【感想・レビュー】The Knight Witch(ナイトウィッチ)

こんにちは、まよねーずです!

この時期になると毎年のように言ってますが、今年もあと1か月を切りましたね。

いつも通り年末年始は千葉の実家に帰省する訳ですが、今回「カニを買ってきて欲しい」というデカいミッションを言い渡されています。

北海道から関東だと送料だけでも1000円くらいかかるため、僕と一緒に飛行機に載せてしまった方が得だと思います。

ただ、家族全員分購入するとなるとかなりの大荷物になる訳で、それを遠路はるばる北海道から千葉まで運ぶのは正直めんどくさい。

てか、保安検査場通れないし、結局は荷物預けるのにお金がかかるならお歳暮として向こうで買ってもらった方が得では…?

とりあえず、カニとの旅はできそうにないと思いました、まる。

さて今回はなかなかお目にかかれないシューティングなメトロイドヴァニア「The Knight Witch(ナイトウィッチ)」です。

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The Knight Witch(ナイトウィッチ)について

開発元Super Awesome Hyper Dimensional Mega Team
リリースプラットフォームSteam、PS5、PS4、Switch、Xbox Series X/S、Xbox one
価格Steam:¥2,050
PS5、PS4:¥2,050
Switch:¥2,050
Xbox Series X/S、Xbox one:¥2,050

本作はSuper Awesome Hyper Dimensional Mega Teamという長い名前のスタジオが手がけた作品です。

ありそうでなかなかない、シューティングとメトロイドヴァニアをミックスした斬新な作品です。

海洋探索ではありますが、シューティングのように縦横無尽に自機を操作できる「Song of the Deep(日本語はありません)」というメトロイドヴァニアに似ている作品かなと思います。

そんな本作は2022年11月にリリースされたばかりの新しい作品。僕は今回Switch版を購入してプレイしてみました。

ストーリー、ゲーム内容はどんな感じ?

人々の希望を力に変えて1人の新しきナイトウィッチが飛び立つ

本作の舞台となる世界は、科学と進歩を信奉するダイガダイ家によって反映し、人々は豊かな生活を送っていましたが、それは世界と一部の生態系に大きな傷を負わせるものでした。

そんなダイガダイ家のやり方に異を唱えたガイアの子と呼ばれる反勢力は、星を守るためダイガダイ家に戦いを挑みます。しかしロクな訓練も武器もない彼らでは到底歯が立ちませんでした。

そんな中ナイトウィッチと呼ばれる魔女たちが現れ事態は好転、人々からの感謝や信頼を得ることで力を増すリンクという力を持った魔女たちは、見事ダイガダイ家を撃ち倒し戦争を終わらせました。

ただ世界は、空が割れあらゆる生命が死に絶えた死の惑星へとなり果てます。誰もが滅びを待つかに思えましたが、地下に古の巨人族が作ったとされる大きな都市「ダンジョニダス」を見つけます。そして人々は地上を離れ、このダンジョニダスで生活を送ることとなりました。

そんなダンジョニダスで暮らす主人公のレインは、ナイトウィッチになれなかったものの、夫のアカイと共に平和に暮らしていました。

しかし、突如ダンジョニダスがゴーレムの襲撃を受けます。レインはナイトウィッチの力でなんとかゴーレムを撃退しながら、夫のアカイを探しつつ避難場所の浮遊城を目指します。

道中謎の集団に襲われながらも夫のアカイを救出し浮遊城へとたどり着いたレインは、今回の襲撃はダイガダイ家の子孫が起こしたものだと知ります。レインは戦力増強のためナイトウィッチになるよう言われます。

こうして正式にナイトウィッチとなったレインは、ダイガダイ家の野望を打ち砕くために様々な任務をこなしていきます。しかしそこには様々な人の思惑が…。果たしてレインはこの先ナイトウィッチとしてどうなっていくのでしょうか。

シューティング+メトロイドヴァニア

本作は前述した通り、シューティングとメトロイドヴァニアがミックスされた作品です。主人公レインを操作して、広大なダンジョニダスのマップを探索していきます。

マップはいくつかのエリアに分かれており、拠点である浮遊城から各エリアに向かう形です。最初からすべてのエリアを探索できる訳ではなく、エリアをクリアすると次のエリアが解放されるようになっています。

基本はシューティングのため縦横無尽に探索ができ、メトロイドヴァニアの要素がうまく噛み合うのか気になっていたんですが、ちゃんとアクションスキルを獲得することで探索範囲が広がる点があり、ちゃんとメトロイドヴァニアでした。

敵とのバトルはイメージしていたよりもシューティング要素が強く、弾幕の嵐を掻い潜りながら敵にショットを発射して戦う様はまさ王道の弾幕シューティングです。

基本ショットは威力は下がるものの敵に照準を合わせてくれる自動エイムと、右スティックで操作が必要なものの威力が上がる手動エイムモードを切り替えることが可能です。

基本ショットとは別にスペルカードもあるのですが、これが本作の特徴になるため詳しくは良かった点でお話します。また、人々に「ありがとう」と言われることで経験値が獲得でき、一定量に達するとレベルがあがります。こちらも詳しくは良かった点で解説します。

ちなみにレベルアップ要素があるためヴァニア寄りになりそうですが、細かいステータスアップがなく、進め方によりレベルがあまり上がらなかったり、下がることもあるかもしれないため、メトロイド寄りにしています。

良かった点

デッキのようにセットできる豊富なスペルカード

本作の特徴的な要素としてスペルカードがあります。画面右下のマナを消費することで様々な効果を持つスペルカードを使用できます。

スペルカードはデッキのようになっており、装備しているカードからランダムで選ばれた3枚が手札として使用できるようになっています。3枚使用すると手札が変わりまたランダムで3枚が手札として使用できます。

スペルカードは強力なものほどマナの使用量が高く、始めのうちは少ない消費量のカードしか使用できませんが、探索中に体力またはマナの上限をアップさせる実を獲得することで最大値を増やし、強いカードを使用できるようになります。

効果は様々なものがあり、基本ショットをマシンガンやショットガンに変化させたり、自分の周りを回転する巨大な剣を召喚したり、敵の攻撃を防ぐ盾を召喚したりなど豊富です。

セーブポイントから訓練場に入ることでスペルの効果を試すことができるので、自分にあったデッキを考えることもできる点はよかったです。

人々の感謝を力に変えろ!斬新なレベルアップ要素

本作は経験値をためることでレインをレベルアップさせることができます。しかし、ただのレベルアップシステムではなく、ストーリーに絡んだものになっています。

レインたちナイトウィッチは人々と心をリンクさせることができ、人々の感謝や信頼が強ければ強いほど強くなるという特性を持っています。ゲーム内にもステージクリアごとに、人々の感謝や信頼を得るための演説を行う場面が何度かあります。

演説シーンではステージ内で発生したイベントについて「ちゃんとした報告をするか、もしくは嘘の報告をするか」を選択するのですが、選択肢によって得られる経験値が変わるため、経験値を大量に獲得する選択や経験値がそこまで獲得できない選択もあります。

人々を安心させるような選択をした場合は多くの経験値が入りますが、経験値を得るためにあまり嘘の内容を並べると信用を失ったり…なんてこともあるかもしれません。そこが普通のレベルアップとは違い斬新でした。

ちなみにレベルアップ時はショットのダメージや連射速度などを上げる「肉体(ナイト)」と、スペルのダメージアップやマナのドロップ率をアップなどを上げる「精神(ウィッチ)」を選択できる点もよかったです。

気になった点

シューティング要素が強すぎるため難易度が高い

移動もバトルもシューティングである本作は、純粋なメトロイドヴァニアをプレイしたいという方にはオススメできません。

大量の弾幕を掻い潜りながら敵やボスを倒さなければいけないバトルが、普段あまりシューティングをプレイしない身からすると難易度が高いと感じます。また、敵の弾が背景に同化して見えない点なども難易度を上げる要因になっています。

せっかくシューティングを楽しみながらメトロイドヴァニアも楽しめる作品なので、もう少しプレイしやすい難易度に調整して、マップ内を楽しく探索できるにして欲しかったです。

まとめ

ここが良かった
  • デッキのようにセットできる豊富なスペルカード
  • 人々の感謝を力に変えろ!斬新なレベルアップ要素
ここが気になった
  • シューティング要素が強すぎるため難易度が高い

シューティングとしての要素が強いため初心者には優しくない難易度ですが、シューティングとメトロイドヴァニア二つの要素が楽しめる作品です。

シューティングが好きな方、シューティングとメトロイドヴァニアどちらも好きな方には絶対オススメなので、気になった方は一度プレイしてみてください。

という訳で今回はこの辺で。メトロイドヴァニア記事100本まであと2本!
また次回!

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