムがないと進めない要素もありますが、メトロイドヴァニアのようにマップを探索することで手に入る訳ではなく、武器や防具を強化することでスキルを獲得できます。
他にも様々な要素がこれでもかと盛り込まれており、しっかりと遊べるように作られていました。
良かった点
拠点の成長要素が楽しい
本作、というか幻想水滸伝シリーズでもおなじみの要素なのですが、拠点を成長させていく要素があります。
幻水シリーズの場合は108星と呼ばれる仲間を集めていくことで拠点が大きくなっていくシステムでしたが、本作は街の人の依頼をこなしスタンプを稼ぐことで大きくなっていきます。
この要素が本作ではとても重要で、様々な依頼をこなすことで装備強化に必要な武器屋や鍛冶屋、防具屋、アイテム購入に必要な道具屋など、様々な施設が増えていきます。
さらに依頼をこなすと施設でできることが増えたり、施設が増えることで拠点内の移動範囲が広がったりと、気分はまさに街おこし。ちょっとしたシムシティ。
自分が頑張った分だけ街が発展していくのは嬉しいです。ちゃんと見返りもあるためつい頑張ってしまいたくなるのも良かったです。
キャラを瞬時に切り替えるアクションが爽快
本作は3人のキャラを切り替えて進めていくタイプですが、他のアクションとは少し違っています。
キャラを切り替えるためのボタンがある訳ではなく、各ボタンにキャラが割り振られており、該当するボタンを押すことでキャラが切り替わる仕組みです。
この仕組みが画期的で、ボタンを押すだけですぐキャラが切り替わって攻撃をしてくれます。しかもそれだけじゃありません。
1人のキャラクターが攻撃を仕掛け、その攻撃終了後にタイミングよく他のキャラのボタンを押すと、次のキャラがそのまま攻撃を繋いでくれるコンボ攻撃「リンクアタック」を繰り出すことができます。
3人連続でつなぐことはもちろん、さらにつなぐこともできます。最初は2回までしか繋げず、街の発展により繋がる回数が増えていきます。さらにネタバレになりますが、あるアイテムを獲得すると永久に繋ぐことができるから驚きです。
正直な話、発表当時はそこまでバトルに期待はしていませんでしたが、いざやってみると非常に爽快で楽しかったです。操作も難しさはないため開発が目指した「アクションが苦手な人でも爽快感のあるバトルが楽しめる」という点はしっかり抑えられています。
ちょっと違うんですが、3人連携という点で幻水と同じコナミで僕が大好きな作品でもある「OZ -オズ-」をアクションゲームを彷彿とさせてくれたのも良かったです。OZおもしろかったなぁ…。
気になった点
おつかいクエストが多い
街の人の依頼をこなしてスタンプを稼ぎ街を発展させていくのはとてもおもしろいのですが、クエストがおつかいクエストが多いと感じました。
マップに行ってアイテムを取ってくる依頼はまだ良いのですが、街の中にいる人を探したり、話しかけたりした後に依頼主に報告するだけという、本当の意味でのお使いもありました。
スタンプがサクッと集まるというメリットはあるものの、あまりにおつかい過ぎてこれならない方が良かったんじゃ?というレベルでした。
キャラクターの動きがかたい
個人的な感覚レベルなのですが、キャラクターを切り替える時やアクションの時、ボタンを押してから一拍遅れているような動作になり、動きがかたいように感じました。
そのため敵に攻撃の先手を取られたり、ジャンプしようとした時ジャンプが遅れて落下してしまったりしました。
決してスムーズでない訳ではないんですが、もう少しスムーズにアクションができるようになっていれば良いなぁと思いました。
まとめ
- 拠点の成長要素が楽しい
- キャラを瞬時に切り替えてアクションが爽快
- おつかいクエストが多い
- キャラクターの動きがかたい
スピンオフとは思えないボリュームとクオリティを持った完成度の高いアクションRPGです。スピンオフでここまでのクオリティなら、RPGである本編も楽しいものになるんじゃないかと期待しちゃいますね。
本編が出るまでの間は本作をプレイして気持ちを盛り上げるのも良いのではないでしょうか。アクションRPG好きやメトロイドヴァニア好きの方、やっぱり本編がプレイしたいけど本作も気になるという方はぜひプレイしてみてください。
という訳で今回はこの辺で。
また次回!