【感想・レビュー】精霊機(スピリットマシン)フレイリート(Divine Dynamo Flamefrit)

こんにちは、まよねーずです!

ブログの記事用としてかなりの枚数のスクショを撮ったりするんですが、SwitchやPS4では撮影ボタンがあるんですが、Steamの時は頑張ってF12を押していました。

いい加減ゲーム機のように撮影したい!と思い、XBOXコントローラーを新調しまして、シェアボタンから撮影ができるようになりました。

ノートPCだったのでキーを押すのが余計大変だった訳ですが、今はもうボタンを押すだけで良くなったため、非常に快適です。

しかし、タイトルによってはなぜかXBOX Game Barが起動してしまうためちょっと困ります。起動しない設定にしてるのに何で?近いうちに何とかしたいです。

さて今回は90年代ロボットアニメを彷彿とさせるアクションゲーム「精霊機(スピリットマシン)フレイリート」です

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作品について

開発元インティ・クリエイツ
リリースプラットフォームSteam、PS5、PS4、Switch、Xbox Series X|S、Xbox One
価格
Steam:¥690
PS5、PS4:¥690
Switch:¥690
Xbox Series X|S、Xbox One:¥690

本作はメジャーとインディーを問わず様々なタイトルを手掛ける国内のゲーム開発会社インティ・クリエイツが手掛けた作品です。

本作は2024年4月1日のエイプリルフール企画として発表された作品ですが、企画が好評だったのか正式に制作されることになりました。

元々は他の作品のおまけとして、その作品に含まれるものでしたが、単体作品としてもSteam先行でリリースされ、1週遅れて家庭用機にもリリースされました。

90年代頃に人気のファンタジーロボットアニメを彷彿とさせる昔懐かしい雰囲気の作品、ドンピシャ世代としては楽しみにしていたため、switch版を購入してプレイしてみました。

懐かしいなぁ、ワタルとかヘポイとかリューナイトとか。あのデフォルメされたようなロボットが好きでした。

精霊機と共に悪と戦う異世界の勇者達の物語

本作の舞台は剣と魔法のファンタジー世界キラカディア。この世界は大昔、悪しき魔王により世界を脅威に晒されていました。

しかし精霊機(スピリットマシン)と呼ばれるロボットを操る精霊機士(スピリットマスター)という勇者達が魔王を倒し封印しました。しかし、その魔王の封印が今悪しきもの達に解かれようとしています。

現代の日本に住む中学生火野勇人(ひのゆうと)はある日、ひょんなことから精霊機のフレイリートによって精霊機士としてキラカディアに召喚されます。

フレイリートの話では勇人の他にも3人の精霊機士がいるとのこと。勇人はまず3人の仲間たちを探し冒険を開始します。

まずトレラータ城に囚われているという仲間を探す勇人。城内を進み牢獄のある部屋に到着すると、そこには勇人の幼なじみであるまほがいました。どうやらまほが3人の精霊機士の一人だったようです。

城を占拠していたボスを倒したのもつかの間、闇の精霊機士グラムとその精霊機シャドウニールの襲撃を受けますが、牢から解放されたまほと共に何とかグラムを退けます。

敵の精霊機士ということでグラムのことは気になりますが、まずは仲間を見つけることを先決し、勇人とまほは次の目的地へと向かいます。

精霊機士である彼らは魔王を倒し、キラカディアを救うことができるのでしょうか。ぶっちぎりな大冒険の始まりです(ゲームでは勇人がよく「ぶっちぎり」という言葉を使います)。

見下ろしアクションパートとロボットパートの2つが楽しめる2Dアクション

本作は勇人で冒険するアクションパートとフレイリートに乗って巨大ボスと戦うロボットバトルの2つのパートを楽しめるアクションゲームです。

美麗なドットグラフィックで、90年代のファンタジーロボットアニメをゲーム化したような雰囲気で展開されるため、何だか懐かしさを感じます。

ゲームは勇人を操作してマップを探索するアクションパートと、フレイリートを操作してボスと戦う主観視点のロボットバトルに分かれています。

アクションパートでは勇人を操作して見下ろしタイプのマップを探索していきます。ひたすらマップを探索するだけのオーソドックスなつくりで、行く手を阻む敵を倒しながら先へと進んで行きます。

攻撃ボタンと回避ボタンのみのシンプルなつくりで、攻撃は3回までコンボができ、体力下のゲージを消費しますがため攻撃も可能です。回避は敵の攻撃に合わせて回避をするとジャスト回避となり、強力なカウンター攻撃を決めることができます。

フレイリートパートでは、フレイリートの操縦席から敵を見るような主観視点で、ボスを相手に戦います。飛んでくる弾や近づいてきた敵の攻撃をガードしながら、炎弾や剣でダメージを与えていきます。

こちらからは近づくことができないため敵の攻撃を弾で破壊したり、剣で破壊したりしながら敵が目の前に来たタイミングで攻撃に合わせてガードすると、つばぜり合い状態になり、つばぜり合いに勝つと剣での連撃で大ダメージを与えることができます。

昔プレイしたSFCの「がんばれゴエモン」シリーズであった、ゴエモンインパクト戦のような懐かしいバトルはプレイしていて楽しかったです。

アクションパートやボスパートで仲間の力を借りて道を切り開く

本作は主人公の勇人以外に3人の仲間が加入します。特に操作できる訳ではないのですが、該当した仲間のボタンを押すと体力下のゲージを消費して魔法攻撃を発動してくれます。

かなり強力な攻撃ばかりで、勇人パートでは敵を一掃したい時、フレイリートパートでは敵にガッツリダメージを与えたい時に使用するのですが、勇人パートではマップを進むのに使用することもあります。

マグマ地帯で水の魔法攻撃を使ってマグマを冷やして道にしたり、剣で破壊しないと進めない岩ブロックまみれの場所を大地の魔法攻撃で一掃したりと、便利な機能です。

勇人自身もため攻撃は炎の魔法攻撃になるため、草を焼き払って草の中に入る敵にダメージを与えることができたりと、何かと便利に使用できるのが良かったです。

クリアまでの時間が短く、操作性も少し不便

本作は全体的には非常によくできているのですが、純粋なアクションゲームのため特にキャラクター強化要素などがなくただクリアするだけなのが物足りなかったです。

また、クリアまでの時間も3~5時間のため非常に短いため、せっかく世界観や雰囲気が良い作品(声優さんの声も使用されていたり)なのに、世界観の掘り下げやキャラクター達のバックボーン、深堀されないため物足りなかったです。

操作性も少し不便で、コンボをキャンセルして回避をすることができない、回避は一度使用すると一定時間使用できないのですが、その時間が長いなど、ちょっと不便なところがありました。

値段相応ではあったのですが、もっと価格を上げてもらっても良いので、ぜひ様々な要素をプラスした完全版的なものをリリースしてほしいです。

まとめ

ここが良かった
  • シンプルながら楽しい見下ろしタイプアクションパート
  • 90年代ファンタジーロボットアニメの雰囲気が感じられる世界観
  • 懐かしさを感じるボスバトル
ここが気になった
  • クリアまでの時間が短い
  • 操作性に不便なところがある
  • 世界観は良いのに全体的に深堀されていないため物足りない

非常に物足りなさが残る作品でしたが、世界観はゲームプレイは非常に楽しかったです。もっと作り込めば間違いなく傑作になっていたと思うので、ぜひ完全版的なものを作ってほしいです。

魔神英雄伝ワタルシリーズのようなロボットアニメが好きな方、アクションゲーム好きな方はきっと気に入ると思いますので、ぜひ一度プレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。
また次回!

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