【感想・レビュー】Castaway(キャストアウェイ)

こんにちは、まよねーずです!

聖剣伝説VOMを予約し現在リリースを待っている段階なのですが、そのタイミングで他にもプレイしたいゲームが続々とリリースされているようです。

特に「黒神話:悟空」がまさかこのタイミングでリリースだったとは…!そして気長に待っていたFF16のSteam版や、他にも色々あります。

そのためか、今になって「聖剣予約キャンセルしようかな…」という気持ちが沸々と沸き上がっていたりいなかったり。

聖剣もやりたい!他もやりたい!なんてわがまま状態。でももう予約しちゃったし、今回は聖剣を購入しようと思います(とか言いながらSteamを見ながら「ぐぬぬ…」しております)。

さて今回は2Dゼルダライクなアクションアドベンチャー「Castaway(キャストアウェイ)」です。

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作品について

開発元Canari Games
プラットフォームSteam、PS5、Switch、Xbox One、Xbox Series X|S
リリース価格Steam:¥920
PS5:¥990
Switch:¥920
Xbox One、Xbox Series X|S:¥920

本作はカナダ・モントリオールに拠点を置くインディースタジオCanari Gamesが手掛けた作品です。このスタジオの設立者の方は、『Shovel Knight Showdown』や『Rivals Of Aether』など多くのインディーゲームに携わった方のようです。

そんなスタジオの2作目となる本作は、古き良き2Dゼルダをインスパイアした作風のアクションアドベンチャーとして、8月17日にSteam版が先行してリリースされ、それから数日後の8月22日に家庭用機版がリリースされました。

どストライクなつくりの作品だったため、リリース日早々にSwitch版を購入してプレイしてみました。だってどう見ても「ゼルダの伝説 夢を見る島」に酷似しているんだもの…!

未知の島で奪われたアイテムや相棒を取り戻せ!

本作の舞台は宇宙の惑星にある未知の島。主人公マーティンは宇宙船で飛行をしていたところ、突如惑星から攻撃を受けます。

宇宙船は攻撃を避けることができず直撃し大破してしまいます。マーティンや乗組員達は急ぎ宇宙船を脱出。脱出ポッドで未知の島へと不時着します。

マーティンは島の浜辺で気を失っていました。意識を取り戻し浜辺の桟橋へ向かうと損傷した宇宙船が海に浮かんでいました。

小さい小島に彼の所持していたアイテムや相棒の犬が散り散りに。その周りを囲むように島の原生生物たちが陣取っています。

生物は突如鳴き声をあげると、アイテムと相棒の犬を掴みどこかへ飛んで行ってしまいました。マーティンの元には壊れた宇宙船と剣が残されているのみ。

マーティンは残された剣を握ると奪われたアイテムや相棒を取り戻すため島を探索します。果たして彼は無事にアイテムと相棒を取り戻すことができるのでしょうか。

シンプルな2Dゼルダライク系アクションアドベンチャー

本作は主人公マーティンを操作して島を探索しアイテムや相棒を取り戻す2Dアクションアドベンチャーです。

ゼルダライクな見た目でゼルダの伝説GB版のゼルダシリーズ、特に「ゼルダの伝説 夢を見る島」に似ています。浜辺に倒れてるところとか特に。

ゲームももちろんゼルダライク。未知の島を冒険してダンジョンを攻略してアイテムを獲得し、また次のダンジョンへと向かう流れもまさにゼルダライク。

既視感のあるデザインなこともあり、2Dゼルダシリーズをプレイしたことのある方なら、特に戸惑うことなくプレイできます。

ちなみに本作はタイムアタックモードや無敵モード、敵の出ない平和主義者モードなんかもあり、ちょっと変わった感じでプレイすることも可能です。

ゼルダライクなストーリーモード、ローグライクなサバイバルモード2種類のゲーム性が楽しめる

本作は島モードと塔モードという2種類のプレイモードがあります。基本は島モードプレイする形ですが、クリアすると塔モードをプレイすることができるようになります。

島モードはゼルダライクなアクションアドベンチャーだったのに対し、塔モードはローグライクとなります。

塔モードではフロアごとに出現する敵をすべて倒しながら進み、敵を全滅させると選択可能なアップグレードでキャラクターを強化しながら塔を登っていくモードとなります。

個人的にはゼルダライクが好きなので島モードが楽しくて好きですが、塔モードも島モードとは違った感じで楽しめるのでそれはそれで良かったです。

ゲームボリュームが非常に短く遊べる要素が少ない

2Dゼルダライクとしてはよくできている作品ではあるのですが、いかんせんゲームボリュームが短いのが残念でした。

島モードは1時間あればクリアできるボリュームでプレイしてからすぐ終わってしまう印象です。その後塔モードとなるのですが、特にボスがいたりする訳でもなく、ひたすら塔を登っていくだけ。

ゲーム内容が悪くないだけにもっと作り込んで欲しかったです。島モード、塔モードともに、おもしろくない訳ではないけど「いやー、おもしろかったー」とはなりませんでした。

島モードはもっとボリュームを、塔モードはボスを用意するなりしてもっと遊べる要素を増やして欲しいです。

まとめ

ここが良かった
  • ゼルダライクな島モード、ローグライクな塔モードの2種類のゲームが楽しめる
ここが気になった
  • ゲームボリュームが非常に短く遊べる要素が少ない

ローグライクも遊べるゼルダライクなアクションアドベンチャーでした。内容は悪くないのに非常にもったいない作品です。ボリュームを持たせたり遊べる要素を増やせばもっと良いゲームになったと思うと残念です。

ボリュームはかなり短めですが、ゼルダライクが好きな方はきっと楽しめると思うので、気になった方はプレイしてみてください。価格も安いので購入しやすいですよ。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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