こんにちは、まよねーずです!
いきなりですが9月ですね!なんやかんやであと3、4ヶ月もすれば2023年も終わってしまう訳ですが、2023年リリース予定の作品の動向が気になります。
インディー作品は基本長期間かかるのは当たり前ではあるんですが、出る出る言って何年も放置される作品も少なくありません。
開発者の皆さまにはご自分のペースで開発いただきたいなと思う反面、リリース日が発表されるとそこまで待っていられず、延期が発表されるとガッカリしてしまうのが情けないところです。
相手のどんな事情も受け入れ、余裕を持って構えていられる、そんな器の大きい男になりたいです(何か違う)。
さて今回はシンプルなソウルライク「ウォッチャークロニクル(Watcher Chronicles)」です。
Table of Contents
作品について
開発元 | Third Sphere Game Studios |
リリースプラットフォーム | Steam、PS5、PS4、Switch、iOS、Android |
価格 | Steam:¥2,050 PS5、PS4:¥2,640 Switch:¥2,050 iOS:無料(¥1,200) Android:無料(¥?) ※iOS、Androidはゲーム内購入(Android版の価格確認できず) |
本作はThird Sphere Game Studiosが手掛けたソウルライク作品です。2022年1月にSteamでリリースされました。
その後、3ヶ月後の2022年4月にSwitch版がリリースされ、それからさらに3ヶ月後の2022年7月にiOS、Android版がリリースされた模様です。PS4、5版は一番後発だったようで2022年9月リリースでした。
リリース当初から気になっていた作品ではあったものの、ずっと購入していませんでしたが、今回Switch版を購入したためようやくプレイしました。
ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?
狂気に支配されたウォッチャーの子孫を狩りその首を手に入れろ!
本作は特に説明がなく突如として始まります。主人公である戦士は謎の祭壇で目を覚まします。自分が一体どこにいるのかもわからぬまま、とりあえず祭壇から続く道を進んでいきます。
どうやらここは地下聖堂のようで、道中怪物どもに襲われながらも何とか進んでいき、無事地下から脱出します。聖堂から出ると港と呼ばれる場所にたどり着きます。
主人公は港にいたローブを着た存在から、ここは煉獄と呼ばれる場所で現世で死んだ魂が辿り着く場所だと聞きます。
ローブの存在の話では、かつてウォッチャーと呼ばれる存在がこの煉獄を地獄に変えようとし、ウォッチャーが消えた現在もその子孫達がこの煉獄を支配しようとしているとのこと。
子孫達はその力で港にある永遠への門を封印してしまい、誰1人抜け出せないようにしました。そして新たな地獄を生み出そうとしているようです。
ローブの存在は主人公に、門の封印を解くため4体のウォッチャーの子孫の首を持ってくるよう言います。果たして無事に4体を倒すことができるのでしょうか。
王道の2DソウルライクアクションRPG
本作は煉獄と呼ばれる世界を舞台に展開するソウルライクアクションRPGです。主人公の戦士を操作し煉獄の様々なロケーションを巡り悪魔やウォッチャーの子孫と対峙していきます。
イラスト調の見た目で、個人的にはコミカルな海外の漫画っぽい雰囲気を感じました。
ゲーム内容は王道のソウルライクで、スタミナ性、チャージ式の回復アイテム、経験値ロスト、そして高難易度など、まさにソウルライクです。
本作ならではといった特徴的な要素はなく、良くも悪くも王道の2Dソウルライクですが、クセがない分プレイしやすい作品ではないと思います。
また、回復ポイントから別の場所にファストトラベルをする際、エリアの推奨レベルを確認できるのはわかりやすくて良かったです。
良かった点
同ジャンルの中でもプレイしやすい手軽さ
ソウルライクというと、高難易度なこともあり何度もトライアンドエラーを繰り返しながら少しずつ進めていくイメージが個人的にあります。
そのためクリアまでに50〜100時間かかってしまうことがほとんどでしたが、しかし本作は同ジャンルの他作品と比べプレイしやすいと感じました。
確かに高難易度ではありますが、ダークソウルや仁王などといった他の作品ほど難易度は高いわけでなく、シンプルなつくりになっているため、サクサクと進んでいきます。
しかも回復アイテムはセーブポイントでチャージできる以外にも敵を倒すと頻繁に落としてくれるので、余程運が悪い時以外は回復アイテムが枯渇することはありません。
時間についても、すべて回った訳ではないですが、色々な場所を探索しながら進んでも20時間くらいでクリアできたので、全体的なボリュームもあるとは思いますが、比較的短い時間でクリアできます。
ソウルライクは何度も壁にぶつかり心を折られながらも、壁を乗り越え進むことができた時の達成感を味わうジャンルなので、そういう方には物足りない作品かもしれません。しかし「やってみたいけど難しいって聞くからやってない」という方への入門用としては良い作品じゃないかと個人的には感じました。
気になった点
敵の動きがいやらしい
ソウルライク入門用としては良いと感じる本作ですが、ザコ敵の中にいやらしい動きをする敵が多く、かなりストレスになります。
敵は大体こちらと同じようにガードをしたり回避をしたりするのですが、まず盾を持っている敵について、こちら側は盾で攻撃をガードするとスタミナゲージを削られますが、敵はスタミナの概念がないためいくらでもガード可能です。
さらに敵が頻繁に使用する後方へのバックステップ回避は、かなりの距離後方まで下がることができます(こちらはそこまでではありません)。
また、足場によく敵が配置されているため登ったところやジャンプしたところを攻撃され、そのまま落下死してしまったり、画面外から魔法や弓矢で攻撃してくるなど、いやらしい動きが多いと感じました。
まとめ
- 同ジャンルの中でもプレイしやすい手軽さ
- 敵の動きがいやらしい
良くも悪くもシンプルなソウルライクアクションRPGです。ソウルライクをよくプレイされる方には物足りないつくりかもしれませんが、ソウルライク初心者という方は「ソウルライクってこういうものなんだ」をなんとなーく感じることができると思うので、気になった方は一度プレイしてみてください。
という訳で今回はこの辺で。
また次回!